🐡淡水フグQ&A - 淡水フグに関するご質問お答えします! -

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Last Modified: 2024/11/06(Wed) 09:01:07 RSS Feed

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2023年03月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

Q&A0136:バイレイ産卵後の対処法

No. 136 , バイレイ,繁殖 , by 管理者 Icon of sprite
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(Pao baileyi)

Q:
Hello, I hope the day is beautiful in Japan. I hope this letter does not inconvenience you.

I have been working on breeding my Pao Baileyi. Less then a week after introducing them into a breeding tank, they spawned. However, the eggs are getting scattered around as they did not stay in the cave. Should I put them in an egg tumbler to incubate? Or should I keep them with the male until they are about to hatch?


【訳】
私は、パオバイレイの繁殖に取り組んでいます。飼育水槽に導入して1週間も経たないうちに、産卵しました。しかし、卵が巣穴にとどまらなかったため、あちこちに散らばってきています。エッグタンブラーに入れて孵化させたほうがいいのでしょうか?それとも、孵化寸前までオスと一緒にしておいた方がいいのでしょうか?


A:
The hatching rate will be higher if the male puffer fish parents are responsible for hatching the eggs rather than humans.
However, spilled eggs will be collected in an egg tumbler or similar device to attempt artificial hatching.
When the eggs have developed to the point where the eyeballs can be seen, the male should be released from the eggs and aeration should be performed near the eggs to ensure that they hatch.
Hatching will vary depending on the water temperature, but should take about 10 days.

【訳】
孵化は人間が行うよりフグのオス親に任せたほうが孵化率は上がります。
ただし、こぼれ出した卵はエッグタンブラーなどに回収して人工孵化を試みます。
卵の発生が進み目玉が見える程度に発達したら、オスを卵から離し、卵の近くでエアレーションを行い確実に孵化させます。
孵化は水温によって異なりますが、10日程度で孵化します。

〔 1283文字 〕 編集

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Q:
レッドテールアカメフグをペアでお迎えする事になったのですが、管理方法や飼育における注意点などあればおしえていただけませんか?

A:
レッドテールアカメフグは比較的温和な淡水フグで同種同士の混泳や他種との混泳も容易な場合が多いです。
弱酸性から弱アルカリ性域に生息しておりどの水質にも適応しますが、弱アルカリ性に多く生息していますので中性付近の水質を維持します。
日本の夏場の高水温にも比較的強く、30℃を越さなければ大丈夫です。
隠れ場所を好むので流木に定着したミクロソリウムを入れておけば喜びますし、運がよければミクロソリウムの伸びた根に産卵する事もあります。
水槽は2匹だけなら40㎝水槽(L水槽)で十分です。

飼育例
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ミクロソリウムの根に産み付けられた卵
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〔 364文字 〕 編集

Q&A0134:ムブの口中にできた腫瘍

No. 134 , ムブ,病気 , by 管理者 Icon of sprite
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Q:
2020年11月に約10センチで購入
PH 7.2
2000×900×600水槽
27℃(購入時から変わらず)週一もしくは2週間に1度
オーバーフロー(900×600×500)
コリドラス6 ドワーフレインボー6 インペリアルプレコ8 フライングフォックス3 ブルータイガーパロット5 セベラム1

変化としては約半年前にドワーフレインボーを30匹購入したのですが1ヶ月程飼育したのですが徐々に亡くなっていき現在は6匹です。
ドワーフとセベラムがポップアイや尾腐れ病的になりドワーフだけが亡くなった感じです。
その時にムブも少し1センチぐらい尾腐れっぽくなったのですが完治しました。
薬等は仕様していません。
問題のムブですが現在約50センチぐらいでドワーフを入れる前は口の中に腫瘍?みたいなのはなかったと思います。
餌はさきひかり増体L沈下を朝晩20粒やボトムズ10粒ほどと冷凍むきアサリを2日に1回12個与えいます。
餌は今もよく食べて寄って来ます。
日光に当たる所でよく寝るので歯にコケっぽいのがついていますが昔からです。
ウミが溜まっているのかと思い少し切除したのですがウミではなく固形でした。
腫瘍みたいなのが段々大きくなり歯の片方が抜けました。
思い当たるのはドワーフがなんらかの病気の持ち込みかと思いましたが全く分かりません。
今まで混泳魚を食べた事はないと思います。
大事に育てているのでなんとかしてやりたいです。
お忙しいとは思いますがよろしくお願い致します。
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A:
治療に関しましては、やはり腫瘍の切除しかないようです。これくらいのサイズのフグになりますと、麻酔をかけて口の中の腫瘍を切除、殺菌。また口中全体に感染が広がっているため、抗生物質を投与しての治療になると思います。
麻酔や抗生物質を使った治療は個人レベルではほぼ不可能ですので、アロワナ等の大型魚類の手術・治療の経験のあるアクアショップ、または動物病院などの施設を探すしか方法がないと思います。お力になれず申し訳ありません。
少しでもムブに負担をかけない飼育環境としましては、ムブはpH8.0前後を好みますのでpH7.2では少し低いようです。また水温も出来れば26℃を越えないよう(理想水温24℃)冬場は24℃くらい、夏場は26℃くらいで管理し、できるだけストレスを軽減してみられることをお勧めします。

〔 1022文字 〕 編集

Q&A0133:バイレイの雌雄判別

No. 133 , バイレイ,雌雄判別 , by 管理者 Icon of sprite
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(Pao baileyi)

Q:
バイレイの雌雄についての質問です。
このサイズでの雌雄判別は困難なのでしょうか。
Q&Aも拝見させて頂きましたが、お腹に模様がある個体が♂という事ですが、今回の個体にはお腹に模様があるように見えました。この段階で♂と断定するのは時期尚早なのでしょうか。
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A:
写真の個体を見る限りオスだと思われますが、実はメスにもこの模様は環境や気分によって現れることもあります。
メスだと繁殖期を迎えるとお腹の色が山吹色がかった黄色一色になるからです。確かにこの段階で♂と判断するには早すぎるかもしれませんが・・・。
あとオスの特徴としてはすごく小さな赤いスポットが背中に表れます。これはメスには確認出来ない模様です。
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バイレイのオスにしかないスポットです。縁が白く黒の中心は赤(朱色)です。この模様も気分や環境で見えるときと見えないときがあります。
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Q2:
アダルトになると確実に見た目でわかりますでしょうか。
おそらく貴センターにて繁殖されたと思われる2年物のバイレイなのですが、♂として購入しましたがこれは♀っぽいかなと思っております。
重ねてのご質問で大変恐縮ですが、ご確認よろしくお願い致します。
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A2:
ぱっと見たところはメスっぽいですね。ただ、照明や気分や環境で模様は変わりますので、このお写真だけではメスだという断定は難しいですね。
こちらの写真の個体はメス(確定済)になります。このような鮮やかな黄色い模様一色になるとメスだと断定しやすいです。
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〔 778文字 〕 編集

2023年02月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

Q&A0132:ショウテデニィ成魚(5cm以上)の餌の量

No. 132 , , by 管理者 Icon of sprite
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Q:
幼魚の時には食べたいだけ与えるとの事でしたが
ショウテデニィ成魚(5cm以上)に与える餌の量を教えて下さい。

A:
5㎝を越えたショウテデニィの適切な一日分の餌の量は大体これだけ。これ以上の餌を与えている人は与え過ぎかもしれませんね。
アカムシ3-4本、おとひめS2が20粒前後となります。
それ以上与えると肝臓に油が溜まり過ぎて肝肥大になり上手く泳いだり寝たりする事が困難になります。
それでも太り過ぎたと思う場合は、1日置きなど、餌を抜く日を作ってあげて下さい。
逆に痩せているなと思ったときには餌の量を増やしてあげて下さい。
この辺は臨機応変です。

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〔 315文字 〕 編集

Q&A0131:ファハカの餌の量の切り替え時期

No. 131 , ファハカ,幼魚 , by 管理者 Icon of sprite
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Q:
ファハカのことについて、アドバイスをいただきたい事がございます。
フグは小さい時はお腹いっぱい食べさせていいとおっしゃっていますよね。
その教えを参考によく食べた我が子は、うちに来て4か月足らずで15cm程度にまでなってくれました。

そこで。
現在の大きさを小さい、と、捉えてもいいのですか?
だいたいどのくらいの大きさまで、小さい時としてお腹いっぱい食べさせてあげていいのでしょうか。
そろそろ、量は調整すべきでしょうか。
写真を添付いたします。
よろしければ、アドバイスいただけると幸いです。 
よろしくお願いします。
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A:
ファハカは40㎝近くまで成長する淡水フグですので、15㎝ですとまだ半分にも達していませんので小さいぐらいです。たくさん食べさせてあげてください。
(ただし、オスのファハカは20㎝程度で成長が止まってしまう場合がありますので、オスの場合はセーブが必要な場合があります)
これからは大きさに合わせて水槽を大きくしてあげ、運動量を上げることが大切です。
理想の水槽サイズは、体長の1.5-2倍の奥行きが欲しいところ、横幅は3-4倍くらいが望ましいですね。
体長が大きくなるにつれ力も強くなりガラス水槽を体当たりで割ってしまう場合がありますので、できればアクリル水槽にされることが理想的です。
また、飛び出し事故が増えますのでその対策も必要です。
さらにやや強めの水中ポンプで水流を作る事も大切です。ただ、夜間は水中ポンプを止めるか、岩場を作って水流の淀み(寝る場所)を作ってあげたほうがいいでしょう。

〔 692文字 〕 編集

Q&A0130:バイレイ幼魚の拒食

No. 130 , バイレイ,拒食 , by 管理者 Icon of sprite
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Q:
先日、2月16日(木)に到着致しましたベビーバイレイが我が家に到着後、
水合わせしたのち、翌日、カーニバルをプラスチック製のピンセットで与えたところ、食べず、カーニバルだけ落として与えたのですが、1口齧る程度しか食べませんでした。
その次の日から全く齧る事もなく、現在に至っております。

サテライト飼育をしておりますが、遮るものはなく、大きな水槽には大人バイレイがいるので怯えているのでしょうか?

ご示唆頂けたら幸いです。

水温 25度
PH 8
NO2 濃度0
NO3 濃度0
珊瑚砂が入っております。
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A:
教えていただいた飼育環境で問題はないように思われます。やはり仰られていますように、何かに怯えている可能性がありますね。
後ろの大きな影に怯えて拒食する例は過去にありました。サテライトの後ろに厚紙を挟みサテライトからは大きな魚を見えないようにし、怯えさせなくして環境に慣れさせることで改善されたようですので、なかなか有効な方法だと思います。
それでも食べないときには、空腹時の一番最初にカーニバルを与え、しばらくして食べなければバイブラバイツ、それでも食べなかった場合は冷凍アカムシといった具合に品を変えて与えます。
調子が良くなればまたカーニバルに餌付いてくれると思います。

〔 575文字 〕 編集

2023年01月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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Q:
初めまして。
レッドテールアカメフグの皮膚について何かアドバイスいただけましたらと思いご連絡いたしました。
レッドテールアカメフグの皮膚に丸い変色した部分が何箇所かあります。
どこかにこすったのかわかりませんが、きれいに丸になっているので不思議に思っています。
このまま放置して良いものなのかなにかの病気なのか、アドバイスいただけましたら幸いです。

1.飼育期間 2ヶ月
2.病気の症状(外傷がある場合は出来るだけ鮮明な患部の写真)
体の両サイドに丸い斑点。写真は取ってあります。
3.pH、アンモニア、硝酸、亜硝酸の値 測定器がないので不明です。
4.水槽の大きさ 30cmキューブ
5.水温、水換えの頻度と量 26度、1〜2周間に一回1/3
6.使っている濾過器の種類 エーハイム2213
7.混泳魚の有無(種類と数) アベニー5匹、バンブルビーゴビー5匹 
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A:

皮膚に丸い噛まれたような跡が出来る現象ですが、淡水、海水など関係なく多くの種類のフグで確認されている事ですのでご安心ください。
ただ、何が原因で出来るのかは不明です。模様はそのうち消えると思います。
単独飼育していても出来る模様ですので、喧嘩の噛み傷が原因ではありません。

同じようなご質問が以前バイレイでも届いておりましたが、こちらも同様の現象ではないかと思われます。良かったらご参照下さい。
【関連リンク】
Q&A0076:バイレイ幼魚に噛まれたような黒い丸い傷0078

〔 662文字 〕 編集

Q&A0128:バイレイ幼魚の餌の量

No. 128 , ,バイレイ,幼魚 , by 管理者 Icon of sprite
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Q:
12月にパオ・バイレイの幼魚を購入した者です。
購入からそろそろ一か月、ここまでにバイレイの幼魚を飼育してきて曖昧になってきた部分があるので何点か確認したいことがあります。

京都淡水フグ研究所さんのTwitterの方も拝見させて頂いておりますが、幼魚のうちは餌をガンガン与えた方がイイという情報がありまして今の体のサイズだと(購入当初よりは多少横が拡張してきた感じです)ガンガン与えたら、負荷が半端ない気がするのですが、その辺が混乱してきました。あと2週間前からカーニバルも与えるようにしましたが、見かけたら追いかけてくるぐらいには食べてくれるようになりました。

一日2回、1回目は赤虫3本、2回目は、赤虫3本コースかカーニバルコースという構成にしており、カーニバルに関しては現在は1本を1/3カットしたものをピンセットで摘まんで、5回ほど齧ってくれたらそれで引き上げて餌を捨てるという調整でやっております。サテライト期に上記の餌の調整は、最初に挙げたTwitterの情報を踏まえるとまだ少ないでしょうか。
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A:
お写真を拝見させていただきましたが、中肉中背といった感じですのでまだまだ大丈夫だと思います。与えただけ無制限に食べるということはありませんので、成長期はどんどん食べさせてあげて下さい。お腹が膨れると食べなくなります。食事制限は、体長10㎝を越えた頃くらいからで良いと思います。フグは幼魚期に食事制限をすると大きく成長出来ないという弊害がありますのでご注意ください。

〔 668文字 〕 編集

Q&A0127:パオ・バイレイ繁殖のコツ

No. 127 , バイレイ,繁殖 , by 管理者 Icon of sprite
(Pao baileyi)
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Q:
バイレイを繁殖させてみたいのですが、やはり特殊な飼育方法でないと繁殖は不可能なのでしょうか?コツなどあれば教えて頂きたいです。
よろしくお願いします。

A:
特別なことはなく、通常の飼育方法で大丈夫です。
ただし現地の水質に合わせ、pH8.0以上が望ましいです。
オス・メスが確定しているペア(にしたい個体たち)を同水槽に入れて互いの姿が見えるようにセパレータで仕切って飼育すると良いと思います。
それぞれのスペースに十分な広さがあるドーム状の隠れ家を入れておいてあげてください。
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お見合い状態にしておくことで互いを見慣れますし、また繁殖期になるとそわそわいつもと違った行動をしだしますのでわかりやすいのです。
繁殖期は9月から始まり2月頃まで続きます。
メスが抱卵していて互いに繁殖したそうな行動が見られた時だけ、セパレータを外してあげます。
繁殖行動中は体の色がオスメス共に白くなります。
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ただし万一相性が悪かったりすると大けがをする喧嘩に発展してしまうリスクもありますので、セパレータを外す時はそっと見守ってあげます。もし噛みついたり喧嘩が見られた時はまたセパレータを戻してあげてください。相性の良いオスメスの場合は、間もなく産卵が始まります。

産卵後はオスが卵を守ります。場合によってはメスを敵とみなして攻撃することもありますので、産卵が終わったらメスは元のスペースに戻して再びセパレータで仕切ります。
まずは相性の良いペアを入手することが第一の関門ですね。

バイレイ雌雄の見分け方0079はこちらをご参考下さい。

産まれてしまってからは稚魚のサイズも大き目(最初からブラインシュリンプを食べられます)ですので、他のフグよりは育成難易度は高くないと思います。

〔 781文字 〕 編集

20210729204001-sprite.jpg

Q:
いつもお世話になっております。お正月に、水槽を綺麗にしてあげたくて砂を、全てソイルと砂だけのものから、ADAの砂がいいと聞き変えました。水草も新しいものをいくらか入れてあげ、清掃後は、元気でいつも通りでしたがこの、2日間全くショーテデニー五匹とも、なにも食べません。一匹は、黒済みずっと過呼吸です。温度は、常に26度前後です。
餌は、アカムシと、オトヒメ以外あげてなく、保存容器に入れて、防腐剤入れてます。ものすごく大切にしているので、悲しすぎてどうしたらいいのか分からず…お忙しいところ申し訳ないです。

水質検査
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変更後のレイアウト
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以前のレイアウト
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(追加情報)
水槽を全てレイアウト変えて、水を変えた日は元気でしたがフィルター交換をしたので、2日後に同日ではダメなのでバクテリアが育てきれてなかったのかと思います。
砂も変え後日フィルター交換したので、正直、何もしなければよかったです。

A:
水槽の急激・大幅な環境変化によるものと思われます。
特にろ過材を水道水で洗う事によりバクテリアはかなりのダメージを受けたと思います。
水質が安定するまでは水質検査を欠かさず、水質が悪くなった時には1/3くらいの水換えをお勧めします。

ろ過材を洗う際は必ず水槽の水で洗い、バクテリアへのダメージを抑えます。
特に冬場など寒い時期には、ろ過材を外気にさらすと冷えてしまってそれだけでもダメージとなるため注意が必要です。

環境変化は一気に全部行わず、フグの調子を伺いながら日数をかけて少しずつ行うようにすると良いでしょう。
あとpHがやや低すぎますので、サンゴ片などを入れて6.5-7.5の範囲で安定するよう調節します。
呼吸が早い場合は、弱っている個体の泳ぎの負担にならないくらいのエアレーションをすることをお勧めします。
今はフグの様子を伺いながら水質をチェックして、あまり水槽をいじらない様にして安静に見守ってあげてください。

〔 855文字 〕 編集

2022年12月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

Q&A0125:テトラオドンムブの尾腐れ病

No. 125 , ムブ,病気 , by 管理者 Icon of sprite
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Q:
飼育期間 9ヶ月
PH6.4~6.6
水換え頻度 週3回ほど(薬浴中は、様子を見ながら、ガラスが汚れてきたら1/3から50%水換え。一日置きくらい)

水温 27.3~27.8
水槽サイズ 45×30×45
エアレ 投げ込み式と外掛けフィルター
魚病薬 グリーンfゴールド粒状 規定量の3分の1ほど

10月に、少し尾鰭が0.5cmほど減っている部分がありましたが、
病気と思わず放置し、他の白点病治療などを行い、白点病は治りました。

11月に入り、尾っぽに切れ目のような部分が現れていることに気づき、Uの字型に
根本が溶けて縮れているような状態になっておりました。背びれの先も折れ曲がってクセがついたままなので、グリーンfゴールドで7日間薬浴し、変化なしで、進行もなかったのと、元気に泳ぎ回っていたため、怪我かもしれないと思い、放置しておりました。

12月に入り、ヒレを広げて泳いだ際に、切れ目の幅が広がったようにみえて、これは、やはり 病気かもしれないと思い。1週間の薬浴をグリーンfゴールド粒状と塩欲の併用で、規定量の半分で行いましたが、変化なしで、本人も薬浴してから食欲なくなり、ヒレも小刻みなパタパタに変わり、底に沈んだまま、尻尾も閉じたままの日が続きました。治らないので、水を50%入れ替えし薬も追加で2日そのまま様子を見ましたが、口を尖らせて底に沈んだまま弱ってるようなので、一度薬浴を中止して、休ませようと、今、薬抜きを行い、少量の塩0.25%ほどの量を入れたら、突然 元気に泳ぎ出しました。尾鰭の溶けたように減った部分はそのままです。 

今後、どうしたら 治るのか?追加で もう一度薬浴をしたらよいのか、
尾腐れ病ではなく、怪我で避けているだけだったのか?
悩んでいます。
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A:
尾ぐされ病はカラムナリス菌に感染する事で起こりますが、この病原菌自体は水槽内に常在している菌ですので、魚の免疫力があれば通常は感染しません。
おそらくムブに何らかのストレスがあるのではないかと推測されます。
水換え頻度が高すぎること、水温が高すぎること、pHが低すぎることがストレスの原因として考えられます。
また、度重なる薬浴もストレスの一因となります。

対策としましては、水換え頻度は1週間に1度、1/4-1/3くらい。水温は25℃前後(理想:24℃)が望ましいです。
弱アルカリ性を好みタンガニーカ湖にも生息していることから、pH7.5-8.0くらいにして様子を伺ってみられてはいかがでしょうか。

〔 1084文字 〕 編集

Q&A0124:エメラルドパファーの拒食

No. 124 , エメラルドパファー,拒食 , by 管理者 Icon of sprite
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Q:
エメラルドパファーについてですが、餌に興味は示すのですが何をやっても食べません。水槽の前の方に来て、物欲しげな顔だけしていますが一週間も食べてないのでお腹はぺったんこです。
何か分かりましたら教えて下さい。よろしくお願いします。

1 飼育期間 半年ほど
2 元気に泳いではいますが、何も食べない。
食べたそうな顔だけしている
歯も特に伸びてないない
白い線状の白点が10日ほど前からある
それから2,3日で拒食に
過去にも2,3度発生、その時は餌は食べていました
3 ph6.5 アンモニア亜硝酸 硝酸塩 全てゼロ
4 水槽の大きさ45.22.17
5 水温25から27度、水換え週一回三分の一
6 フィルタ底面フィルターにテトラ外掛けAT20の直結 流量最大
止水域がおおい
7 混泳 同サイズのフライングフォックス1匹、オトシン1匹
マックスサイズのヤマト2匹

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A:
まずは混泳している魚、エビをすべて別水槽へ移動させてみて餌を食べない原因を探してみてはいかがでしょうか?混泳魚が拒食の原因であるケースは結構あります。
何とか給餌したい場合、活イトミミズを平たい皿に入れて放置してみるというのが一番効果的な方法です。これでしばらく静かにして様子を見てみることをお勧めします。
(ただし混泳魚がいるとすべて食べられてしまいますので、この方法を試される際には該当魚のみにしてください)
心配されている白点病ですが、お写真を見たところ白点病ではないようですのでご安心ください。魚自体の老化や、薬を使ったときに発生する症状だと思われます。

〔 697文字 〕 編集

2022年11月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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Q:
今日先程、ぐったりしているショウテデニィを見つけました。横腹が小石程度に膨らんでおり、生きてはいますが、横たわっています。
何ができることはありますでしょうか。

水槽30センチ
  砂敷
混泳コリドラス、プレコ、苔取りの魚

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A:
餌の与え過ぎ、または酸化した餌を与えた事による胆嚢肥大と見受けられます。
お写真のような状態(肛門が弛緩しきっている等)からの立て直しはとても難しく、残念ながらもう長くはないかも知れません…。
あまりフグに負担をかけずに安定した環境で見守ってあげて下さい。つらい回答になってしまって申し訳ありません。

あくまで今後、同じような症状を起こさないための対策になりますが、出来るだけ酸化した餌を与えない事が重要です。そのためには、2週間以上酸化対策をしていない容器(袋)に放置しない事が大切です。餌の長期保存方法は、こちらの餌の酸化防止対策をご参考下さい。

【追記】
グリーンFで薬湯されているとのことなのですが、今回の症状の治療には適合しない薬品のため、却って苦しませるだけになってしまうかも知れません。できれば安静に看取ってあげていただければと思います。

〔 525文字 〕 編集

Q&A0122:ムブの消化不良及び拒食について

No. 122 , ムブ,拒食 , by 管理者 Icon of sprite
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Q:
2週間ほど前から、透明な糞をしておりいつも与えているエビ(冷凍エビ、クリル)や貝(冷凍アサリ)を食べなくなりました。
身体自体が大きくなり、水槽に対してだいぶ大きくなってしまって、運動不足かとも思われましたので、水槽のサイズアップをして、pHも徐々に上げていますが、エビを見ても少し反応するだけで食べません。上記のエビやアサリの他になにかいい食べ物、ムブにとって消化のいい食べ物がありましたら、教えてくださると嬉しいです。

ムブ
症状1 透明な糞 2週間前から
症状2 拒食   2週間前から
水槽 60センチ
混泳 無し
pH 7.8
温度 26℃
以前の餌 冷凍エビ(食用エビ)、クリル
試した餌 冷凍エビ(食用エビ)、クリル、生きエビ(スジエビ)、赤虫、カーニバル
カーニバルを下顎に当てて反射的に吸い込まないか試しましたが、まだ食べてません。
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A:
糞に関しては、ひとまず気にしなくても良いかと思います。
拒食の原因については、与えられている餌に問題があるようです。

もしも人間用の食用エビを与えられている場合は、淡水フグに与え続けると高確率で拒食に陥ります。拒食の発症は数か月-数年で起こることが多いです。
食用エビは保存料、養殖時には抗生物質などを大量に与えて育てられているため、フグの餌には使わないほうが賢明です。
もしスーパーで売られているエビをどうしても使用したい場合は、養殖物ではなく近場の海で獲れ、保存料を使わずに運ばれてきたエビを使用するという手もあります。

またクリルですが、製造過程で大切な栄養素をほぼ飛ばしてしまっていますので、そのままの使用では栄養値が不十分かと思います。与える前に栄養添加をするなどの工夫が必要です。

アフリカのフグに最適な餌は人工飼料ですが、生餌も受け付けない拒食状態では食べてもらえないと思います。
拒食時にお勧めの餌はドバミミズなのですが、ムブには使用したことがないため効果のほどはわかりません。
※ミミズでも釣りに使うシマミミズは餌としては適さないため、必ずドバミミズをご使用ください。

〔 912文字 〕 編集

Q&A0121:ファハカの口にできものが…

No. 121 , ファハカ,病気 , by 管理者 Icon of sprite
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Q:
3日前に口の左端に直径2mm程度のピンク色のできものを発見しました。餌食いもよく体色、糞も通常と変わらず元気に泳いでいます。
主食はビックカーニバルを1日おきに6個とたまに茹でたアサリを1個やっています。
ネットで調べてもいまいち一致する病状がなくご相談させていただきました。よろしくお願いいたします。

1.5年(体長30cm)
2.口の端に直径2mm程度のピンク色のできものがあります。
3.PH7.5~8.0
4.90cmレギュラー水槽
5.水温26.5度
 水換えの頻度は毎週1回
 量は1/3~1/2
6.エーハイムポンプ1250を使った自作上部フィルター
7.ネオンドワーフレインボー 2匹
 サテライトでラムズホーンを30匹程度繁殖中

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A:
おそらく擦ったかヒーターでの火傷だと思います。
特に治療の必要はなさそうです。気にして薬を使ったりはされずに、環境を衛生的に保つために水槽内部やフィルターの掃除、そして水換えを1週間に2回ほどに変更して様子を見て上げる程度で症状は次第に良くなると思います。
またビタミン不足の可能性も考えられますので、ビタミン添加をした餌を与えられると良いかと思います。主にビタミンB系が重要です。人間用のものでも構いません。B系が手に入らない場合は、アクア用の総合ビタミン液を使用されても良いですね。カーニバルに添加してから与えて下さい。
それでも治らない、または出来物が肥大するといった場合にはまたご相談ください。

〔 661文字 〕 編集

2022年10月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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Q:
こんばんは、以前ショウテデニィを購入させていただいた者です。
5匹飼育している中数ヶ月前に1匹死んでしまったのですがその際転覆病のような浮き袋がおかしいのかな?と思われるような症状がありました。
しかし、餌も奪い合うように食べますし前日までその症状のみでしたが突然死んでしまいました。
また先日からもう1匹が同じように餌を取る際にひっくり返るようになりました。
他の子はとても元気にしております。

そこで京都淡水フグ研究所さんの動画を見ていて思ったのですがおとひめを沈めてから与えているのはエアを取り込まない為にとかかな?と勝手に考察しておりました。
何かアドバイスや近い症状があったなどあれば教えて頂きたいのですがよろしくお願いします。

A:
水質のデータがありませんので推測ですが、ショウテデニィの転覆病からの突然死はアンモニアが関係している場合が多いです。
一度、水槽のアンモニアの濃度を測定される事をおすすめします。
ショウテデニィのアンモニアに対する耐性は個体ごとに異なりますが、弱いものは転覆症状になり突然死することがあります。ただ平気な個体も多いです。
転覆も治療が早ければ元の様に戻りますが、治療が遅れた場合は死ななかったとしても、ずっとぎこちない泳ぎ方になってしまい一生治りません。
餌を沈める事と今回の転覆病、突然死には特に関連はないと思います。

〔 617文字 〕 編集

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Q:
こんばんは。
ショウテデニーが様子おかしくてご相談したく、ご連絡しました。
個体特徴: テトラオドンショウテデニー。尾まで含めて10cmないくらい。元々クリル(ビタミン入り)以外食べず、アカムシすら食べなくなった。性格は穏やかで隣のフグのマネをよくする。砂に潜ろうと顔を底にすりつけたり、他のフグと同じような動きで泳ぐ癖がある。顔を寄せると喋るように口を動かす癖がある。
症状: 食欲がない。ずっと底面でおとなしくしている。色も濃くなっている。たまに皮膚の周りにゴミ?がついていてスポイトの水圧で取っていたものの、水カビと判断。(過去に今年3-4回ほど白点病になっている)
環境: 60cm幅水槽の1/3を区切って他フグと一緒にいる。両隣のセパレータ越しにミウルスとサリバトール。
対処: 3日ほど隔離してヒコサンZを入れたバケツに入れて、日々水換え
現状: 小さな白いほこりがゴミなのかみずかびなのかよくわからない。食欲ゼロ。とにかく元気がない。綿棒でそっとこすってもとれないカビぽいものがある。

このような状況で、ショウテデニーがどんな症状なのか判断して、次の打ち手を考えてます。どのようにすればよろしいでしょうか。
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A:
画像と状況から推測しましたところ、このような状態になるには2つの要素が考えられます。
今回は水質のデータがありませんので一方の可能性は除き、もう1つの原因であるDHA不足によるものと憶測して回答させて頂きます。
クリルにもDHAは含まれているのですが、DHAは酸化しやすく保存状態によっては数日で肝心の栄養素が失われてしまいます。
クリルや人工飼料の保存方法はこちらをご覧ください。

ショウテデニィはDHAが不足すると今回のように模様がクッキリと濃くなった後、さらに模様が色濃く変色し突然死を迎えるケースが多いです。
それを防止するには決められた人工飼料を、ちゃんと酸化対策をしたうえで与える事が重要です。
今の状態になりますと生餌しかほとんど受け付けない様子ですので、冷凍のスジエビを与えられる事をお勧めします。
スジエビは比較的DHAが豊富ですので、人工飼料をどうしても食べない個体にはスジエビを主食として飼育する方法があります。
スジエビは冷凍し、解凍したものを皮を剥いて与えます。ピンセットなどでそっと口の前に持って行くと良いでしょう。

今の状態からの立て直しは困難かも知れませんが、何とか餌を受け付けてくれて回復することをお祈り致します。

〔 1075文字 〕 編集

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Q:
飼育しているフグが病気になってしまいました。他のフグに気後れしていたので、混泳によるストレスが原因かと思います。
同じ水槽の内側に隔離ケースをくっつけて隔離しながら様子を見ていましたが、病気の症状が出てしまいました。
初期症状がエロモナスのようだったので、エルバージュエースを使用しましたが11日以降の症状が見たことない症状だったので、適切な治療ができているか自信がなくアドバイスをいただきたいです。よろしくお願いいたします。
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■飼育期間:2021年9月24日〜(約1年間)
■病気の症状(外傷がある場合は出来るだけ鮮明な患部の写真)
〇資料
https://drive.google.com/drive/folders/1...

〇経過
2022年10月10日
・背びれから尾ひれに向かって、血管が1本浮き出ている
・尾ひれ上部一部分が若干白濁している

〜エルバージュエースで薬浴を開始。水温は下げておらず、26.5度前後〜

2022年10月11日
・尾ひれの白濁部分の広がりはないが、白濁がひどくなるとともに血がにじんだような感じになる。

■pH、6.4
■アンモニア、不明
■硝酸、10㎎/l
■亜硝酸、0㎎/l

■水槽の大きさ
45㎝規格水槽

■水温、水換えの頻度と量
水温26℃
水槽の3分の1を週1回換水
水質検査の結果が悪くなければ、2週間に1回3分の1換水

■使っている濾過器の種類
外掛けフィルター テトラAT-50

■混泳魚の有無(種類と数)
アベニーパファー15匹
コリドラスハブロースス3匹

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【補足情報】
治療を開始する際に、他にも同じ水槽にいた病気のフグが見つかったので昨日まで5l水槽に3匹セパレートで区切って薬浴していました。
(他の子は初期尾ぐされでヒレが少し白く、初期エロモナスっぽい感じで赤い点が1つ出ていました。)
水温は26.5前後で、換水は薬浴2日目にゴミを取りながら1/3程度1回行い、以後も毎日ゴミは取りながら換水は2日に1回行う予定でした。

今回ご相談した子だけ症状が悪化した気がしたので昨日1l入る小型の水槽に移動させまして同様に水温を26.5前後でキープしています。
換水の頻度はまだ決めていません。

尾ぐされ病であればヒレの先から白くなると経験から思っていたのですがいきなり根本から白濁しはじめました。
よろしくお願いします。

A:
症状と画像を拝見するに、仰るように運動性エロモナス症の可能性が高いと思います。
エロモナス症でしたら治療方法は現在行われている方法で問題なさそうですが、参考までにうちで行っているエロモナス治療を紹介致します。

まず容器は頻繁に移動させるために、バケツ、コンテナボックスなどの割れにくく壊れにくい容器を用います。
容量は10㍑のものを2つ用意します。
10㍑と限定したのは、10㍑が水温や水質変化の起きにくい最低ラインの容量であるためです。
治療中に水質や水温が変化することは病魚にとって一番辛いことで、病気が悪化したり場合によっては治療で落としてしまう場合もあります。

使用する水は、水槽の水ではなく水道水に水合わせして治療を始めます。水道水に水合わせする理由は、次の日から水合わせの必要が無くなりいきなり新しい水に投入出来るようにするためです。
容器を2つ用意したのは、毎日容器を交換して洗浄するためです。

換水する際は、2つ目の新しい(交換先)容器に水道水を入れ薬を適量投入し、水温合わせが完了したら水合わせなしで病魚を移動します。
治療後の容器はお湯などでしっかり洗浄し、次の日の交換先容器としてまた使用します。
出来るだけエロモナス菌が少ない環境で治療するためです。

これを完治するまで毎日繰り返します。
水道水は水質の変化が少ないので水温合わせのみを慎重に行えば、病魚の水質・水温変化のストレスを最低限に抑えることができます。

あとは治療中に飛び出す心配があるので蓋をしっかりすること、照明はなくしてシートなどを被せて薄暗い環境で治療したほうが病魚が落ち着くので良いでしょう。

〔 1748文字 〕 編集

2022年09月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

Q&A0117:UV殺菌灯の導入について

No. 117 , 病気,殺菌灯 , by 管理者 Icon of sprite

Q:
先日別水槽で飼っているプレコがエロモナスに感染してしまい今後の事を考えてUV殺菌灯の導入を検討しています。
同時にショウテデニィ水槽にも予防目的で導入しようか検討しているのですが、京淡様の考え方としては如何でしょうか?バクテリアへの影響は少なからずあるかと思いますので極力生物ろ過を重視して日頃の水替え、糞取りで対応する方が良いか、12時間程度の縛りを設けてUV殺菌灯を導入する方が安全かご意見いただきたく。宜しくお願い致します。

A:
うちでは淡水フグ、海水フグの飼育には殺菌灯を使わずともほとんど病気にはならなかったので、殺菌灯は未だ使用しておりません。
病気になった場合は病気の個体をバケツに隔離し、ちゃんと治療を終え再発しないかどうか、しばらく様子を見てから水槽に戻すようにしています。
従って必ずしも殺菌灯はなければならない事はないと思います。
エロモナスは、普段から水槽内に存在している常在菌です。魚が元気な時は免疫力でエロモナス症の発症は抑えられているのですが、魚の抵抗力が落ちたりストレスを強く感じたりしたときに発症する病気ですので、その原因を究明してあげることのほうが大切かと思います。

〔 532文字 〕 編集

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Q:
ショウテデニィには突然死があると聞きましたが、何か予防方法がありましたら詳しく教えて下さい。

A:
ショウテデニィの突然死は、主に栄養素のDHA不足から発症する場合が多いように思われます。
淡水魚にはDHAを体内で生成する能力が備わっているのですが、海水魚はDHAを体内で生成する能力がないため、餌から摂取するしか方法がありません。
おそらくショウテデニィの祖先は海から淡水に生息環境を移すときにDHAを体内で生成する能力が不十分なまま、淡水化したのだと推測しています。
ショウテデニィの生息している場所にはDHAをふんだんに含んだ餌が多いので、DHAを体内生成する能力が不十分であっても生息が可能だったのではないかと推測しています。

DHAとは油の一種なのですが非常に酸化しやすいので管理方法が重要です。
主におとひめSシリーズを与える事によりショウテデニィに必要不可欠なDHAを接種させることが出来るのですが、そのまま1か月以上、通常気温の場所に放置しておくとDHAは酸化してしまいます。
またヤフオク等のオークションで販売されているものは個人出品ため開封日や保存状態が不確かですので、信頼の出来るお店などから購入する事をお勧めいたします。
それを防ぐための方法をご紹介します。

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おとひめを長期保存する場合は真空の容器に入れられる事をお勧めします。
ただし真空のビニール袋ではやや効果は弱いので、写真のような丈夫な真空保存容器に入れ、空気を限界まで抜きます。
さらに脱酸素剤乾燥剤を入れておくとより効果的です。

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使用するおとひめは1-2週間で使い切る分だけを取り分け、ビニールやガラスの容器に入れるのではなく、アルミのジップロックに入れる事を推奨します。
アルミは酸素と非常に結び付きやすい性質のため、中に入れたものを酸化から守ってくれます。
こちらにも脱酸素剤乾燥剤を入れておくとより効果的です。

〔 840文字 〕 編集

2022年08月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

Q&A0115:川から採って来た生物の水槽への投入について

No. 115 , 混泳 , by 管理者 Icon of sprite
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Q:
以前、ショーテデニーを飼っていて、すごく元気だったのですが、川からヤマトヌマエビを、とってきて
すぐに投入し、次の日、ショーテデニーも、ヤマトヌマエビも全滅していました。お腹が膨れて亡くなっていました。
今は、全て水を入れ替えフィルターを清掃し水を、安定させているところです。
やはり、川などからとってきたものは、入れては、いけないのでしょうか?

A:
川の生き物は病原菌や寄生虫持ちが多いので、採集したものは与えないほうが良いと思います。
高確率で白点病になったり、寄生虫に寄生される恐れがあります。
ショップで買ってきた生餌でも、1週間は別容器で管理してから与えたほうが安全な場合もあります。

我が家ではよそからの持ち込みは一切不可、何世代も自宅で繁殖を繰り返した生餌だけを使うようにしています。
現在はグッピー、ミナミヌマエビ、ミジンコ、ラムズホーン、サカマキガイ、ヨコエビなどを培養しています。

ただ、川の生き物を水槽に入れたり、それを食べたからと言って一晩で全滅してしまうということは考えられませんので、何か他の原因があったのではないでしょうか。
考えられるとすれば、近所で殺虫剤や農薬が使用された。ヤマトヌマエビを入れて持ち帰った容器(バケツ)が新品で、剥離剤が使われていた。
エビを採集するときに虫除けスプレーを使用されていた。室内でアロマを使用している…等、一晩で全滅してしまう場合は、薬品による中毒である可能性が考えられます。

〔 661文字 〕 編集

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Q:
半年前からアベニーパファー3匹を単種飼育していて1匹が体調不良になりました。
GEXのラクテリア水槽にて冬はヒーター、夏は冷却ファンの28℃サーモスタット管理で、餌は1日に2回(朝/夜)冷凍赤虫をメインに給餌しています。
3匹のうち一番小さな個体で少し前までは餌の時間にアベニー同士で体当たりし合って餌の取り合いをしていましたが、ここ2か月ほどは体格も同等になり、餌も満足に食べていて喧嘩はありませんでした。
1週間ぐらい前から1匹が水面近くを漂うような動きが多く見られ違和感を感じました。顔面が半透明に腫れているような感じで膨張して、背ビレ付近の体表に見慣れない白いクレーターのような痕が増えており、写真ではわかりづらいですが、その白い痕ぐらいから尾びれにかけて身体が少し歪んでしまっています。
違和感を感じて2日間ほど顔面が膨張して食べづらそうにしてましたが餌は食べていましたが、症状が続いていたので20cmキューブ(6L)水槽(28℃管理)に隔離。その後転覆病の症状でお腹を上にしてひっくり返ったりコマのようにくるくると回転する症状もでてきてしまったため、塩水浴0.5%と絶食を始めて4日目になります。規定量の塩を加えた水替えを1回行っている状況です。
隔離して3日過ぎてから冷凍赤虫をチラつかせても食欲はなく絶食は続けています。投げ込みフィルターの水流で流されてしまわないようサテライトの中に入れてます。
体表も所々少しづつ荒れてきて凸凹が目立つようになってきてしまったのですが、これは細菌性な症状で薬欲が必要でしょうか?アベニーは鱗がないので薬の規定量よりも少量で行うという情報も調べて出てきました。現在グリーンFゴールド顆粒がストックあります。
このような場合はどのような対処をすればよいでしょうか?お分かりでしたら教えて頂けると幸いです。
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A:
ご提示いただいたお写真と症状説明から、恐らくエロモナス菌による浮腫みではないかと推測します。
塩水浴も病状によっては効果的なのですが、フグの種によっては逆にストレスとなり却ってエロモナス病にしてしまう場合がありますので注意が必要です。
現状からは塩水浴があまり効いていないようですので、薬浴に切り替えたほうが良いかと思います。

エロモナス菌に効く薬は、観パラDグリーンFゴールド顆粒です。
フグの鱗に関しては、ないという訳ではなく、ハリセンボンの様に鱗が短い針状に変化しています。
種によっては薬量を調節したほうが良い場合もありますが、アベニーパファーでしたら規定量で元気があるうちに完治させてしまうという選択もあります。

ただ、実際に観察したわけではありませんのであくまでお写真を見た印象になりますが、かなり弱っている様子でほぼ末期状態のように見受けられます。
あえて治療はせずに落ち着いた環境で余生を静かに送らせてあげるというのも一つの選択ですが、前述の通り、いちかばちか薬湯で回復を試みるのもひとつの手段です。
苦渋のご決断かと思いますが、飼い主様のご判断にお任せ致します。

〔 1309文字 〕 編集

Q&A0113:ファハカの卵詰まり

No. 113 , ファハカ , by 管理者 Icon of sprite
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Q:
現在飼育しているファハカが月1のペースで産卵するのですが、昨日から卵が詰まってしまっているようです。
今朝、確認してみると排泄口の卵に白カビ(?)が生えていました。
この場合、どのように対処したら宜しいでしょうか。
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A:
直接じっくり観察出来たわけではないので憶測ですが、ちゃんと卵にならなかった白濁したゼリー状の汚物だと思われます。そのうち自然と取れるのではないかと思います。
少し直腸も見えますが、汚物を排出できたら元に戻ると思います。特に今できる対策はないため、しばらく様子を見られてみてはいかがでしょうか。
もし何日も変化がない、生活に支障を来しているようであれば改めてご連絡いただければ幸いです。

〔 328文字 〕 編集

Q&A0112:ミドリフグの淡水飼育について

No. 112 , ミドリフグ,病気 , by 管理者 Icon of sprite
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Q:
今とても悩んでいるので、相談させてください。
淡水ミドリフグを60センチ水槽の上部フィルターで1匹、2年6ヶ月飼育しております。2ヶ月前に1匹拒食から☆になってしまいました。残った子も最近元気がなく、食欲もあまりありません。肌質もツヤがなくなって、ヒレもかけてきました。淡水のままの飼育に不安を感じております。やはり汽水飼育をするべきなのか、このまま淡水のままでいいのかとても悩んでおります。もし汽水飼育する場合は、今の淡水を汽水に移行するのでしょうか?その場合ろ過やバクテリアはどうなるのでしょうか?pHは8.0、硝酸塩、亜硝酸塩は0.0です。

A:
淡水ミドリフグ、純淡水ミドリフグという名称で淡水で終生飼育可能というミドリフグの噂は聞いたことがありますが、実際には私の知る限り、そのようなミドリフグの存在は確認出来ておりません。ボルネオのコタキナバルに純淡水種がいるという噂を聞いたこともありますが、おそらく海や汽水から移動してきた幼魚ではないかと推測しています。またベトナムのバーベー湖に淡水産のミドリフグがいるという話もあったので、現地の観光所に問い合わせてみましたところ、バーベー湖にはフグはいないとのお返事を頂きました。

では、淡水域にミドリフグはいないのかといいますと、おります。ただそれは、海や汽水域から潮が満ちた時に餌を食べにきたり、大きな魚に捕食されないよう上ってきたもののようです。淡水域でも元気に泳ぎ、餌もバクバク食べているところを見たこともありますし、釣ったこともあります。しかし、潮が引き始めるとみな海のほうへ帰っていきました。
淡水への順応能力は他の海水のフグと比べて非常に高いため、数か月から1年ぐらいの間は大丈夫かも知れませんがそれ以上の長期飼育に於いては、塩分がないと突然死や成長不足、病気になりやすい傾向のようです。

ところで、中国にはメフグという海水フグがいますが、産卵のために川や湖に一時的に遡上します。中には産卵を終えても湖に残り、次の年の産卵まで滞在する個体も確認されていますので、淡水に順応出来る種であれば年単位の淡水飼育も可能ではありますが、それは正しい管理方法ではなくフグに負担をかけながらの飼育であることを理解していただければと思います。

水槽の環境を淡水から汽水へと移行する方法ですが、バクテリアは汽水になっても大丈夫な種もいますから、塩分濃度を徐々に濃くして汽水のバクテリアを定着させていきます。
まずは薄い1/8海水(10㍑の水に約45gの人工海水の素)で水換えを始め、何回か繰り返すと水槽の水が水換えに用いた水と同じ塩分濃度になっていきます。
そうしましたら、今度は1/4海水(10㍑の水に約90gの人工海水の素)で水換えを行います。あとはこの水換えを繰り返すことにより、ミドリフグの飼育に丁度良い塩分濃度になります。
ミドリフグが大きくなれば海水と同じぐらいの塩分を求めるようになりますので、いずれは海水と同じ塩分濃度で管理をすると良いでしょう。
餌については、淡水魚用の餌を与えず海水魚用の人工飼料(おとひめS2でも可能)や、海で採れる甲殻類やタコ、イカ、魚の切り身を与えると良いでしょう。

〔 1361文字 〕 編集

Q&A0111:アベニーパファーの拒食

No. 111 , アベニーパファー,拒食 , by 管理者 Icon of sprite
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Q:
1ヶ月程前からアベニーパファーを飼育しています。15cm×15cmのかなり小さめの水槽で2匹飼っていたのですが1匹はすでに拒食で亡くなってしまいました。
残った1匹は気性が荒く餌は何でも沢山食べていたのですが、2,3日前から食べようとはするのですが口に餌を入れると口の中を激しくごぼごぼしながら吐き出すようになりました。
それからだんだん食べなくなり背中がぺたんこになってしまいました。今は元気がなく底でじっとしていることが多く、泳ぐ時もぼーっとしている状態です。
顎に何か詰まっているのでしょうか。口にカビが生えているようには見えないです。体が痩せてしまったからなのか、顔が重く砂利の上に顎を乗せて休ませているような状態です。
病気かどうかもわからないので薬などを使うべきなのか、どう助けてあげればいいのかわからず困っています。

A:
恐らく小型水槽での飼育による水質の変化で、いろいろな不調が生じたのだと思われます。

まずは、30㎝キューブ水槽くらいの水槽に移し替えてあげて、2~3日に1回、水質検査薬で水質を検査、主にアンモニア濃度やpH等に異常がないかを調べます。もし異常があれば少量ずつ換水してください。ただ30㎝水槽は最低ラインの水槽の大きさですので、60㎝水槽と比べると魚の病気や落ちやすさはぐんと上がってしまいます。

小型の水槽は水量が少なく(2-3ℓしか入りません)環境の変化が激しいのでかなり上級者向けの水槽になります。なぜかと言いますと小型水槽は環境の変化が起こりやすく、急に水質や水温が変わったりするためです。めまぐるしい環境の変化は、魚にとってストレスや病気の原因になります。

例えば15cm水槽と60㎝水槽に墨汁を数滴垂らして、色が黒く染まりやすいのはどちらかと言えば、当然水量の少ない小型水槽のほうです。この墨汁がもしも毒だったならば、濃度が高くなる小型水槽の魚のほうが、よりダメージを受けやすいということになります。
魚を飼育していると、糞や食べ残した餌などは魚にとって有害な毒になってしまうため、小型水槽ではその影響を受けやすいのです。
また、水温も水量の少ない小型水槽の場合、水が温まりやすく冷めやすいので部屋のクーラーを消したり付けたりするだけで水温が変化しがちです。
その変化に人間は対応できますが、魚は対応できずにストレスとなり病気に発展します。

15㎝水槽と比べて30㎝キューブ水槽以上の水槽で飼育すれば、死んだり病気になったりする事はぐんと減ります。
今のままの15㎝水槽での飼育を続けると、今回の病気が治ってもまた病気になってしまいますので、まずは水槽を大きくして、ろ過をきちんと立ち上げてあげる事が大切です。

餌はアベニーパファーの食いが良い、活きイトメ(イトミミズ)かタマミジンコを与えます。タマミジンコはヤフーオークション等で安く売られています。
食欲が戻りアベニーのお腹が膨れてきたら、普通の餌に戻します。

〔 1262文字 〕 編集

2022年07月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

Q&A0110:ショウテデニィの水カビ病

No. 110 , , by 管理者 Icon of sprite
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Q:
2日前からショウテデニーが拒食になり隔離したところヒレに白いモヤモヤみたいなカビみたのがついて今見るとさらにひどくなってます。応急処置で出来る事あればご教授ください💦
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A:
ミズカビ病または、綿かぶり病といわれる症状だと思います。
塩水浴も効果がありますが、ショウテデニィは塩に弱い傾向がありますので薬での治療をお勧めします。
効果がある薬はメチレンブルーやマラカイトグリーンが主成分の薬です。私のところでは主にアグテンを使用しています。

治療は水槽では行わず、エアレーションした10㍑バケツに病魚を隔離してカルキ抜きした水道水に水合わせし、毎日の水交換(全換水)を行うほうが効果的です。
また水換えの際には、バケツもお湯で綺麗に洗うと良いです。

この病気は元気な個体には発病せず、ストレスのある個体に発症しやすいため、治っても原因を追究しない限りまた再発してしまいます。
ストレスの原因としては、水質・水温の急変、昼夜の水温差、混泳魚とのトラブル、混泳によるトラブルの外傷などが考えられます。

〔 480文字 〕 編集

Q&A0109:フグのコード等齧り対策

No. 109 , ファハカ , by 管理者 Icon of sprite
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Q:
現在全長20cm弱のファハカを
90cm水槽のベアタンクで飼育しています。

今朝、普段通りに体調チェックをしているとサーモスタットのセンサー部分が一部、齧られていることに気付きました。
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生態的に齧ることは以前から知っていましたが、サイズ的にまだ大丈夫だと思い込んでいたので、焦っています。

オーバーフローにする以外で何か対策はあるのでしょうか。
またコード部分も保護する方法があれば教えていただきたいです。

A:
ヒーターのコード部分にはペット用のコードカバーが使えます。

センサー部分はフグが動かせないよう石組みしたレイアウトの中に隠したり、植木鉢のメッシュパッド結束バンドを使ってセンサー部分をくるんだりします。
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またはセパレーターで隔離した場所にヒーターやサーモスタットのセンサーを入れるという方法もあります。

一番簡単なのは室内のエアコン管理で、水槽内にヒーターやサーモスタットが不要となります。
ここで紹介したのは一例であり、対処方法は他にも沢山ありますので、ご自宅に合った方法を探してみるのもよいと思います。

〔 493文字 〕 編集

Q&A0108:ミウルスの拒食について

No. 108 , ミウルス,拒食 , by 管理者 Icon of sprite
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Q:
ショップではクリルやドラゴンシュリンプを食べさせていたのでクリルを与えています。導入後1週間ほどはクリルをよく食べてお腹も膨れていたのですが、その後水替えをしてからほとんどエサを食べてくれなくなり、週1でクリルを2mm四方ほど食べてくれるだけになりました。
体色も薄いオレンジ→焦げ茶色になったまま戻りません。
ピンセットでクリルを近づけると寄ってはくるのですがスルーされてしまいます。
冷凍アカムシやドラゴンシュリンプを与えてみたのですが食べてくれません。
元々はベアタンクで飼育していたのですが先週、少しでも落ち着けるようにとスドーのボトムサンドを敷いてみたのですが状況は変わりません。
このような場合はどのような対処をすればよいでしょうか?

飼育期間:約1ヶ月
体長:約5㎝
水槽:26-27℃台(空調で管理)
pH:約7.5

水槽の大きさは40㎝水槽(コトブキ レグラス400)

濾過は
・コトブキ:プロフィットフィルターX3(外掛け式のフィルターです)
・水作エイトコアM
です。

・導入2週間後くらいからゾウリムシのようなものが大量発生したので対策でラムズホーン2匹とボルネオプレコ1匹を混泳させています。

水質や水槽外観は別添のとおりです。
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A:
水質に異常がみられないので、精神的なものか、ビタミン不足による食欲不振などが考えられます。
まずレイアウトですが、壺はないほうが良いかと思います。(混泳魚との喧嘩防止、食べられることの防止用であれば入れておいても良いのですが)
あと砂の量が少し多いようです。砂に潜ったときに、ミウルスの腹が水槽底に着くくらいの厚さが最適かと思います。

また、お写真を拝見しますと何かのコードが砂に埋まっていますが、もしヒーターを砂に埋めておられるのでしたら仕様上問題がありますので、おやめになったほうが良いです。

どうしても餌を食べないようであれば、まずはメダカやミナミヌマエビなどを一緒に飼育して食べさせます。
メダカやミナミヌマエビには比較的栄養価の高い飼料を与え(おとひめがお勧めです)、間接的に栄養をミウルスにとらせます。
食欲が戻ればメダカやエビを与えるのはやめ、ミウルスにクリルやカーニバルなどの餌付けを再開します。
クリルや人工飼料を与えるときには酸化に十分注意し、開封して1か月経過した餌は与えないようします。
また、クリルを与えるときにはしばらくビタミン液に浸したものを与える事を推奨致します。

人工飼料やクリルの保存方法はこちらをご参照ください。
https://puffersisland.com/tegalog/tegalo...

〔 1137文字 〕 編集

Q&A0107:ファハカの体色がおかしい?

No. 107 , ファハカ , by 管理者 Icon of sprite
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Q:
自宅で飼育しているテトラオドンファハカなのですがネットなどで見るような画像に比べて体色が変に見えるのですがこれは普通なのでしょうか。
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水換えは週に2.3回程度です。具合が悪い感じもなくて元気は元気なんです。しかし皮膚が荒れているのかなと思いまして…
あとはたまにこのように呼吸が荒くなることがあります。これも何かあるのでしょうか?
phはおそらく7〜7.5の間だと思います。水温は27℃です。

A:
体色を見る限り正常範囲かと思います。ファハカは体色がよく変化する種ですので特に問題はないかと思いますが、pHがもう少し高いほうが色も鮮やかに模様もくっきりすると思います。
現在のpHは7.0-7.5とのことですのでそれほど低いとは思いませんが、発色をより良くしたい場合は、ろ過材にサンゴ片を混ぜたり底砂に混ぜたりすることで様子を見られると良いでしょう。
呼吸が荒くなる症状は水面が波立つほどのエアレーションを追加したり、やや強めの水流を水中ポンプで作ってあげることで緩和されると思います。ただ水流を作った場合は水流が滞りフグが休める場所を石組みなどで作ってあげる必要があります。

〔 519文字 〕 編集

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