2022年の投稿[56件]
2022年12月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
飼育期間 9ヶ月
PH6.4~6.6
水換え頻度 週3回ほど(薬浴中は、様子を見ながら、ガラスが汚れてきたら1/3から50%水換え。一日置きくらい)
水温 27.3~27.8
水槽サイズ 45×30×45
エアレ 投げ込み式と外掛けフィルター
魚病薬 グリーンfゴールド粒状 規定量の3分の1ほど
10月に、少し尾鰭が0.5cmほど減っている部分がありましたが、
病気と思わず放置し、他の白点病治療などを行い、白点病は治りました。
11月に入り、尾っぽに切れ目のような部分が現れていることに気づき、Uの字型に
根本が溶けて縮れているような状態になっておりました。背びれの先も折れ曲がってクセがついたままなので、グリーンfゴールドで7日間薬浴し、変化なしで、進行もなかったのと、元気に泳ぎ回っていたため、怪我かもしれないと思い、放置しておりました。
12月に入り、ヒレを広げて泳いだ際に、切れ目の幅が広がったようにみえて、これは、やはり 病気かもしれないと思い。1週間の薬浴をグリーンfゴールド粒状と塩欲の併用で、規定量の半分で行いましたが、変化なしで、本人も薬浴してから食欲なくなり、ヒレも小刻みなパタパタに変わり、底に沈んだまま、尻尾も閉じたままの日が続きました。治らないので、水を50%入れ替えし薬も追加で2日そのまま様子を見ましたが、口を尖らせて底に沈んだまま弱ってるようなので、一度薬浴を中止して、休ませようと、今、薬抜きを行い、少量の塩0.25%ほどの量を入れたら、突然 元気に泳ぎ出しました。尾鰭の溶けたように減った部分はそのままです。
今後、どうしたら 治るのか?追加で もう一度薬浴をしたらよいのか、
尾腐れ病ではなく、怪我で避けているだけだったのか?
悩んでいます。
A:
尾ぐされ病はカラムナリス菌に感染する事で起こりますが、この病原菌自体は水槽内に常在している菌ですので、魚の免疫力があれば通常は感染しません。
おそらくムブに何らかのストレスがあるのではないかと推測されます。
水換え頻度が高すぎること、水温が高すぎること、pHが低すぎることがストレスの原因として考えられます。
また、度重なる薬浴もストレスの一因となります。
対策としましては、水換え頻度は1週間に1度、1/4-1/3くらい。水温は25℃前後(理想:24℃)が望ましいです。
弱アルカリ性を好みタンガニーカ湖にも生息していることから、pH7.5-8.0くらいにして様子を伺ってみられてはいかがでしょうか。
Q:
エメラルドパファーについてですが、餌に興味は示すのですが何をやっても食べません。水槽の前の方に来て、物欲しげな顔だけしていますが一週間も食べてないのでお腹はぺったんこです。
何か分かりましたら教えて下さい。よろしくお願いします。
1 飼育期間 半年ほど
2 元気に泳いではいますが、何も食べない。
食べたそうな顔だけしている
歯も特に伸びてないない
白い線状の白点が10日ほど前からある
それから2,3日で拒食に
過去にも2,3度発生、その時は餌は食べていました
3 ph6.5 アンモニア亜硝酸 硝酸塩 全てゼロ
4 水槽の大きさ45.22.17
5 水温25から27度、水換え週一回三分の一
6 フィルタ底面フィルターにテトラ外掛けAT20の直結 流量最大
止水域がおおい
7 混泳 同サイズのフライングフォックス1匹、オトシン1匹
マックスサイズのヤマト2匹
A:
まずは混泳している魚、エビをすべて別水槽へ移動させてみて餌を食べない原因を探してみてはいかがでしょうか?混泳魚が拒食の原因であるケースは結構あります。
何とか給餌したい場合、活イトミミズを平たい皿に入れて放置してみるというのが一番効果的な方法です。これでしばらく静かにして様子を見てみることをお勧めします。
(ただし混泳魚がいるとすべて食べられてしまいますので、この方法を試される際には該当魚のみにしてください)
心配されている白点病ですが、お写真を見たところ白点病ではないようですのでご安心ください。魚自体の老化や、薬を使ったときに発生する症状だと思われます。
2022年11月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
今日先程、ぐったりしているショウテデニィを見つけました。横腹が小石程度に膨らんでおり、生きてはいますが、横たわっています。
何ができることはありますでしょうか。
水槽30センチ
砂敷
混泳コリドラス、プレコ、苔取りの魚
A:
餌の与え過ぎ、または酸化した餌を与えた事による胆嚢肥大と見受けられます。
お写真のような状態(肛門が弛緩しきっている等)からの立て直しはとても難しく、残念ながらもう長くはないかも知れません…。
あまりフグに負担をかけずに安定した環境で見守ってあげて下さい。つらい回答になってしまって申し訳ありません。
あくまで今後、同じような症状を起こさないための対策になりますが、出来るだけ酸化した餌を与えない事が重要です。そのためには、2週間以上酸化対策をしていない容器(袋)に放置しない事が大切です。餌の長期保存方法は、こちらの餌の酸化防止対策をご参考下さい。
【追記】
グリーンFで薬湯されているとのことなのですが、今回の症状の治療には適合しない薬品のため、却って苦しませるだけになってしまうかも知れません。できれば安静に看取ってあげていただければと思います。
Q:
2週間ほど前から、透明な糞をしておりいつも与えているエビ(冷凍エビ、クリル)や貝(冷凍アサリ)を食べなくなりました。
身体自体が大きくなり、水槽に対してだいぶ大きくなってしまって、運動不足かとも思われましたので、水槽のサイズアップをして、pHも徐々に上げていますが、エビを見ても少し反応するだけで食べません。上記のエビやアサリの他になにかいい食べ物、ムブにとって消化のいい食べ物がありましたら、教えてくださると嬉しいです。
ムブ
症状1 透明な糞 2週間前から
症状2 拒食 2週間前から
水槽 60センチ
混泳 無し
pH 7.8
温度 26℃
以前の餌 冷凍エビ(食用エビ)、クリル
試した餌 冷凍エビ(食用エビ)、クリル、生きエビ(スジエビ)、赤虫、カーニバル
カーニバルを下顎に当てて反射的に吸い込まないか試しましたが、まだ食べてません。
A:
糞に関しては、ひとまず気にしなくても良いかと思います。
拒食の原因については、与えられている餌に問題があるようです。
もしも人間用の食用エビを与えられている場合は、淡水フグに与え続けると高確率で拒食に陥ります。拒食の発症は数か月-数年で起こることが多いです。
食用エビは保存料、養殖時には抗生物質などを大量に与えて育てられているため、フグの餌には使わないほうが賢明です。
もしスーパーで売られているエビをどうしても使用したい場合は、養殖物ではなく近場の海で獲れ、保存料を使わずに運ばれてきたエビを使用するという手もあります。
またクリルですが、製造過程で大切な栄養素をほぼ飛ばしてしまっていますので、そのままの使用では栄養値が不十分かと思います。与える前に栄養添加をするなどの工夫が必要です。
アフリカのフグに最適な餌は人工飼料ですが、生餌も受け付けない拒食状態では食べてもらえないと思います。
拒食時にお勧めの餌はドバミミズなのですが、ムブには使用したことがないため効果のほどはわかりません。
※ミミズでも釣りに使うシマミミズは餌としては適さないため、必ずドバミミズをご使用ください。
Q:
3日前に口の左端に直径2mm程度のピンク色のできものを発見しました。餌食いもよく体色、糞も通常と変わらず元気に泳いでいます。
主食はビックカーニバルを1日おきに6個とたまに茹でたアサリを1個やっています。
ネットで調べてもいまいち一致する病状がなくご相談させていただきました。よろしくお願いいたします。
1.5年(体長30cm)
2.口の端に直径2mm程度のピンク色のできものがあります。
3.PH7.5~8.0
4.90cmレギュラー水槽
5.水温26.5度
水換えの頻度は毎週1回
量は1/3~1/2
6.エーハイムポンプ1250を使った自作上部フィルター
7.ネオンドワーフレインボー 2匹
サテライトでラムズホーンを30匹程度繁殖中
A:
おそらく擦ったかヒーターでの火傷だと思います。
特に治療の必要はなさそうです。気にして薬を使ったりはされずに、環境を衛生的に保つために水槽内部やフィルターの掃除、そして水換えを1週間に2回ほどに変更して様子を見て上げる程度で症状は次第に良くなると思います。
またビタミン不足の可能性も考えられますので、ビタミン添加をした餌を与えられると良いかと思います。主にビタミンB系が重要です。人間用のものでも構いません。B系が手に入らない場合は、アクア用の総合ビタミン液を使用されても良いですね。カーニバルに添加してから与えて下さい。
それでも治らない、または出来物が肥大するといった場合にはまたご相談ください。
2022年10月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
こんばんは、以前ショウテデニィを購入させていただいた者です。
5匹飼育している中数ヶ月前に1匹死んでしまったのですがその際転覆病のような浮き袋がおかしいのかな?と思われるような症状がありました。
しかし、餌も奪い合うように食べますし前日までその症状のみでしたが突然死んでしまいました。
また先日からもう1匹が同じように餌を取る際にひっくり返るようになりました。
他の子はとても元気にしております。
そこで京都淡水フグ研究所さんの動画を見ていて思ったのですがおとひめを沈めてから与えているのはエアを取り込まない為にとかかな?と勝手に考察しておりました。
何かアドバイスや近い症状があったなどあれば教えて頂きたいのですがよろしくお願いします。
A:
水質のデータがありませんので推測ですが、ショウテデニィの転覆病からの突然死はアンモニアが関係している場合が多いです。
一度、水槽のアンモニアの濃度を測定される事をおすすめします。
ショウテデニィのアンモニアに対する耐性は個体ごとに異なりますが、弱いものは転覆症状になり突然死することがあります。ただ平気な個体も多いです。
転覆も治療が早ければ元の様に戻りますが、治療が遅れた場合は死ななかったとしても、ずっとぎこちない泳ぎ方になってしまい一生治りません。
餌を沈める事と今回の転覆病、突然死には特に関連はないと思います。
Q:
こんばんは。
ショウテデニーが様子おかしくてご相談したく、ご連絡しました。
個体特徴: テトラオドンショウテデニー。尾まで含めて10cmないくらい。元々クリル(ビタミン入り)以外食べず、アカムシすら食べなくなった。性格は穏やかで隣のフグのマネをよくする。砂に潜ろうと顔を底にすりつけたり、他のフグと同じような動きで泳ぐ癖がある。顔を寄せると喋るように口を動かす癖がある。
症状: 食欲がない。ずっと底面でおとなしくしている。色も濃くなっている。たまに皮膚の周りにゴミ?がついていてスポイトの水圧で取っていたものの、水カビと判断。(過去に今年3-4回ほど白点病になっている)
環境: 60cm幅水槽の1/3を区切って他フグと一緒にいる。両隣のセパレータ越しにミウルスとサリバトール。
対処: 3日ほど隔離してヒコサンZを入れたバケツに入れて、日々水換え
現状: 小さな白いほこりがゴミなのかみずかびなのかよくわからない。食欲ゼロ。とにかく元気がない。綿棒でそっとこすってもとれないカビぽいものがある。
このような状況で、ショウテデニーがどんな症状なのか判断して、次の打ち手を考えてます。どのようにすればよろしいでしょうか。
A:
画像と状況から推測しましたところ、このような状態になるには2つの要素が考えられます。
今回は水質のデータがありませんので一方の可能性は除き、もう1つの原因であるDHA不足によるものと憶測して回答させて頂きます。
クリルにもDHAは含まれているのですが、DHAは酸化しやすく保存状態によっては数日で肝心の栄養素が失われてしまいます。
クリルや人工飼料の保存方法はこちらをご覧ください。
ショウテデニィはDHAが不足すると今回のように模様がクッキリと濃くなった後、さらに模様が色濃く変色し突然死を迎えるケースが多いです。
それを防止するには決められた人工飼料を、ちゃんと酸化対策をしたうえで与える事が重要です。
今の状態になりますと生餌しかほとんど受け付けない様子ですので、冷凍のスジエビを与えられる事をお勧めします。
スジエビは比較的DHAが豊富ですので、人工飼料をどうしても食べない個体にはスジエビを主食として飼育する方法があります。
スジエビは冷凍し、解凍したものを皮を剥いて与えます。ピンセットなどでそっと口の前に持って行くと良いでしょう。
今の状態からの立て直しは困難かも知れませんが、何とか餌を受け付けてくれて回復することをお祈り致します。
Q:
飼育しているフグが病気になってしまいました。他のフグに気後れしていたので、混泳によるストレスが原因かと思います。
同じ水槽の内側に隔離ケースをくっつけて隔離しながら様子を見ていましたが、病気の症状が出てしまいました。
初期症状がエロモナスのようだったので、エルバージュエースを使用しましたが11日以降の症状が見たことない症状だったので、適切な治療ができているか自信がなくアドバイスをいただきたいです。よろしくお願いいたします。
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■飼育期間:2021年9月24日〜(約1年間)
■病気の症状(外傷がある場合は出来るだけ鮮明な患部の写真)
〇資料
https://drive.google.com/drive/folders/1...
〇経過
2022年10月10日
・背びれから尾ひれに向かって、血管が1本浮き出ている
・尾ひれ上部一部分が若干白濁している
〜エルバージュエースで薬浴を開始。水温は下げておらず、26.5度前後〜
2022年10月11日
・尾ひれの白濁部分の広がりはないが、白濁がひどくなるとともに血がにじんだような感じになる。
■pH、6.4
■アンモニア、不明
■硝酸、10㎎/l
■亜硝酸、0㎎/l
■水槽の大きさ
45㎝規格水槽
■水温、水換えの頻度と量
水温26℃
水槽の3分の1を週1回換水
水質検査の結果が悪くなければ、2週間に1回3分の1換水
■使っている濾過器の種類
外掛けフィルター テトラAT-50
■混泳魚の有無(種類と数)
アベニーパファー15匹
コリドラスハブロースス3匹
【補足情報】
治療を開始する際に、他にも同じ水槽にいた病気のフグが見つかったので昨日まで5l水槽に3匹セパレートで区切って薬浴していました。
(他の子は初期尾ぐされでヒレが少し白く、初期エロモナスっぽい感じで赤い点が1つ出ていました。)
水温は26.5前後で、換水は薬浴2日目にゴミを取りながら1/3程度1回行い、以後も毎日ゴミは取りながら換水は2日に1回行う予定でした。
今回ご相談した子だけ症状が悪化した気がしたので昨日1l入る小型の水槽に移動させまして同様に水温を26.5前後でキープしています。
換水の頻度はまだ決めていません。
尾ぐされ病であればヒレの先から白くなると経験から思っていたのですがいきなり根本から白濁しはじめました。
よろしくお願いします。
A:
症状と画像を拝見するに、仰るように運動性エロモナス症の可能性が高いと思います。
エロモナス症でしたら治療方法は現在行われている方法で問題なさそうですが、参考までにうちで行っているエロモナス治療を紹介致します。
まず容器は頻繁に移動させるために、バケツ、コンテナボックスなどの割れにくく壊れにくい容器を用います。
容量は10㍑のものを2つ用意します。
10㍑と限定したのは、10㍑が水温や水質変化の起きにくい最低ラインの容量であるためです。
治療中に水質や水温が変化することは病魚にとって一番辛いことで、病気が悪化したり場合によっては治療で落としてしまう場合もあります。
使用する水は、水槽の水ではなく水道水に水合わせして治療を始めます。水道水に水合わせする理由は、次の日から水合わせの必要が無くなりいきなり新しい水に投入出来るようにするためです。
容器を2つ用意したのは、毎日容器を交換して洗浄するためです。
換水する際は、2つ目の新しい(交換先)容器に水道水を入れ薬を適量投入し、水温合わせが完了したら水合わせなしで病魚を移動します。
治療後の容器はお湯などでしっかり洗浄し、次の日の交換先容器としてまた使用します。
出来るだけエロモナス菌が少ない環境で治療するためです。
これを完治するまで毎日繰り返します。
水道水は水質の変化が少ないので水温合わせのみを慎重に行えば、病魚の水質・水温変化のストレスを最低限に抑えることができます。
あとは治療中に飛び出す心配があるので蓋をしっかりすること、照明はなくしてシートなどを被せて薄暗い環境で治療したほうが病魚が落ち着くので良いでしょう。
2022年09月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
先日別水槽で飼っているプレコがエロモナスに感染してしまい今後の事を考えてUV殺菌灯の導入を検討しています。
同時にショウテデニィ水槽にも予防目的で導入しようか検討しているのですが、京淡様の考え方としては如何でしょうか?バクテリアへの影響は少なからずあるかと思いますので極力生物ろ過を重視して日頃の水替え、糞取りで対応する方が良いか、12時間程度の縛りを設けてUV殺菌灯を導入する方が安全かご意見いただきたく。宜しくお願い致します。
A:
うちでは淡水フグ、海水フグの飼育には殺菌灯を使わずともほとんど病気にはならなかったので、殺菌灯は未だ使用しておりません。
病気になった場合は病気の個体をバケツに隔離し、ちゃんと治療を終え再発しないかどうか、しばらく様子を見てから水槽に戻すようにしています。
従って必ずしも殺菌灯はなければならない事はないと思います。
エロモナスは、普段から水槽内に存在している常在菌です。魚が元気な時は免疫力でエロモナス症の発症は抑えられているのですが、魚の抵抗力が落ちたりストレスを強く感じたりしたときに発症する病気ですので、その原因を究明してあげることのほうが大切かと思います。
Q:
ショウテデニィには突然死があると聞きましたが、何か予防方法がありましたら詳しく教えて下さい。
A:
ショウテデニィの突然死は、主に栄養素のDHA不足から発症する場合が多いように思われます。
淡水魚にはDHAを体内で生成する能力が備わっているのですが、海水魚はDHAを体内で生成する能力がないため、餌から摂取するしか方法がありません。
おそらくショウテデニィの祖先は海から淡水に生息環境を移すときにDHAを体内で生成する能力が不十分なまま、淡水化したのだと推測しています。
ショウテデニィの生息している場所にはDHAをふんだんに含んだ餌が多いので、DHAを体内生成する能力が不十分であっても生息が可能だったのではないかと推測しています。
DHAとは油の一種なのですが非常に酸化しやすいので管理方法が重要です。
主におとひめSシリーズを与える事によりショウテデニィに必要不可欠なDHAを接種させることが出来るのですが、そのまま1か月以上、通常気温の場所に放置しておくとDHAは酸化してしまいます。
またヤフオク等のオークションで販売されているものは個人出品ため開封日や保存状態が不確かですので、信頼の出来るお店などから購入する事をお勧めいたします。
それを防ぐための方法をご紹介します。
おとひめを長期保存する場合は真空の容器に入れられる事をお勧めします。
ただし真空のビニール袋ではやや効果は弱いので、写真のような丈夫な真空保存容器に入れ、空気を限界まで抜きます。
さらに脱酸素剤や乾燥剤を入れておくとより効果的です。
使用するおとひめは1-2週間で使い切る分だけを取り分け、ビニールやガラスの容器に入れるのではなく、アルミのジップロックに入れる事を推奨します。
アルミは酸素と非常に結び付きやすい性質のため、中に入れたものを酸化から守ってくれます。
こちらにも脱酸素剤や乾燥剤を入れておくとより効果的です。
2022年08月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
以前、ショーテデニーを飼っていて、すごく元気だったのですが、川からヤマトヌマエビを、とってきて
すぐに投入し、次の日、ショーテデニーも、ヤマトヌマエビも全滅していました。お腹が膨れて亡くなっていました。
今は、全て水を入れ替えフィルターを清掃し水を、安定させているところです。
やはり、川などからとってきたものは、入れては、いけないのでしょうか?
A:
川の生き物は病原菌や寄生虫持ちが多いので、採集したものは与えないほうが良いと思います。
高確率で白点病になったり、寄生虫に寄生される恐れがあります。
ショップで買ってきた生餌でも、1週間は別容器で管理してから与えたほうが安全な場合もあります。
我が家ではよそからの持ち込みは一切不可、何世代も自宅で繁殖を繰り返した生餌だけを使うようにしています。
現在はグッピー、ミナミヌマエビ、ミジンコ、ラムズホーン、サカマキガイ、ヨコエビなどを培養しています。
ただ、川の生き物を水槽に入れたり、それを食べたからと言って一晩で全滅してしまうということは考えられませんので、何か他の原因があったのではないでしょうか。
考えられるとすれば、近所で殺虫剤や農薬が使用された。ヤマトヌマエビを入れて持ち帰った容器(バケツ)が新品で、剥離剤が使われていた。
エビを採集するときに虫除けスプレーを使用されていた。室内でアロマを使用している…等、一晩で全滅してしまう場合は、薬品による中毒である可能性が考えられます。
Q:
半年前からアベニーパファー3匹を単種飼育していて1匹が体調不良になりました。
GEXのラクテリア水槽にて冬はヒーター、夏は冷却ファンの28℃サーモスタット管理で、餌は1日に2回(朝/夜)冷凍赤虫をメインに給餌しています。
3匹のうち一番小さな個体で少し前までは餌の時間にアベニー同士で体当たりし合って餌の取り合いをしていましたが、ここ2か月ほどは体格も同等になり、餌も満足に食べていて喧嘩はありませんでした。
1週間ぐらい前から1匹が水面近くを漂うような動きが多く見られ違和感を感じました。顔面が半透明に腫れているような感じで膨張して、背ビレ付近の体表に見慣れない白いクレーターのような痕が増えており、写真ではわかりづらいですが、その白い痕ぐらいから尾びれにかけて身体が少し歪んでしまっています。
違和感を感じて2日間ほど顔面が膨張して食べづらそうにしてましたが餌は食べていましたが、症状が続いていたので20cmキューブ(6L)水槽(28℃管理)に隔離。その後転覆病の症状でお腹を上にしてひっくり返ったりコマのようにくるくると回転する症状もでてきてしまったため、塩水浴0.5%と絶食を始めて4日目になります。規定量の塩を加えた水替えを1回行っている状況です。
隔離して3日過ぎてから冷凍赤虫をチラつかせても食欲はなく絶食は続けています。投げ込みフィルターの水流で流されてしまわないようサテライトの中に入れてます。
体表も所々少しづつ荒れてきて凸凹が目立つようになってきてしまったのですが、これは細菌性な症状で薬欲が必要でしょうか?アベニーは鱗がないので薬の規定量よりも少量で行うという情報も調べて出てきました。現在グリーンFゴールド顆粒がストックあります。
このような場合はどのような対処をすればよいでしょうか?お分かりでしたら教えて頂けると幸いです。
A:
ご提示いただいたお写真と症状説明から、恐らくエロモナス菌による浮腫みではないかと推測します。
塩水浴も病状によっては効果的なのですが、フグの種によっては逆にストレスとなり却ってエロモナス病にしてしまう場合がありますので注意が必要です。
現状からは塩水浴があまり効いていないようですので、薬浴に切り替えたほうが良いかと思います。
エロモナス菌に効く薬は、観パラD、グリーンFゴールド顆粒です。
フグの鱗に関しては、ないという訳ではなく、ハリセンボンの様に鱗が短い針状に変化しています。
種によっては薬量を調節したほうが良い場合もありますが、アベニーパファーでしたら規定量で元気があるうちに完治させてしまうという選択もあります。
ただ、実際に観察したわけではありませんのであくまでお写真を見た印象になりますが、かなり弱っている様子でほぼ末期状態のように見受けられます。
あえて治療はせずに落ち着いた環境で余生を静かに送らせてあげるというのも一つの選択ですが、前述の通り、いちかばちか薬湯で回復を試みるのもひとつの手段です。
苦渋のご決断かと思いますが、飼い主様のご判断にお任せ致します。
Q:
今とても悩んでいるので、相談させてください。
淡水ミドリフグを60センチ水槽の上部フィルターで1匹、2年6ヶ月飼育しております。2ヶ月前に1匹拒食から☆になってしまいました。残った子も最近元気がなく、食欲もあまりありません。肌質もツヤがなくなって、ヒレもかけてきました。淡水のままの飼育に不安を感じております。やはり汽水飼育をするべきなのか、このまま淡水のままでいいのかとても悩んでおります。もし汽水飼育する場合は、今の淡水を汽水に移行するのでしょうか?その場合ろ過やバクテリアはどうなるのでしょうか?pHは8.0、硝酸塩、亜硝酸塩は0.0です。
A:
淡水ミドリフグ、純淡水ミドリフグという名称で淡水で終生飼育可能というミドリフグの噂は聞いたことがありますが、実際には私の知る限り、そのようなミドリフグの存在は確認出来ておりません。ボルネオのコタキナバルに純淡水種がいるという噂を聞いたこともありますが、おそらく海や汽水から移動してきた幼魚ではないかと推測しています。またベトナムのバーベー湖に淡水産のミドリフグがいるという話もあったので、現地の観光所に問い合わせてみましたところ、バーベー湖にはフグはいないとのお返事を頂きました。
では、淡水域にミドリフグはいないのかといいますと、おります。ただそれは、海や汽水域から潮が満ちた時に餌を食べにきたり、大きな魚に捕食されないよう上ってきたもののようです。淡水域でも元気に泳ぎ、餌もバクバク食べているところを見たこともありますし、釣ったこともあります。しかし、潮が引き始めるとみな海のほうへ帰っていきました。
淡水への順応能力は他の海水のフグと比べて非常に高いため、数か月から1年ぐらいの間は大丈夫かも知れませんがそれ以上の長期飼育に於いては、塩分がないと突然死や成長不足、病気になりやすい傾向のようです。
ところで、中国にはメフグという海水フグがいますが、産卵のために川や湖に一時的に遡上します。中には産卵を終えても湖に残り、次の年の産卵まで滞在する個体も確認されていますので、淡水に順応出来る種であれば年単位の淡水飼育も可能ではありますが、それは正しい管理方法ではなくフグに負担をかけながらの飼育であることを理解していただければと思います。
水槽の環境を淡水から汽水へと移行する方法ですが、バクテリアは汽水になっても大丈夫な種もいますから、塩分濃度を徐々に濃くして汽水のバクテリアを定着させていきます。
まずは薄い1/8海水(10㍑の水に約45gの人工海水の素)で水換えを始め、何回か繰り返すと水槽の水が水換えに用いた水と同じ塩分濃度になっていきます。
そうしましたら、今度は1/4海水(10㍑の水に約90gの人工海水の素)で水換えを行います。あとはこの水換えを繰り返すことにより、ミドリフグの飼育に丁度良い塩分濃度になります。
ミドリフグが大きくなれば海水と同じぐらいの塩分を求めるようになりますので、いずれは海水と同じ塩分濃度で管理をすると良いでしょう。
餌については、淡水魚用の餌を与えず海水魚用の人工飼料(おとひめS2でも可能)や、海で採れる甲殻類やタコ、イカ、魚の切り身を与えると良いでしょう。
Q:
1ヶ月程前からアベニーパファーを飼育しています。15cm×15cmのかなり小さめの水槽で2匹飼っていたのですが1匹はすでに拒食で亡くなってしまいました。
残った1匹は気性が荒く餌は何でも沢山食べていたのですが、2,3日前から食べようとはするのですが口に餌を入れると口の中を激しくごぼごぼしながら吐き出すようになりました。
それからだんだん食べなくなり背中がぺたんこになってしまいました。今は元気がなく底でじっとしていることが多く、泳ぐ時もぼーっとしている状態です。
顎に何か詰まっているのでしょうか。口にカビが生えているようには見えないです。体が痩せてしまったからなのか、顔が重く砂利の上に顎を乗せて休ませているような状態です。
病気かどうかもわからないので薬などを使うべきなのか、どう助けてあげればいいのかわからず困っています。
A:
恐らく小型水槽での飼育による水質の変化で、いろいろな不調が生じたのだと思われます。
まずは、30㎝キューブ水槽くらいの水槽に移し替えてあげて、2~3日に1回、水質検査薬で水質を検査、主にアンモニア濃度やpH等に異常がないかを調べます。もし異常があれば少量ずつ換水してください。ただ30㎝水槽は最低ラインの水槽の大きさですので、60㎝水槽と比べると魚の病気や落ちやすさはぐんと上がってしまいます。
小型の水槽は水量が少なく(2-3ℓしか入りません)環境の変化が激しいのでかなり上級者向けの水槽になります。なぜかと言いますと小型水槽は環境の変化が起こりやすく、急に水質や水温が変わったりするためです。めまぐるしい環境の変化は、魚にとってストレスや病気の原因になります。
例えば15cm水槽と60㎝水槽に墨汁を数滴垂らして、色が黒く染まりやすいのはどちらかと言えば、当然水量の少ない小型水槽のほうです。この墨汁がもしも毒だったならば、濃度が高くなる小型水槽の魚のほうが、よりダメージを受けやすいということになります。
魚を飼育していると、糞や食べ残した餌などは魚にとって有害な毒になってしまうため、小型水槽ではその影響を受けやすいのです。
また、水温も水量の少ない小型水槽の場合、水が温まりやすく冷めやすいので部屋のクーラーを消したり付けたりするだけで水温が変化しがちです。
その変化に人間は対応できますが、魚は対応できずにストレスとなり病気に発展します。
15㎝水槽と比べて30㎝キューブ水槽以上の水槽で飼育すれば、死んだり病気になったりする事はぐんと減ります。
今のままの15㎝水槽での飼育を続けると、今回の病気が治ってもまた病気になってしまいますので、まずは水槽を大きくして、ろ過をきちんと立ち上げてあげる事が大切です。
餌はアベニーパファーの食いが良い、活きイトメ(イトミミズ)かタマミジンコを与えます。タマミジンコはヤフーオークション等で安く売られています。
食欲が戻りアベニーのお腹が膨れてきたら、普通の餌に戻します。
2022年07月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
2日前からショウテデニーが拒食になり隔離したところヒレに白いモヤモヤみたいなカビみたのがついて今見るとさらにひどくなってます。応急処置で出来る事あればご教授ください💦
A:
ミズカビ病または、綿かぶり病といわれる症状だと思います。
塩水浴も効果がありますが、ショウテデニィは塩に弱い傾向がありますので薬での治療をお勧めします。
効果がある薬はメチレンブルーやマラカイトグリーンが主成分の薬です。私のところでは主にアグテンを使用しています。
治療は水槽では行わず、エアレーションした10㍑バケツに病魚を隔離してカルキ抜きした水道水に水合わせし、毎日の水交換(全換水)を行うほうが効果的です。
また水換えの際には、バケツもお湯で綺麗に洗うと良いです。
この病気は元気な個体には発病せず、ストレスのある個体に発症しやすいため、治っても原因を追究しない限りまた再発してしまいます。
ストレスの原因としては、水質・水温の急変、昼夜の水温差、混泳魚とのトラブル、混泳によるトラブルの外傷などが考えられます。
Q:
現在全長20cm弱のファハカを
90cm水槽のベアタンクで飼育しています。
今朝、普段通りに体調チェックをしているとサーモスタットのセンサー部分が一部、齧られていることに気付きました。
生態的に齧ることは以前から知っていましたが、サイズ的にまだ大丈夫だと思い込んでいたので、焦っています。
オーバーフローにする以外で何か対策はあるのでしょうか。
またコード部分も保護する方法があれば教えていただきたいです。
A:
ヒーターのコード部分にはペット用のコードカバーが使えます。
センサー部分はフグが動かせないよう石組みしたレイアウトの中に隠したり、植木鉢のメッシュパッドと結束バンドを使ってセンサー部分をくるんだりします。
またはセパレーターで隔離した場所にヒーターやサーモスタットのセンサーを入れるという方法もあります。
一番簡単なのは室内のエアコン管理で、水槽内にヒーターやサーモスタットが不要となります。
ここで紹介したのは一例であり、対処方法は他にも沢山ありますので、ご自宅に合った方法を探してみるのもよいと思います。
Q:
ショップではクリルやドラゴンシュリンプを食べさせていたのでクリルを与えています。導入後1週間ほどはクリルをよく食べてお腹も膨れていたのですが、その後水替えをしてからほとんどエサを食べてくれなくなり、週1でクリルを2mm四方ほど食べてくれるだけになりました。
体色も薄いオレンジ→焦げ茶色になったまま戻りません。
ピンセットでクリルを近づけると寄ってはくるのですがスルーされてしまいます。
冷凍アカムシやドラゴンシュリンプを与えてみたのですが食べてくれません。
元々はベアタンクで飼育していたのですが先週、少しでも落ち着けるようにとスドーのボトムサンドを敷いてみたのですが状況は変わりません。
このような場合はどのような対処をすればよいでしょうか?
飼育期間:約1ヶ月
体長:約5㎝
水槽:26-27℃台(空調で管理)
pH:約7.5
水槽の大きさは40㎝水槽(コトブキ レグラス400)
濾過は
・コトブキ:プロフィットフィルターX3(外掛け式のフィルターです)
・水作エイトコアM
です。
・導入2週間後くらいからゾウリムシのようなものが大量発生したので対策でラムズホーン2匹とボルネオプレコ1匹を混泳させています。
水質や水槽外観は別添のとおりです。
A:
水質に異常がみられないので、精神的なものか、ビタミン不足による食欲不振などが考えられます。
まずレイアウトですが、壺はないほうが良いかと思います。(混泳魚との喧嘩防止、食べられることの防止用であれば入れておいても良いのですが)
あと砂の量が少し多いようです。砂に潜ったときに、ミウルスの腹が水槽底に着くくらいの厚さが最適かと思います。
また、お写真を拝見しますと何かのコードが砂に埋まっていますが、もしヒーターを砂に埋めておられるのでしたら仕様上問題がありますので、おやめになったほうが良いです。
どうしても餌を食べないようであれば、まずはメダカやミナミヌマエビなどを一緒に飼育して食べさせます。
メダカやミナミヌマエビには比較的栄養価の高い飼料を与え(おとひめがお勧めです)、間接的に栄養をミウルスにとらせます。
食欲が戻ればメダカやエビを与えるのはやめ、ミウルスにクリルやカーニバルなどの餌付けを再開します。
クリルや人工飼料を与えるときには酸化に十分注意し、開封して1か月経過した餌は与えないようします。
また、クリルを与えるときにはしばらくビタミン液に浸したものを与える事を推奨致します。
人工飼料やクリルの保存方法はこちらをご参照ください。
https://puffersisland.com/tegalog/tegalo...
Q:
自宅で飼育しているテトラオドンファハカなのですがネットなどで見るような画像に比べて体色が変に見えるのですがこれは普通なのでしょうか。
水換えは週に2.3回程度です。具合が悪い感じもなくて元気は元気なんです。しかし皮膚が荒れているのかなと思いまして…
あとはたまにこのように呼吸が荒くなることがあります。これも何かあるのでしょうか?
phはおそらく7〜7.5の間だと思います。水温は27℃です。
A:
体色を見る限り正常範囲かと思います。ファハカは体色がよく変化する種ですので特に問題はないかと思いますが、pHがもう少し高いほうが色も鮮やかに模様もくっきりすると思います。
現在のpHは7.0-7.5とのことですのでそれほど低いとは思いませんが、発色をより良くしたい場合は、ろ過材にサンゴ片を混ぜたり底砂に混ぜたりすることで様子を見られると良いでしょう。
呼吸が荒くなる症状は水面が波立つほどのエアレーションを追加したり、やや強めの水流を水中ポンプで作ってあげることで緩和されると思います。ただ水流を作った場合は水流が滞りフグが休める場所を石組みなどで作ってあげる必要があります。
2022年06月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
ファハカを飼育しており、先日より常に右側が下に傾いた状態が続いております。また四隅にくると縦向き(頭が上でほぼ垂直)になります。
転覆病なのかな?と思い、0.5%の塩水浴を行い4~5日経ちますが一向に改善致しません。塩水浴の間は餌はあげておりません。
また、腹部右側(肛門すぐ右側から頭側に3~4センチ)が少し膨らんでいるような気がします。ここの肝臓?が餌のあげすぎて脂肪肝みたいになって傾いているのかな?とも思っておりますが、よく分かっていません。
今のところ塩水浴以外にしてあげられる事がわからなくて困っております。
何かしてあげられることはあるでしょうか?また、これはどういった病気なのでしょうか?
1.飼育期間は1年足らず、飼い始めた時は4cm程でしたが今は32~3cmほどあります。
2.右側のお腹が膨らんでいるように思いますが、他は特に異常はなさそうです。
3.phは6.0辺りでほぼ安定しています。アンモニア、硝酸、亜硝酸は測定しておりません。
4.60cm水槽、ベアタンク、ロカボーイ1つのみです。
5.水温は26~28度(ヒーター入れてますが、最近は暑いので水温が上がり気味です。)
水替えは成長期は月5~6回(キャットをメインにあげていたので、水汚れとフンがすごくて多めに変えていました。)
今は月3~4回です。いずれも50%~60%ぐらいの量を変えてます。
6.コトブキの上部フィルター(トリプルボックス、珊瑚の炉材を追加してます。)、ロカボーイ
7.単独飼育です。
成長期はキャットやビッグキャットを中心に冷凍エビや冷凍アサリを1日2回。多い時はビッグキャット10粒以上食べてました。
30cmを越えてからははビッグキャット2~3粒or冷凍アサリ2~3粒を1日1回。
やはり食べさせすぎによるものでしょうか?今書いててもお腹いっぱい餌をあげすぎてたかも…と思っています。
また、水槽がちょっと狭い気もしていますがそれも関係ありますでしょうか?ご回答よろしくお願い致します。
A:
状態から察するに転覆病か、もしくは水槽が狭く十分運動が出来ていない状態で成長したため体のバランスが取れないのではないかと思います。
ファハカにとってはpHがやや低いので、pH7.0-8.0くらいに調整してあげてみて下さい。またそのサイズになりますと、90㎝水槽(奥行き45㎝出来れば60㎝推奨)を使いストレスにならない程度に水中ポンプを使って水流を作ってあげたほうが良いかと思います。
もし環境を整えてあげても治らない場合は転覆病が考えられますので、脂質の多い人工飼料を与えるのは控え、エビやイカなど低脂質の餌をビタミン液などに浸して少量与えます。
それで体のバランスが上手く整うようになるか様子を伺います。
また体を潜り込ませて支えるための岩場や流木、しっかりとした水草などを設置してあげるとよいと思います。
Q:
hello~I have a question. Are there two species in the fahaka puffer, rudolfianus and strigosus?
こんにちは。質問です。ファハカには、rudolfianusとstrigosusの2種があるのでしょうか?
A:
The fahaka are divided into groups of lineatus and two subspecies rudolfianus and strigosus.
Rudolfianus is a small fahaka that inhabits Lake Turkana (Salt Lake) in Kenya. It is said to be less than 10 cm in length. It is characterized by the presence of several red spots.
The strigosus is a species with a different band pattern that inhabits the Niger River. It is characterized by a yellow line pattern that is narrower than that of the normal fahaka.
fahakaは、lineatusと2種の亜種rudolfianusとstrigosusのグループに分けられます。
rudolfianusは、ケニアのトゥルカナ湖(塩湖)に生息する小型のfahakaです。体長は10㎝未満といわれています。いくつもの赤いスポットがあるのもこの種の特徴です。
strigosusは、ニジェール川に生息するバンドの模様が異なる種です。黄色いラインの模様が通常のfahakaより細いのが特徴です。
Q:
ズバッティかミウスルを飼育しようと考えています。体長はどちらも4-6㎝ほどです。
現在、水槽の立ち上げを行っているのですが水温はどのくらいまで許容範囲なのでしょうか?教えて下さい。
今のところ28-29℃で水温を設定しています。
(ヒーターは26℃キープのものを使用)
白点病防止だと28-30℃くらいが良いと聞いたことがありますが個体にとって負担であるならばファンを使って水温を下げようと考えています。
A:
スバッティもミウルスも川の本流に生息する種ですので、現地での水温は24℃前後だと思われます。
理想水温は26-27℃(エアコン管理しないと難しいと思います)、28-29℃だと飼えない事はないですがストレスになり成長不良、食欲減退、寿命や繁殖に影響が出ることがあります。
白点病の発生は昼夜の温度差も関係しており、その変化が激しいと白点病になりやすいです。白点病を出さずに飼育するには昼夜の水温の温度差を出来るだけ少なくすることが大切です。
1日の温度変化を季節ごとに調べて水温が多少高くても一定の水温になる調整が出来れば白点病にはなりにくいと思います。
Q:
現在家で飼育しているテトラオドンファハカの病気がなかなか治りません。左側の胸びれに多く出ていて、右側にも増えつつある感じです。白点病の治療を開始したのが2月の終わりで現在までこのような状態です。温度も30度まで上げています。定期的に換水と薬浴もしています。食欲が落ちたことは一度もありません。気のせいかもしれませんが白点病の位置が変わらないような気がします。点の数も日に日に少しづつ増えてる感じです。
A:
お写真を拝見したところ、この鰭に付いた白い点は白点病ではありません。見た目は良くないですが、これが原因で悪くなるといった症状でもありませんので放置しておいて構いません。
原因は薬を使ったことのある個体、また生後2年以上経過したアフリカの淡水フグ全般に見られる現象です。
治療方法は現在の段階ではわかりませんが、私のところでは何もせずに普段通りに接しています。
またこのような白い点が鰭に現れる個体もいれば、全く現れない個体もいます。
※今回の症例では白点病ではないと思われますが、鰭にも白点病が出る場合はありますので見極めが大切です。
うちのショウテデニィにも同様の個体はいます。アグテンで白点治療後にこのような鰭になりました。
Q:
諸用があり、半日家を空けなければいけなくなりました。留守の間、水槽の照明は点けっぱなしでも大丈夫なのでしょうか?普段は夜は消して真っ暗になるようにしています。
A:
今回は半日という短期間ですのでどうしてもということはないのですが、今後のために出来るだけ生体にストレスを与えないように照明時間は一定にしたほうが良いかも知れません。
規則正しい照明のON/OFFはフグの1日のバイオリズムには必要。照明時間が不規則ですと体調を崩したり繁殖にも影響する場合があります。
私は15分置きにON/OFF出来る高機能のコンセントタイマーを使っています。値段は1,000円以下ですのでそれほど高くないのが良いです。
諸用があり、半日家を空けなければいけなくなりました。留守の間、水槽の照明は点けっぱなしでも大丈夫なのでしょうか?普段は夜は消して真っ暗になるようにしています。
A:
今回は半日という短期間ですのでどうしてもということはないのですが、今後のために出来るだけ生体にストレスを与えないように照明時間は一定にしたほうが良いかも知れません。
規則正しい照明のON/OFFはフグの1日のバイオリズムには必要。照明時間が不規則ですと体調を崩したり繁殖にも影響する場合があります。
私は15分置きにON/OFF出来る高機能のコンセントタイマーを使っています。値段は1,000円以下ですのでそれほど高くないのが良いです。
Q:
先日、パオバイレイを購入させていただいてから、ジャンプ行動が頻繁です。
アクリル板をして飛び出しを防いでいますが、5センチは余裕で飛び板に体当たりします。
ストレスでしょうか?驚かしたり、照明をあてたり、カメラで執拗に撮影することもありません。
環境としては
60センチスリム水槽をパーテーションで区切り、その一室にお迎えしています。
ファハカベビー3センチ/バイレイ/ミウルスベビー3センチ
ベアタンクです。隠れられるようにアヌビアスを沈めています。普段はその後ろに隠れています。
お腹が空くとゆっくり上下に泳ぎます。餌もカーニバルをよく食べ食欲あります。
ほとんど動かないとの情報もあったので、心配しています。
何が原因で、どう改善するべきでしょうか?
A:
バイレイはパオ属の中でも特に飛び出し事故の多いフグになります。
驚かなくても飛ぶときもありますが、やはり人影や音、他の魚に驚いたりして飛び出す事がありますので、バイレイが落ち着ける環境を作ってあげる事が大切です。
・適した水質(pH8.0以上の弱アルカリの水質)
・隠れられる岩穴
・単独飼育
などがバイレイを安定して飼育できる必須条件です。
岩穴はすっぽり体が収まり広すぎず狭すぎずが良いです。
成長とともに岩穴のサイズも大きくしていきます。
また、基本的にはじっとしているフグではありますが、給餌の時間に隠れ場所から出て来ておねだり行動(上下に泳ぐ等)をすることは正常ですのでご安心ください。
2022年05月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
チベット産ブラインシュリンプの孵化のコツを教えてください。
https://puffersisland.com/cart/goodsprev...
A:
通常のブラインシュリンプより40%ほど大きなブラインシュリンプです。
チベットの標高のある場所で卵が採取されています。
塩分は2.5%-3.0%ほど
3%の塩分は1㍑約30gの塩になります。(1㍑10gでも孵化を確認)
必ず食塩ではなく人工海水の元を使います。
理由はpHに関係しており、ブラインが孵化に必要なpHは7.5-8.5の弱アルカリになります。
人工海水の元はpH調整剤が入っており、ブラインの孵化に必要なpH値にしてくれます。
27℃-30℃の水温で24時間で孵化します。ただし水温が低いと孵化時間が遅くなります。
水温が低い時にはヒーターパネルなどを使って温めます。
照明は孵化のトリガーになります。照明を使わないと孵化率が悪くなります。
参考例
Q:
アベニーパファーを1匹、他の魚と一緒に飼っています。2年くらいは何もなかったのですが、気がつくと顎に赤い吹き出物のような腫れがボッコリできていてだんだん目立つようになりました。まだ痩せたりはしていないのですが泳ぎが以前よりだいぶゆっくりになっている感じです。餌は食べたり食べなかったりです。治療法はあるのでしょうか。餌は1日1回冷凍アカムシ(クリーン赤虫ミニキューブ1つで全部の魚分)のみですが、ときどき別水槽で育てているレッドラムズホーンを水槽に投入しておやつにしています。
飼育期間:約2年
病気の症状:顎の右下に赤い吹き出物がボッコリ出ている
pH:6.8くらい
アンモニア、硝酸、亜硝酸の値:テトラテストで異常なし
水槽の大きさ:30×30センチキューブ 約25リットル
水温、水換えの頻度と量:水温28度 週1で8リットル程水換え
使っている濾過器の種類:ラクラクパワーフィルター L
混泳魚の有無:バジスバジス4匹、ラミーノーズ3匹、
ヤマトヌマエビ6匹、コリドラスハブロースス2匹
A:
アベニーパファーの顎下に出来る赤い腫瘍のような症状は以前から確認されており、どの個体も同じ位置に出来るようです。
寄生虫によるものか細菌によるものか原因は不明で、残念ながら治療方法は確立しておらず、急死はしないのでそのまま飼育を続けるしかありません。
稀に悪化すると水ぶくれのように膨らみ、そうなると徐々に体力を奪われ死んでしまいます。
治療しなくても治ったという報告もありますので、水槽を出来るだけ綺麗に維持して経過を見守ってあげて下さい。
Q:
こんにちは、淡水フグの消化不良についてお聞きしたいです。
うちのムブが少し前に体調を崩し拒食気味になっていました。(水底で具合悪そうにフラフラしているような状態)
現在は以前とほぼ変わらない様子ですが、糞の色が透明でしたので少し調べてみたら消化不良や内臓疾患などの症状のようです。
このような症状が出たことはありますか?またその場合はどうしていますか?
ごはんは冷凍エビのみを与えています。
1.飼育期間
5ヶ月
2.病気の症状
透明な糞
以前より少しだけ具合悪そうに見える
3.pH、アンモニア、硝酸、亜硝酸の値
8前後 アンモニア等は異常無し
4.水槽の大きさ
90cm
5.水温、水換えの頻度と量
28℃、週1、7割ほど
6.使っている濾過器の種類
外部フィルター(エーハイム2275)
7.混泳魚の有無
スジエビが3匹
A:
透明の糞というのは短い写真のような糞でしょうか?
それとも長く粘着性のある糞でしょうか?
後者の場合はお気の毒ですが立て直しが艱難なため、治療法が思いつきません。
前者の場合は元気な時でも出す糞ですが、ストレス、寄生虫、消化不良などで発生します。
ムブ飼育時の水温に28℃はやや高すぎてストレスになりますので、とりあえず理想である25℃前後になるように改善されることをお勧めします。その際は水を一気に変えずに、毎日1℃単位で水温を徐々に下げて様子を見てあげてください。
原因が寄生虫の場合は、虫下しであるカイニンソウ(マクリ)という海藻を使用する手があります。漢方薬局等、ネットの通販でも売っていることがありますので探してみて下さい。冷凍のエビや貝の中に仕込んで与えると効果的です。