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Q:
餌についてご質問がございます。
パオ・バイレイを2年半ほど飼育しております。
小さい頃はカーニバルやクリルを食べていましたが、
ある時を堺に生き餌しか食べなくなり、今では小赤しか与えておりません。
人工飼料や冷凍エサをまた食べるようにしたいのですが、
食べてくれないので悩んでおります。
また、普段から泳いだりする訳でもなく、隠れ家でじっとしているので
エサを投入しても水面まで来て食べにくるということは
まったくしてくれなさそうです。
幸い小赤を手に入れる手段はあるのですが、仕事の関係上で
土日しか買いに行く日がなくて、餌を維持するのが大変です。
人工飼料に戻すために何か良い方法がありましたら
ご教授いただければと思います。
ちなみにバイレイは現在13cm程度で大変ふくよかな体格をしております。
A:
人工飼料を食べている淡水フグに決してやってはいけない事は活き餌を与える事です。
淡水フグの拒食は頑固で、一度拒食に陥ると飢えて落ちるまで食べてくれない事もざらにあります。
活き餌を与えた期間が長ければ長いほど、再び人工餌には餌付きにくくなってしまいます。
バイレイは繊細な性格なため、普通に飼育していても数日~1、2週間の拒食をすることはしばしばあります。
十分な体格で健康な個体であればそれですぐ死んでしまったり病気になることは非常に稀で、
また食べたくなったら餌をねだり始めますので、過剰に心配してすぐに活き餌を与えない事が重要です。
一度人工飼料を受け付けなくなった個体への再餌付けは運の要素も強く大変難しい場合が多いのですが、諦めずにひたすら口元まで人工餌を運び続けるしかありません。
ただどうしてもダメなとき(やせ細ってしまったりした時)は、人工飼料は諦めて活餌での給餌に移行しましょう。
その場合、小金(魚)だけでは栄養が偏りますので、甲殻類、昆虫、ミミズ、魚類、貝などをビタミンを添加して与える必要があります。
餌を与えても水面まで出て来てくれないのはコミュニケーション方法が問題となっている場合が多いです。
餌を投げ込んで食べたのでそれでおしまい…という接し方をしていると、そうなりがちです。
フグに興味を持ってもらうよう、わざと時間をかけて餌を与える事が大切です。
・給餌前にフグと目を合わせ、手を振るなどして餌の時間だというお互いの合図を作る
・すぐに餌を投入せずに、少々じらしたり「これをあげるよ」と餌を見せてやる
・鰭(ひれ)をパタパタさせて寄ってきたら餌を与える
・毎日の給餌で寄ってくる距離を伸ばしていき、水面まで誘導する
一例ですがこのような感じで徐々に馴れさせていきます。
回答に満足していただけましたら、コーヒー代くらいの募金をお願いしておりますので宜しければお願い致します。(任意です)DeepL翻訳などを使う経費として使わせて頂きたいと思います。
Q:
以前そちらでバイレイを購入させていただいた〇〇です。
いつも主人にはなついていて主人が長い箸でカーニバルを上げていましたが、主人が11月までの長期出張に出て、ここ1週間ほど、箸で餌をあげても食べません(できるだけ主人と同じ方法にはしています)もともと餌を浮かべただけでは食べてくれない子です。
ずっとカーニバルだけでやってきましたが、生き餌に変えたほうがいいでしょうか?
以前のバイレイがずっと餌を食べずに死んだので心配です。
ちなみに水換えは昨日バケツ1杯分しました。主人がいなくなってちょうど1週間ほどです。
PSBは毎日少し追加しています。
何かよいアドバイスが頂けるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
ちなみに、以前少し小さい頃、アカムシのようなものをあげたら、怖がって食べませんでした。
A:
淡水フグの特徴として他の魚と違うなと感じるのは個性が強く、性格や好みがバラバラなところです。
1匹1匹の嗜好を理解してあげないとすぐにこのような拒食を起こしてしまいます。
特にパオ・バイレイはその傾向が強いフグで、拒食の相談が多いフグです。
うちも夫婦でフグを管理し担当しているフグが違うのですが、担当者が変わると餌を食べてくれなくなる事は多々あります。
淡水フグに餌を与えるときの合図(声をかける、手を振る、ピンセットで何かしら合図を送るetc.)で給餌前に飼い主と淡水フグの合意が必要なケースもあります。
さらに合図をしてからどれくらいの早さで餌を口元までは運ぶのか、ピンセットでの餌の掴み方や角度など、すごく細かい部分まで要求してくる場合があります。
だから餌やりの担当者が変わると食べてくれなくなるのです。
面倒くさいと思いますがそれが飼い主と淡水フグの絆のようになっていて、その様子が可愛いと思えると淡水フグの魅力は一層増します。
家事もおありのことと思いますし1匹1匹にそのような時間をかけるのは正直面倒だと思いますが、何かバイレイとの間に前述のような合図を作る等して
コミュニケーションを図り、信頼を築くことが拒食解消への近道です。
淡水フグは管理者の顔や声も憶えて見分けますので、まずは仲良くなることを目指してみてください。
仲良くなるポイントは、馴れるまではフグの前での動作は出来るだけゆっくり(太極拳のような動きぐらい)めを心がける。何かアクションを行う前には自分なりの合図を作る。
給餌前には「今からこの道具を使ってこの餌をあげるよ」、掃除の際にも掃除用具を見せて「今からこの道具で掃除をするよ」とフグに見せてあげて理解させる…等です。
大変かと思いますが、どうぞ頑張ってみてください。
※追記
生餌を与えるとどうなるかと申しますと、生餌しか食べなくなり人工飼料を食べなくなる恐れがあります。
また生餌にも好みがあり、魚、甲殻類、昆虫、ミミズなど色んなものを試す必要があります。
生餌を与えるときには、ご主人とご相談して人工飼料を食べなくなる可能性があるということを了承していただいてからのほうが良いかもしれません。
回答に満足していただけましたら、コーヒー代くらいの募金をお願いしておりますので宜しければお願い致します。(任意です)DeepL翻訳などを使う経費として使わせて頂きたいと思います。
Q:
胃の中にガスが溜まっているらしいバイレイがいますが、排出できないので元気に泳ぐことができず水に浮かんでいます。対策はありませんか?
餌には冷凍の小さな川エビ、小さなドジョウを解凍後に給餌しています。
A:
転覆病の原因は複数あります。
1・臓器の肥大、2・内臓疾患、3・胃に空気が入る、4・消化不良、5・腸内細菌のバランスが崩れる、6・強いストレスなどです。
動画を見た限り4・5の複合が原因だと思われます。
対処方法は
1・もっと消化の良い餌に変える
2・水温を28℃くらいにして消化を助ける
3・餌に総合ビタミンを添加して与える
4・腸内細菌のバランスを戻すために、防腐剤を使ったり酸化した古い餌を与えない
などに気を付けて様子を見てみると良いと思います。
回答に満足していただけましたら、コーヒー代くらいの募金をお願いしておりますので宜しければお願い致します。(任意です)DeepL翻訳などを使う経費として使わせて頂きたいと思います。
Q:
パオ・バイレイを飼育しており、元気が無いためご質問できればと思います。
飼育期間 3年5ヶ月
病気の症状(外傷がある場合は出来るだけ鮮明な患部の写真)
→食欲はあるが、あまり食べない。(目立った外傷無し)
普段は上まで上がってきて、カーニバルを食べるが、その泳ぎが弱々しく辛そうにしている。(頑張って上がった後は呼吸が早い)
pH、アンモニア、硝酸、亜硝酸の値
→pH8.0
水槽の大きさ
→51×30×25
水温、水換えの頻度と量
→水温25℃ 水換えは週1回半分程度
使っている濾過器の種類
→上部式+投げ込み式
混泳魚の有無(種類と数)
→無し。単独飼育。
体長は8cm程度で我が家に来た時から大きく変わりません。
人工飼料は来た時から食べています。
サンゴ砂、牡蠣殻を入れており、今回の件があり入れ替えました。
体色から考えてメスのようで、少し下腹部が膨れていたので卵などの関連も?と考えています。
よろしくお願いします。
A:
水質や水温などの管理方法、また餌は問題ないと思います。ですが、気になるのはカーニバルの酸化対策です。酸化防止剤を入れる等で対策をとられている場合は良いのですが、いかがでしょうか。もし酸化防止策が万全だとしますと、考えられるのは抱卵した個体は産卵前に食欲が落ちる、餌を食べなくなるという傾向があります。その時期には大人しくなる傾向もあります。ただオスを入れると活発に動き出します。
Q:
7cmほどのバイレイが5日前ぐらいから餌を食べません。同じ水槽にペン立てを浮かべて中に3cmほどのバイレイもいるのですが、その子はとても餌喰いがいいです。なので水質、phが異常なことはあまり考えられないです。
餌を食べないだけで元気です。ちょっと痩せてきてると感じています。今までは乾燥エビをあげてました。ピンセットでエビをつまんで水槽に入れると一瞬反応するんですが食べないです…。
どうしたらいいでしょうか…?
水槽の大きさは45cmです。よろしくお願いします。
A:
拒食の原因は単食による栄養バランスの偏りだと思います。特にビタミン不足が原因となっている場合が多いです。
人工飼料を食べる個体が拒食しないのは栄養バランスが優れており、それが拒食防止につながっています。
生餌や乾燥エビ(おそらくクリル)を与える場合はビタミンを添加したり、他にも様々な種類の餌を与えなくてはならず健康的に飼育するのは大変面倒です。
またクリルは製造過程で栄養がほとんど抜けていますので長期間の飼育を目的としている場合は、与えるべきではないと思います。
Q1:
バイレイを飼育し始め、アカムシからクリルに切り替わり、クリルからキャットに変えたのですが、キャットは目の前に落として口に入れて出すだけで食べません。
そしてここ5日間くらい、クリルも食べなくなりました。先ほどアカムシをあげたところ、1.2本だけしか食べません。
水槽はカーテン越しにうっすら日光が届くので、画像のようにすぐにコケや藻が生えてくるので、週に2回4分の1水換えと掃除をしています。サンゴ砂を敷いて、青龍石とアマゾンソードを入れています。pHは7.5前後、水温は27度をキープしています。考えられる原因は、
1.餌を食べなくなる前、忙しく一週間以上水換えを怠り、pHが7以下になっていた。そこから、微生物(プラナリアとミジンコらしきものと謎の貝)がたくさん発生しました。
2.初期段階でラムズホーンを入れたのですが、狭い隔離ケースの中で一緒にしていたのでラムズホーンを食べてしまい、そこから5匹全て食べてしまいました。食べられる前に卵を産んでいたので、100匹くらい産まれたのですが、5ミリくらいになると食べられてしまい、全て食べられました。ラムズホーンがいなくなって餌を食べる気を無くした?
3.サンゴ砂の中にラムズホーンの殻やフンなどが混ざっているので水質が悪い。
4.子供と顔を近づけてみていたので、怯えてしまった。
アドバイスをいただけると助かります。
A1:
pHは出来れば8.0付近がよいのでそれに近づけます。
水温は現地の水温は24℃くらいですので、冬場は24℃、夏場は27℃くらいになるように保ちます。
ラムズホーンなどの生餌をバイレイが食べてしまう場合は水槽に入れておくと人工飼料やクリルに餌付けるための障害となってしまうので、それらに餌付けたいのであれば入れないほうが無難です。
プラナリアは寝ているバイレイの腹部に入り、お腹の皮膚を齧って食べて穴を開けてしまうので注意してください。
画像ではバイレイが入れる土管等が見当たりませんので入れてあげたほうが良いかと思います。バイレイは岩穴に入ことを好み、寝るときの場所にもなります。ない場合は、かなりのストレスになっているかも知れません。
砂は出来れば敷かずに珊瑚砂をろ過材に使うようにすると底に溜まったゴミを掃除しやすいので、バイレイの餌付けや飼育に慣れるまではベアタンクをお勧めします。
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Q2:
相変わらず、餌には全く興味がないので、なんでもいいから食べてもらいたくヒメダカ、ミナミヌマエビ、ラムズホーンを入れてみましたが目で追いかけるだけです。
ストレスになるようなら取り除きますが、このまま何も食べないと心配です。
一応巣穴は前から石で作っていたのですが、レイアウトを変えて穴を多くしてみました。拒食になってからずっと巣穴に篭っています。
拒食になる前はクリルのみを与えていました。(繁殖したラムズホーンも食べていましたが、クリルも食べていました)
微生物の件は、サンゴ砂の底砂を取り除いて水槽を洗っていなくなりその代わりにフィルターにサンゴを入れました。水槽洗った後、半分は元の水を戻しました
拒食の原因に心当たりがありました。拒食になる前、水槽に写真のコケ防止剤を入れました。エビの飼育には使用しないでと書いてあり、昨日入れたミナミヌマエビも10匹中2匹が死にました。
エビが死んでしまうような薬品を入れてしまったことがフグの拒食を引き起こしてしまったんでしょうか?
その場合水を全て新しくしたいのですが、原因がわからないので水槽をいじくってばかりいると余計にストレスになると思い何もできずにいます。一旦水槽を目隠しして放っておくか、ドバミミズも検討しています。
ちなみにバイレイは穴の中でじっとしていてエビやメダカを見つけるとゆっくりそっちの方向に近づきますが、逃げられてなにもしません。まれに食べ物を吐き出すような動作をします。
穴の中でじっとしている時たまに尻尾をピンと広げたりしています。
A2:
環境を変える事によるストレスが拒食に繋がったと思います。人懐っこい個体であってもパオ属は繊細で神経質な性格ですので、すぐに拒食することがあります。コケ防止剤の影響もありますが、あとは環境を一切変えず、生き餌の投入だけでにとどめて安静に見守る事が最善だと思います。
ドバミミズも良いかと思います。ただ、あまりにも大きなドバミミズを与えると混乱してしまうので千切って何等分かにして与えるか、小さなドバミミズを口先へ落とすように与えます。10分しても食べない場合は取り除いて、また次の日にチャレンジしてみるとよいと思います。
(Pao baileyi)
Q:
Hello, I hope the day is beautiful in Japan. I hope this letter does not inconvenience you.
I have been working on breeding my Pao Baileyi. Less then a week after introducing them into a breeding tank, they spawned. However, the eggs are getting scattered around as they did not stay in the cave. Should I put them in an egg tumbler to incubate? Or should I keep them with the male until they are about to hatch?
【訳】
私は、パオバイレイの繁殖に取り組んでいます。飼育水槽に導入して1週間も経たないうちに、産卵しました。しかし、卵が巣穴にとどまらなかったため、あちこちに散らばってきています。エッグタンブラーに入れて孵化させたほうがいいのでしょうか?それとも、孵化寸前までオスと一緒にしておいた方がいいのでしょうか?
A:
The hatching rate will be higher if the male puffer fish parents are responsible for hatching the eggs rather than humans.
However, spilled eggs will be collected in an egg tumbler or similar device to attempt artificial hatching.
When the eggs have developed to the point where the eyeballs can be seen, the male should be released from the eggs and aeration should be performed near the eggs to ensure that they hatch.
Hatching will vary depending on the water temperature, but should take about 10 days.
【訳】
孵化は人間が行うよりフグのオス親に任せたほうが孵化率は上がります。
ただし、こぼれ出した卵はエッグタンブラーなどに回収して人工孵化を試みます。
卵の発生が進み目玉が見える程度に発達したら、オスを卵から離し、卵の近くでエアレーションを行い確実に孵化させます。
孵化は水温によって異なりますが、10日程度で孵化します。
(Pao baileyi)
Q:
バイレイの雌雄についての質問です。
このサイズでの雌雄判別は困難なのでしょうか。
Q&Aも拝見させて頂きましたが、お腹に模様がある個体が♂という事ですが、今回の個体にはお腹に模様があるように見えました。この段階で♂と断定するのは時期尚早なのでしょうか。
A:
写真の個体を見る限りオスだと思われますが、実はメスにもこの模様は環境や気分によって現れることもあります。
メスだと繁殖期を迎えるとお腹の色が山吹色がかった黄色一色になるからです。確かにこの段階で♂と判断するには早すぎるかもしれませんが・・・。
あとオスの特徴としてはすごく小さな赤いスポットが背中に表れます。これはメスには確認出来ない模様です。
バイレイのオスにしかないスポットです。縁が白く黒の中心は赤(朱色)です。この模様も気分や環境で見えるときと見えないときがあります。
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Q2:
アダルトになると確実に見た目でわかりますでしょうか。
おそらく貴センターにて繁殖されたと思われる2年物のバイレイなのですが、♂として購入しましたがこれは♀っぽいかなと思っております。
重ねてのご質問で大変恐縮ですが、ご確認よろしくお願い致します。
A2:
ぱっと見たところはメスっぽいですね。ただ、照明や気分や環境で模様は変わりますので、このお写真だけではメスだという断定は難しいですね。
こちらの写真の個体はメス(確定済)になります。このような鮮やかな黄色い模様一色になるとメスだと断定しやすいです。
Q:
先日、2月16日(木)に到着致しましたベビーバイレイが我が家に到着後、
水合わせしたのち、翌日、カーニバルをプラスチック製のピンセットで与えたところ、食べず、カーニバルだけ落として与えたのですが、1口齧る程度しか食べませんでした。
その次の日から全く齧る事もなく、現在に至っております。
サテライト飼育をしておりますが、遮るものはなく、大きな水槽には大人バイレイがいるので怯えているのでしょうか?
ご示唆頂けたら幸いです。
水温 25度
PH 8
NO2 濃度0
NO3 濃度0
珊瑚砂が入っております。
A:
教えていただいた飼育環境で問題はないように思われます。やはり仰られていますように、何かに怯えている可能性がありますね。
後ろの大きな影に怯えて拒食する例は過去にありました。サテライトの後ろに厚紙を挟みサテライトからは大きな魚を見えないようにし、怯えさせなくして環境に慣れさせることで改善されたようですので、なかなか有効な方法だと思います。
それでも食べないときには、空腹時の一番最初にカーニバルを与え、しばらくして食べなければバイブラバイツ、それでも食べなかった場合は冷凍アカムシといった具合に品を変えて与えます。
調子が良くなればまたカーニバルに餌付いてくれると思います。
Q:
12月にパオ・バイレイの幼魚を購入した者です。
購入からそろそろ一か月、ここまでにバイレイの幼魚を飼育してきて曖昧になってきた部分があるので何点か確認したいことがあります。
京都淡水フグ研究所さんのTwitterの方も拝見させて頂いておりますが、幼魚のうちは餌をガンガン与えた方がイイという情報がありまして今の体のサイズだと(購入当初よりは多少横が拡張してきた感じです)ガンガン与えたら、負荷が半端ない気がするのですが、その辺が混乱してきました。あと2週間前からカーニバルも与えるようにしましたが、見かけたら追いかけてくるぐらいには食べてくれるようになりました。
一日2回、1回目は赤虫3本、2回目は、赤虫3本コースかカーニバルコースという構成にしており、カーニバルに関しては現在は1本を1/3カットしたものをピンセットで摘まんで、5回ほど齧ってくれたらそれで引き上げて餌を捨てるという調整でやっております。サテライト期に上記の餌の調整は、最初に挙げたTwitterの情報を踏まえるとまだ少ないでしょうか。
A:
お写真を拝見させていただきましたが、中肉中背といった感じですのでまだまだ大丈夫だと思います。与えただけ無制限に食べるということはありませんので、成長期はどんどん食べさせてあげて下さい。お腹が膨れると食べなくなります。食事制限は、体長10㎝を越えた頃くらいからで良いと思います。フグは幼魚期に食事制限をすると大きく成長出来ないという弊害がありますのでご注意ください。
(Pao baileyi)
Q:
バイレイを繁殖させてみたいのですが、やはり特殊な飼育方法でないと繁殖は不可能なのでしょうか?コツなどあれば教えて頂きたいです。
よろしくお願いします。
A:
特別なことはなく、通常の飼育方法で大丈夫です。
ただし現地の水質に合わせ、pH8.0以上が望ましいです。
オス・メスが確定しているペア(にしたい個体たち)を同水槽に入れて互いの姿が見えるようにセパレータで仕切って飼育すると良いと思います。
それぞれのスペースに十分な広さがあるドーム状の隠れ家を入れておいてあげてください。
お見合い状態にしておくことで互いを見慣れますし、また繁殖期になるとそわそわいつもと違った行動をしだしますのでわかりやすいのです。
繁殖期は9月から始まり2月頃まで続きます。
メスが抱卵していて互いに繁殖したそうな行動が見られた時だけ、セパレータを外してあげます。
繁殖行動中は体の色がオスメス共に白くなります。
ただし万一相性が悪かったりすると大けがをする喧嘩に発展してしまうリスクもありますので、セパレータを外す時はそっと見守ってあげます。もし噛みついたり喧嘩が見られた時はまたセパレータを戻してあげてください。相性の良いオスメスの場合は、間もなく産卵が始まります。
産卵後はオスが卵を守ります。場合によってはメスを敵とみなして攻撃することもありますので、産卵が終わったらメスは元のスペースに戻して再びセパレータで仕切ります。
まずは相性の良いペアを入手することが第一の関門ですね。
バイレイ雌雄の見分け方0079はこちらをご参考下さい。
産まれてしまってからは稚魚のサイズも大き目(最初からブラインシュリンプを食べられます)ですので、他のフグよりは育成難易度は高くないと思います。
Q:
バイレイを繁殖させてみたいのですが、やはり特殊な飼育方法でないと繁殖は不可能なのでしょうか?コツなどあれば教えて頂きたいです。
よろしくお願いします。
A:
特別なことはなく、通常の飼育方法で大丈夫です。
ただし現地の水質に合わせ、pH8.0以上が望ましいです。
オス・メスが確定しているペア(にしたい個体たち)を同水槽に入れて互いの姿が見えるようにセパレータで仕切って飼育すると良いと思います。
それぞれのスペースに十分な広さがあるドーム状の隠れ家を入れておいてあげてください。
お見合い状態にしておくことで互いを見慣れますし、また繁殖期になるとそわそわいつもと違った行動をしだしますのでわかりやすいのです。
繁殖期は9月から始まり2月頃まで続きます。
メスが抱卵していて互いに繁殖したそうな行動が見られた時だけ、セパレータを外してあげます。
繁殖行動中は体の色がオスメス共に白くなります。
ただし万一相性が悪かったりすると大けがをする喧嘩に発展してしまうリスクもありますので、セパレータを外す時はそっと見守ってあげます。もし噛みついたり喧嘩が見られた時はまたセパレータを戻してあげてください。相性の良いオスメスの場合は、間もなく産卵が始まります。
産卵後はオスが卵を守ります。場合によってはメスを敵とみなして攻撃することもありますので、産卵が終わったらメスは元のスペースに戻して再びセパレータで仕切ります。
まずは相性の良いペアを入手することが第一の関門ですね。
バイレイ雌雄の見分け方0079はこちらをご参考下さい。
産まれてしまってからは稚魚のサイズも大き目(最初からブラインシュリンプを食べられます)ですので、他のフグよりは育成難易度は高くないと思います。
Q:
先日、パオバイレイを購入させていただいてから、ジャンプ行動が頻繁です。
アクリル板をして飛び出しを防いでいますが、5センチは余裕で飛び板に体当たりします。
ストレスでしょうか?驚かしたり、照明をあてたり、カメラで執拗に撮影することもありません。
環境としては
60センチスリム水槽をパーテーションで区切り、その一室にお迎えしています。
ファハカベビー3センチ/バイレイ/ミウルスベビー3センチ
ベアタンクです。隠れられるようにアヌビアスを沈めています。普段はその後ろに隠れています。
お腹が空くとゆっくり上下に泳ぎます。餌もカーニバルをよく食べ食欲あります。
ほとんど動かないとの情報もあったので、心配しています。
何が原因で、どう改善するべきでしょうか?
A:
バイレイはパオ属の中でも特に飛び出し事故の多いフグになります。
驚かなくても飛ぶときもありますが、やはり人影や音、他の魚に驚いたりして飛び出す事がありますので、バイレイが落ち着ける環境を作ってあげる事が大切です。
・適した水質(pH8.0以上の弱アルカリの水質)
・隠れられる岩穴
・単独飼育
などがバイレイを安定して飼育できる必須条件です。
岩穴はすっぽり体が収まり広すぎず狭すぎずが良いです。
成長とともに岩穴のサイズも大きくしていきます。
また、基本的にはじっとしているフグではありますが、給餌の時間に隠れ場所から出て来ておねだり行動(上下に泳ぐ等)をすることは正常ですのでご安心ください。
Q:
飼育の注意点としては①サンゴ砂等を入れてアルカリ性の水にする②水換えを頻繁に行う。ですかね?それ以外として水流は強い方が良いとかありますか?またご飯はカーニバルだけの単食で大丈夫でしょうか?
A:
バイレイの運動能力は低く(あまり動かない)、狭い場所を好むことからブリードしたバイレイはペン立ての中で飼育されていました。
お互い齧りあって殺しあうこともあるので単独飼育は必須です。
いきなり広い水槽に放つよりは、まずしばらくの間はサテライトなど隔離容器に入れて管理する事をおすすめします。
サテライトには水草や土管などを入れておくと、より落ち着くと思います。
成長してサテライトに入りきらなくなるまで管理し、その後ようやく水槽へ移動させると良いと思います。
バイレイが入る込む巣穴は、成長に合わせて大きくしていきます。
12㎝を越えるまでに最低でも3回くらいはサイズに合わせて交換してあげて下さい。
水流はあったほうがよいですが、淀みを作ることは必須です。特に寝たり休む場所には水流がほとんどない状態が望ましいです。
水質は弱アルカリ性を維持するために写真の様にサンゴ砂を入れて置くことを推奨します。またサンゴ片をろ過材として使用するのも良いと思います。
餌は開封して1か月以上経過していなければ、カーニバル単食でも大丈夫です。人工飼料は日に日に酸化していきますので開封したものは真空パックをして保存し、1か月で使い切る分だけ出してバイレイに与えて下さい。
Q:
バイレイの稚魚が餌(冷凍赤虫)をあまり食べなくなり1日の殆ど隠れていてたまに出てくると上下に機敏に行ったり来たりする様になりました。
終わるとまた急いで隠れるという感じです。
2日前までは餌もモリモリ食べよく泳ぎ元気いっぱいで何も問題はなかったです(ショウデテニーはとても愛嬌があり元気いっぱいです)
バイレイがそうなったのは私に原因があると思います。
というのは、ケータイカメラで20秒程動画撮影をした直後に肌色が黒ずみ私を見ると怯える?ようになった気がします。
それから隠れるようになり、餌も私と目が合うと食べるのをやめて離れると少し食べるという感じです。
食い付きはわるいです。
また元気な姿に戻るには焦らずなるべくストレスを与えぬようにしながら時間を掛けるしか無いのでしょうか?
何かアドバイスがございましたら是非よろしくお願い致します。
A:
仰る通り撮影によって驚き、一時的な人間不信に陥ってしまっているようですね。焦らず時間をかけて安心してもらい、信頼を取り戻してあげるしかないと思います。
とはいえ、どうしても可愛らしい姿は撮影したくなるものです。
カメラに慣れさせるには、毎度の給餌の際にカメラをわざと片手に持つなどフグに見せるようにして、餌(楽しみ)=カメラとインプットしてあげるのも有効です。
ビデオ撮影したい場合は、いつも三脚などでフグから見える位置にセットして置くのも良いですね。
ただ、今現在は怯えた状態だと思いますので、まずはそっとしておいてあげてください。
普段の様子に戻ったら、撮影機材に徐々に慣れさせることもできると思います。
Q:
I'm a Hairy puffer keeper
I would like to ask you if you could provide me any tips for Hairy puffer sex differentiation and breeding
I have about 10 adults
thank you in advance
私はヘアリーパファーを飼育しています。
ヘアリーパファーの雌雄判別と繁殖のコツがあれば教えて頂きたいのですが
成魚を10匹ほど飼っています。
よろしくお願いします。
A:
The male and female baileyi can be identified by the pattern and color of their abdomen.
Left photo: Males are blackish with many small black spots.
Right: Females are pale yellow in color.
However, black spots may also appear on the abdomen of females depending on their condition and breeding environment.
バイレイの雌雄は腹部の模様や色で判別できます。
写真左:オスの腹部には、黒い小さなスポットが沢山あり黒っぽいです。
写真右:メスの腹部は、淡い黄色をしています。
ただし、状態や飼育環境によりメスの腹にも黒いスポットが現れることがあります。
For breeding, only compatible pairs need to be placed in the tank. When they like their partner, they will puff up and come closer, shaking their bodies.
繁殖は相性の良いペアだけを水槽に入れて飼育します。相手が気に入れば膨れて体を震わせながら相手に近づきます。
Before spawning, both males and females become speckled with white.
産卵前になるとオスもメスも体色が白いまだら模様になります。
Q:
購入しましたバイレイ幼魚のお腹に噛まれたような黒い丸い傷が出来たのですが、どうしたらよいでしょうか?
A:
一見すると噛まれた後のように見えますが、これはバイレイの幼魚(3cm)から若魚(5cm)くらいの成長期に発現する特有の模様になります。
また丸い噛み痕のような模様は黒ではなく白い場合もあります。
このような現象は淡水だけではなく、汽水、海水の多くのフグで確認する事が出来ます。
腹部だけではなく、目の周りや背中や体中にも現れます。また、模様は1つだけではなく複数現れることもあります。
この模様は消えたり現れたりを繰り返し、成長する頃には綺麗に消えて残りません。健康上の問題も何らありませんのでご安心ください。
Q:
今後お迎えするバイレイ幼魚の管理方法を教えてください。
A:
■バイレイ幼魚が到着したら
まだ体が完全に出来上がっていない幼魚であるため、水温合わせ・水合わせ(特に水温合わせ)は慎重に行ってください。
とくに冬場は、水槽の水温と届いたときのビニールの中の水との温度差があるため2段階の水温合わせ を時間をかけてゆっくりと行ってください。
いきなりサテライトに入れて水温合わせと水合わせを同時にやってしまうと、急激な環境変化に耐えられずに死んでしまう場合があるので注意が必要です。
■給餌
アンモニアの発生を抑えるため、幼魚たちには半日の絶食の末に1日かけて輸送されています。
育ち盛りのバイレイは大変お腹を空かせているため、水温合わせ・水合わせが終わりましたら、たっぷりと餌をあげてください。冷凍アカムシ、イトメを好みます。
■バイレイ幼魚を管理するのに必要なもの
・サテライトL
幼魚を管理する特殊な2リットル容器です。セパレーターで3区画(最大4区画)に隔離可能で、体長4㎝くらいになるまで管理出来ます。餌を食べたかどうかを確認しやすく食べ残した餌も片づけやすいため、幼魚の飼育には必須といっても良いでしょう。
いきなり広い水槽に放ってしまうと、きちんと餌を食べているかどうか確認出来にくく、毎日の状態管理が困難になります。
・幼魚が寝たり隠れたり出来る水草
幼魚が休んだり寝たり隠れたりできる場所が必要です。また水草は水質の浄化にも役立ちます。
ウイローモスやマツモなども使えますが、容器全体に広がりスポイトに絡まりにくくてメンテがし易いナヤスが特におすすめです。
・ラムズホーン
幼魚が食べ残した餌や腐敗した餌を好んで食べて片づけてくれます。また、水槽のぬめりも食べてくれるので容器内を清潔に保つことができます。
さらに卵を沢山産み、孵化した稚貝はフグ幼魚の餌にもなります。しかしバイレイは魚食性が強く貝類はあまり食べない傾向があるので、一緒に入れておいても襲われることが少ないです。
他に必要なものは、残った餌や糞を取り除く稚魚用スポイト、バイレイが好むpH8.0-8.5の水質に変化させるサンゴ片などです。
■餌
餌はビタミン液に浸した冷凍アカムシ、うちでは富城物産のアカムシを与えています。アカムシは与えるメーカーが変わると食べなくなる場合があります。
イトミミズは、与える10分前にビタミン液に漬けてから与えています。他に小魚、ヨコエビや小エビなども食べると思います。
■水質
バイレイが生息するメコン川本流の水質はpH8.0-8.5の弱アルカリ性です。
酸性に傾くと拒食してしまうので、サンゴ片を水槽に入れておくとよいでしょう。
ロカボーイの中にサンゴ片を詰めてこのような感じで使うとバイレイに適した水質にしてくれます。
Puffer's SHOPにて販売予定ですので、購入して頂く事も可能です。
■バイレイの気性と混泳
バイレイは気性が荒く2cmくらいにまで成長すると喧嘩が始まります。また魚食性も強く、小魚も襲って食べてしまいます。
弱い個体を傷つけたり死なせてしまうこともありますので、サテライトのセパレーターを用いて1匹ごと隔離し、単独管理されることをお勧めします。
Q1:
【現在の状況】
バイレイが以下の状態となっている。
・底面で黒ずんでおり、口も開いており呼吸が激しい。
・2日前より何も食べていない。食欲もない。
・白点病など見た目での病気の様子はなし
【前提】
・水槽:30cmx20cmx25cm
・生体:バイレイ1匹 10cm弱
※5cm位で買い1年1か月程度飼っている
・ろ過:スポンジフィルター&底面フィルター
・底面:サンゴ片
・水草:マツモ
・餌:クリルおよび週に1度生餌のメダカ
【経過】
◆5日前
バイレイ:元気
他の水槽掃除時にバイレイ水槽のヒーター(26度固定)を切っており、電源を入れ忘れた。
<温度:26℃くらいのはず>
◆4日前&3日前
バイレイ:元気で食欲あり
<温度:見ていない>
◆2日前
バイレイ:元気だけど食欲なし
バイレイ水槽掃除時にヒーターを入れ忘れた事にを気づきヒーターを入れる。且つ掃除を行い1/3換水を行う。
<温度:23.7℃⇒26.2℃>
◆1日前
バイレイ:不調
⇒底面で黒ずんでおり、呼吸が激しい。食欲もなし。
ヒーターを温度調整の物に変更し、25℃に設定。合わせて1/3換水を行うと同時に塩を入れる(塩分濃度:0.1%)。
<温度:26.2℃⇒25.2℃>
◆本日
バイレイ:不調
⇒底面で黒ずんでおり、口が開いており呼吸が激しい。食欲もなし。
1/3換水をを行うと同時に塩分濃度を上げる。(塩分濃度:0.1%⇒0.4%)
<温度:25℃>
★本日の試験結果
・テトラ6in1:PH6.8&その他異常なし
※切らしていたため、先ほど買って来て試験しました。
【お願い】
短期間で温度を上下させた事が原因かと思っております。今後の対応など、アドバイス頂けますと嬉しく思います。
A1:
過去に似たような症状のご相談があり、Q&Aにて回答させて
いただいておりますのでリンクを貼らせていただきます。
https://puffersisland.com/tegalog/tegalo...
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(追加のご質問)
Q2:
お忙しい中、ご返信ありがとうございます。
サンゴ片は物置にありましたので、
先ほど、追加いたしました。
ただ、追加で一つお願い事項がございます。
呼吸が荒く、バイレイが明らかに元気がない。
泳ぎ方も弱弱しい。
その時に私ができる事を教えて頂きたい。
★本日までに私がした事
① 毎日の換水(1/3程度)
② 塩浴の実施(現在塩分濃度0.4%)
⇒バイレイに塩浴は有効なのか。
③ テトラバイタルを少量スポイトでかける。
④ ジクラウォーターを少量スポイトでかける
⑤ エアレーションの追加 ※本日の夕方
⑥ サンゴ片の追加 ※10分前
上記、①~⑥以外で私ができる事はありますでしょうか。
また、①~⑥で逆効果の様に感じられることはございますでしょうか。
とても可愛がっている個体であり、
とても心配です。
お手数ですが、アドバイス頂けましたら幸甚です。
A2:
メコン川の淡水フグ(バイレイを含む)はpH8.0-8.5の弱アルカリ性に生息しているため、水槽のpHは常に8.0以上あることが好ましいのですが、中性の7.0を切ると高確率で拒食になり、餌を食べずに落ちる個体を見たり聞いたりしてきました。
うちでは外部式フィルターのろ過材を全部サンゴにしてpHが8.0を下回らないように管理していますので、拒食も起こらず繁殖して産卵もしています。
水質を安定させる方法としましては大きな水槽を使うことも有効です。現在お使いの水槽は、バイレイには少し小さいので45-60㎝水槽で飼育されることをお勧めいたします。そうすれば水質も安定し、バイレイに理想的な環境で健康を維持しやすくなります。
呼吸が早いのはバイレイにとって好ましくない水質が続いたことによるストレスかと思いますので、サンゴ砂を使ってpH8.0-8.5を維持できる環境作りを目標にされてはいかがでしょうか?その環境が維持できるようになれば、過呼吸も収まり食欲も戻ってくると思います。
①頻繁な水換えは水道水のpHが7.0前後であるため、サンゴでせっかく上がったpHを下げる事にもなりますので、アンモニア、亜硝酸、硝酸の数値が問題なければ頻繁には交換しないほうがよいと思います。
②塩浴は今回の症状には当てはまりませんので、逆にストレスになるかもしれません。
③④のテトラバイタル、ジクラウォーターについては使用したことがないため、回答は控えさせていただきます。
⑤過呼吸のときには有効です。
⑥サンゴ片はどれくらいの量を追加したのか、どれくらい使われているのかがわかりませんが、水槽のpHを8.0以上にするためには底砂すべてをサンゴ砂にしても問題ないぐらいです。
Q:
飼育しているバイレイが1ヶ月近く餌を食べなくなりました。ピンセットでクリルを口元まで持っていってもそっぽを向き、嫌なのかじたばたと動き回ります。
今までは餌を求めて水面近くに来た時に、目視でクリルをお腹が少し膨れる程度与えていました。
痩せこけた様子は見られないですが、このまま餌を食べない状態が続くのかと思うと心配です。
バイレイ
2018年9月29日〜 飼育開始
現在12cm程の大きさ
飼育環境については
水槽 コトブキ レグラスフラット F-450low
W450×D300×H230mm(27L)
フィルター 外掛けフィルター テトラ AT-50
ろ材 テトラバイオパック
低床 カミハタ 水草と魚に優しい玉砂利 1cm程度
水草 ウォーターフェザーモス(ミニ流木付き)
ブセファンドラ
餌 テトラ クリル-E
水換え 週に一回 3分の2程度
水質データ
2021年 9月11日
テトラ テスト6in1にて測定
塩素 0
PH 6.4
炭酸塩硬度 7.2
総硬度 8
亜硝酸塩 0
硝酸塩 10
お忙しいところ大変恐縮ですが、答えていただけると嬉しいです。
宜しくお願い致します。
A:
フグが拒食する原因はストレスであることが多く、無理な混泳、間違った水質での飼育などがその主な原因となります。また、ビタミン不足による栄養面の低下も拒食につながります。
今回の拒食の原因は間違った水質での管理だと思います。
バイレイやメコンフグなどメコン水系に生息するフグはpH8.0-8.5くらいの水質で暮らしています。
バイレイが生息しているメコン川本流のpHと水温です。ご参考までにご覧下さい。
メコン川本流に生息する淡水フグは、pHが7以下の弱酸性になると拒食に陥る場合が多いようです。
対策としましては、ろ過材や底砂にサンゴ片を使うなどしてpHが弱酸性に傾かないよう管理することです。
拒食したバイレイに一番効果的な餌はドバミミズです。
釣具屋や安いミミズは毒を持っているシマミミズである場合が多く、拒食したフグの餌としては不適正なので、ミミズを与える場合には種類に気を付けてください。
Q:
お忙しいところ答えていただきありがとうございました。
いただいたアドバイスを元に拒食から回復出来るよう環境を変えてみようと思います。
今回のQ&Aで更に聞きたいのですが、
サンゴはホームセンターで売っているような物で大丈夫なのでしょうか?
またどの程度入れたら良いのでしょうか?
度々で申し訳ありませんが、ご回答宜しくお願いします。
A:
サンゴ片はホームセンター、アクアショップで販売されているもので大丈夫です。
販売されているサンゴ片ですが、砂粒サイズはS,M,Lサイズとあります。
どれを使用してもpHを上げる事が出来ます。また、サンゴをいくら入れてもpHが上がり過ぎることはありませんので、
同水槽内に弱酸性で管理しなければいけない魚がいる場合を除き、量に関しては問題ないと思います。
ただし少量では効果が薄いと思いますので、思うようにpHが上がらない場合は徐々にサンゴ片を足してゆくとよいと思います。
珊瑚片Mサイズを使った使用例