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Q:
質問失礼します。アベニーパファー同士の混泳について興味を持っているのですが、やはり10リットルほどの小型水槽ですと混泳は難しいでしょうか?
A:
アベニーパファーの場合、サテライトL(2㍑)容器内でも繁殖は可能です。
ただ10㍑小型水槽は管理が大変難しく、水質や水温が目まぐるしく変化します。その変化を出来るだけさせないよう管理しなくてはいけないので初心者が扱うには不向きで、どちらかというと上級者が自分の実力を試すために用いるものと言えます。
実際に管理してみますと、こまめな管理や水換え、水温調整など大変面倒です。その面倒な作業を面倒と思わない人が管理できる水量だと思っています。
もし、なぜ小型水槽の管理が面倒なのかわからないのであれば、手を出すのは控えたほうが賢明です。
小型水槽の管理の難しさがわからぬままに飼育を開始するとどうなるのかというと、大抵が水槽に入れた魚は短命に終わります。
初心者の方には、ぜひ30㎝キューブ水槽以上の大きさの水槽を使っていただければと思います。飼育難易度がぐっと下がりますのでお勧めです。
回答に満足していただけましたら、コーヒー代くらいの募金をお願いしておりますので宜しければお願い致します。(任意です)DeepL翻訳などを使う経費として使わせて頂きたいと思います。
Q:
サリバトールを飼ってみたいと思うのですが、飼育環境や餌、飼育のポイントなどがあれば教えてください。
A:
ボルネオ島、サラワク州の固有種です。
オスは7-8㎝、メスは5-6㎝ほどになる小型の淡水フグです。
性格は神経質で、人を怖がる性質があります。人馴れさせるのは難しいですが不可能ではないです。
本来の生息域は弱アルカリ性の小川ですが、現地の気候と雨季乾季の影響で弱酸性~弱アルカリ性の幅広い水質に適応します。水温も24-28℃くらいまでと、夏場の高水温にも強い傾向があります。
そのため、比較的丈夫で飼育しやすい淡水フグといえます。寿命は10年前後です。
餌は、昆虫・貝類・甲殻類を好み、魚食性は薄い傾向があります。人工飼料に餌付いた個体なら飼育がかなり楽になります。
小型種のため、36-45cmの水槽でも十分飼育も繁殖も可能なのですが、問題はとにもかくにも相性で、もし喧嘩が激しいようであれば隔離をしたり、セパレーターなどで対策する必要があります。
また流木や水草などを使ってレイアウトを複雑にすれば、喧嘩をある程度は抑えることも可能です。
Q:
淡水フグの飼育について、御伺いしたく連絡を差し上げました。
現在、弊社では120㎝水槽にて複数の熱帯魚を飼育しております。
そこに混永出来できる、魚を(1〜2匹)探しております。
テトラオドン・ミウルス、テトラオドン・ショウテデニー、
インドエメラルドパファーのような少し大きめの淡水フグなどを考えたのですが、
混泳が困難、飼育条件があきらかに異なるなど、
飼育したとして死なせてしまわないよう、購入決断前に相談させて頂きました。
是非、ご回答宜しくお願い致します。
※飼育している熱帯魚は下記のとおりです
ラミーノーズテトラ、カージナルテトラ、グラミー、ラプティ、ファントムるブラ、オトシンクルス、ミナミヌマエビなどです。
A:
淡水フグの混泳に関しての京都淡水フグ研究所の回答は一貫しております。淡水フグと他種との混泳は一切推奨しておりませんので、あくまで自己責任の下でお願い致します。
テトラオドン・ミウルス、テトラオドン・ショウテデニー、インドエメラルドパファー。
これらの淡水フグには魚食性が認められており、他の魚を食べたり鰭を齧ったりしないとは決して断言できません。
ただ繁殖の過程や餌付けの習慣で食性を変え、混泳が出来るような状態にすることは可能ですが、何らかの原因で魚食性が戻る場合もあります。
他の魚との混泳がしやすい淡水フグは何種か存在します。
アカメフグと呼ばれるサリバトール、ボルネオアカメフグ、レッドテールアカメフグ、ロルテティ、南米淡水フグ、アベニーパファー、ショウテデニィなどは、フグ以外の魚種にはあまり関心がありません。ただ関心がないというだけで、絶対に食べたり齧ったりしないという事は言えませんので注意が必要です。
また淡水フグは甲殻類が大好物ですので、レイアウトを工夫しない限り甲殻類との混泳は不可能だと思ってください。
フグが入り込めないような狭い場所を作り、そこに隠れる甲殻類ならば食べられる頻度はかなり減ります。
淡水フグとの混泳は、最悪の場合、餌になっても良い。齧られてしまっても良いと思える魚とのみさせるのが正しいやり方です。
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Q:
アベニーパファーを飼育予定です。
他の熱帯魚は飼っております。
フグを飼育するのは初めてです。
混泳させるつもりはありませんが、同種で数匹同じ水槽で飼育するつもりです。
1:フィルター等のオススメがあれば教えていただきたいです、調べた所水流に弱い等の記事をみました。
2:東南アジアが原産地との事ですが、カマラヌスに寄生されている確率はどの程度でしょうか。
その他、注意点等あれば教えていただきたいです。
A:
フィルターは魚の数や水槽の大きさ、水換えの頻度などで変わってきますので一概にこれが良いとは言えません。飼育スタイルに合ったものを選ぶと良いと思います。
ちなみにうちではアベニー水槽に投げ込み式フィルター、スポンジフィルターを使っています。
水流に関してはフィルターに水流をコントロールする機能が付いているかと思います。水流が強すぎると思った場合は弱めると良いと思います。ただ弱くすると、ろ過能力は低下します。
また水流は流木や水草、シェルターなどの設置で緩和させる事も可能です。
カマラヌスは野生から入ってくるケースはほとんどなく、どちらかというと繁殖業者や飼育を放棄した飼い主からの引き取りなどで入ってくるケースのほうが多いのではないかと思います。
それが飼育器具の使い回しで店の魚に感染しているのではないかと私は推測しています。
カマラヌスが寄生している確率については、ショップの方でもわからないと思いますしお答えすることができません。
Q:
以前、ショーテデニーを飼っていて、すごく元気だったのですが、川からヤマトヌマエビを、とってきて
すぐに投入し、次の日、ショーテデニーも、ヤマトヌマエビも全滅していました。お腹が膨れて亡くなっていました。
今は、全て水を入れ替えフィルターを清掃し水を、安定させているところです。
やはり、川などからとってきたものは、入れては、いけないのでしょうか?
A:
川の生き物は病原菌や寄生虫持ちが多いので、採集したものは与えないほうが良いと思います。
高確率で白点病になったり、寄生虫に寄生される恐れがあります。
ショップで買ってきた生餌でも、1週間は別容器で管理してから与えたほうが安全な場合もあります。
我が家ではよそからの持ち込みは一切不可、何世代も自宅で繁殖を繰り返した生餌だけを使うようにしています。
現在はグッピー、ミナミヌマエビ、ミジンコ、ラムズホーン、サカマキガイ、ヨコエビなどを培養しています。
ただ、川の生き物を水槽に入れたり、それを食べたからと言って一晩で全滅してしまうということは考えられませんので、何か他の原因があったのではないでしょうか。
考えられるとすれば、近所で殺虫剤や農薬が使用された。ヤマトヌマエビを入れて持ち帰った容器(バケツ)が新品で、剥離剤が使われていた。
エビを採集するときに虫除けスプレーを使用されていた。室内でアロマを使用している…等、一晩で全滅してしまう場合は、薬品による中毒である可能性が考えられます。
Q:
ブロンズパファーを5匹全て仕切りありで飼育しています。
1 1年以上
2 夜中にその仕切りがズレていて2匹が混泳状態となり、
そのうちの1匹がボロボロになってしまいました。
状態としては、鰭が全体的に半分ほど無くなり、体には
噛み傷が沢山あります。
3 測っておりません…
4 60cm規格
5 24度
6 上部フィルター
7 5匹のブロンズパファーで1匹ずつの仕切りあり
治療法が分からないので教えて頂きたいです。
別の水槽に隔離はしむしたが餌も食べない状態です。
A:
噛まれた個体は精神的にも落ち込んでいると思いますので、鰭が治るまで隔離して様子を見てあげると良いかと思います。
隔離は同じ水槽でサテライト、隔離ケースなどを用いると良いと思います。
傷にカビが見られるようでしたら、薬浴をお勧めいたします。バケツなどに隔離し、治るまで毎日水を交換して管理します。
Q:
お世話になっております。
7月に譲っていただいたショウテデニーがどの子も6.5cmを超えてきました。
現在60cm水槽で管理しているのですが、オスと思われる小型個体が縄張りを主張しはじめました。
またメスと思っている大型個体の1尾もオスほどではないにしろ、他の個体を追い払う動作を見せはじめました。
そこで質問なのですが、ショウテデニーのテリトリー及び小競り合いは♂♀関係なく発生するものなのでしょうか?
A:
ショウテデニィの同種への攻撃や威嚇などは、傾向としてはオスがオスに対して行うことが多いですが、メスにも行うこともあります。メスが攻撃するケースもまったくないわけではありません。
相性は運ですが、もし小競り合いが増えた場合は、水槽内を流木で複雑にレイアウトすることで回避出来る場合もあります。
それでも喧嘩する場合には水槽サイズを大きくし、さらに流木で複雑にレイアウトします。
標準60㎝水槽の場合だと4匹くらいが最適だと思います。
ショウテデニィは、土管や人工的なオブジェクトには入らない傾向がありますので、流木を強くおすすめします。
また、流木で喧嘩は一時的に緩和できることもありますが、繁殖行動を迎える頃には喧嘩がより一層激しくなる事もありますので、どうしても相性が悪い場合は隔離するのが一番安全です。
比較的大人しいといわれているフグですが、争いで死んでしまうケースもいくつか報告されています。
喧嘩防止のため流木で複雑にレイアウトした水槽の例を写真で紹介します。
Q:
現在60cm水槽に南米淡水フグ5匹を飼っています。
ちょっと寂しいので、ブロンズパファーを導入したいと考えていますが。共存できますか?
A:
基本、違うフグ同士の混泳は推奨出来ませんが、自己責任で混泳するのであれば可能です。
ただし、鰭が齧られたり、体が損傷する可能性は十分に考えられます。
京都淡水フグ繁殖研究所では、他種同士の淡水フグの混泳は推奨しておりません。
また同じ種同士でも繁殖期を迎えた場合(成魚になり繁殖可能となった個体)は、繁殖行動中を除き、オスとメスは隔離して管理しています。(一部の淡水フグを除く)
フグは生体を齧る性質がありますので、無用なトラブルを避けたい場合は、基本単独飼育が最も望ましい飼育方法になります。
Q:
こんにちは、淡水フグ飼育未経験の者です。
質問させていただきます。
現在60cm水槽にブルーアイプレコ(17cm)を単独飼育しています。
そこへテトラオドンファハカ(5cm程の幼魚)の混泳を検討しています。
プレコなどのあまり動かない魚に対してもかじったり、攻撃したりするのでしょうか?もちろん個体によって差異はあると思うのですが、プレコと淡水フグの混泳は可能なのでしょうか?
現在はファハカの飼育を検討していますが性格がきついというのをよく聞きます。他に最大30cm程の弱酸性で飼育できる淡水フグはいますか?
A:
ファハカは魚食性が強い淡水フグです。噛む力も大変強く、ヒーターのコードを食いちぎったりヒーター本体ですらかみ砕く事もあります。
できればファハカとは、餌になってもいい魚以外は混泳させないほうが良いと思います。
餌として入れておいた魚でもすぐに食べるとは限らず、半年くらいしてから急に食べてしまう場合もありますので数日の混泳に成功したからと言って混泳が出来ると言えるわけではありません。
種によってはプレコとの混泳が可能なフグもいますが、基本的にはフグと他の魚はいっしょに飼わないほうが無難です。
混泳される場合はすべて自己責任で行う必要があります。
またファハカに適した水質は弱アルカリ性ですので、酸性には傾けないほうが良いと思います。
Q:
いぜん3匹購入した者です。3匹はベアタンクで今のところ問題なく元気にやってます。
この子は元からいる7センチくらいのデニィなんですが最近オトシンや小さいコリドラスを見つけると追っかけたりするようになりました。
何故なのか?オスメスどちらなのか?などもしわかる範囲でアドバイス頂けると助かります。突然メールで失礼します。
A:
ショウテデニィは魚食性の弱いフグではありますが、中には同居していたメダカなどを食べてしまったという話も聞かれますので、必ずしも食べないということはないようです。
どうしてもフグですので、最悪の場合は餌になっても良いと思える魚以外とは混泳をさせないほうが良いと思います。
性別の判別方法につきましては、以前に考察動画を作成しましたのでぜひご参考になさってください。
Q:
現在アベニーパファーを飼育しています。喧嘩が絶えず、その影響か顎の下から出血したり膨らんだままなくなっていたりする子がいます。
水草は入れていますが他に良い方法はありますか?また、好みの水質などはありますか?
A:
アベニーパファーは見かけの可愛さに反して、気性の荒いオス個体がいた場合、他の弱いオスをすべて攻撃してしまうケースがあります。
特に繁殖行動中となるとオスの気性はさらに荒くなり、その攻撃は相手を殺してしまうほどで、そういった場合は隔離することをおすすめします。
しかしながら気性の荒いオスもメスには攻撃しない傾向がありますので、アベニーパファーを飼育する場合は1匹のオスに複数のメスを飼う事が理想的です。
ただしメスと一対一の場合は、執拗に繁殖行動を行いメスを弱らせてしまうというケースもありますので、注意が必要です。
アベニーパファーは、水草、流木などの障害物を増やしても喧嘩防止になりにくい場合が多く、混泳対策が難しいフグです。仲が良かったオス同士でも、いざ繁殖行動をとるようになれば、攻撃に転ずることも少なくありません。
水質は、多少なら弱アルカリや酸性に傾いても問題ないので、中性を維持しつつ極端にいずれかに傾け過ぎない程度が良いと思います。
Q:
ボルネオアカメフグの水槽に入れられるコケ取り生体はいますでしょうか?プレコなど入れるとカジられてしまいますか?
A:
ボルネオアカメフグは魚食性が薄く滅多に魚を襲うことはありません。ただ甲殻類や貝類は好物なので混泳には不向きです。
今までに、バンブルビーゴビー、タイガープレコ、ダーターテトラ、サイアミーズフライングフォックス、グッピーなどと混泳させてみましたが、特に問題なく混泳出来ました。
うちでは現在は残飯処理係としてサイアミーズフライングフォックスと同居させていますが、魚類でコケ取り名人と考えるとプレコが良いかも知れませんね。
ただ、やはりフグですので絶対に襲わないという保証はありません。フグは鋭いカミソリのような歯を持っていますのでもし何かの拍子に噛みつけば、かなりのケガをさせてしまうと思います。
フグと他の魚との混泳は自己責任でお願いします。
Q:
手持ちの60㎝水槽に空きが出来たのでショウテデニィの購入を検討しています。
4匹ほど飼いたいと思うのですが、このぐらいの少数ではかえって喧嘩をしてしまうでしょうか?
アドバイスお願い致します。
A:
ショウテデニィの混泳は運ですので、数を減らしたり増やしたりしても対策にはならないことが多いです。
ちょっと前まで混泳できていた成魚4匹がいるのですが、繁殖行動が盛んになった2年目にまず喧嘩によりオス同士の混泳が不可能となり、1匹のオスを別水槽に隔離。
その後さらに、水槽に残ったオスが抱卵していないメスの腹部にしばしば噛みつくようになり、ついにはオスとメスを一緒に入れておくことも難しくなりました。
大丈夫だった混泳がある日突然ダメになるのはショウテデニィにはよくある事です。
ショウテデニィの噛み合いは孵化60日目で徐々に始まり、次第に盛んになっていきます。主に同性同士の争いが多く、特にオス同士の争いがより激しくなります。
対策は流木を複雑に配置してショウテデニィ同士が顔を常に合わせないようなプライベートな空間を作り上げることですが、それでも収まらない場合はやはり問題となっている個体を隔離したりセパレータで水槽を仕切ったりするしかないようです。
Q:
アベニーパファーの体型について相談です。
アベニーパファーを3匹、単種飼育しています。
そのうち1匹がかなり痩せてしまっていて悩んでいます。
餌はクリルグラニュールパファー、バイブラバイツをメインに与えており、たまに冷凍アカムシを与えています。
どれもしっかりと食べています。
給餌は1日2回、3匹とも食べ残しが出るまで与えています。
給餌後はお腹だけがポコンと膨らむ状態です。
一度痩せてしまった個体はふっくら体型にするのは難しいでしょうか?
お忙しいなか恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。
A:
フグの複数飼育で1匹だけ痩せるということは、何かしら上下関係に問題があった場合が多いので
喧嘩の有無関係なく、痩せている個体を隔離ケースなどに退避させてあげ、餌をどれだけ食べているのか確認することが重要です。
また普段より餌を多目に与え、イトミミズやミジンコなど食いつきがよい餌をレパートリーに加えてあげると良いでしょう。
また、飼育期間が書かれていませんでしたので推測になりますが、
長期間飼育された個体は加齢により胃腸の吸収が弱くなり痩せるという症状が見られます。
また寄生虫によっても痩せる事があります。
寄生虫は水草などについた巻き貝(サカマキガイやモノアラガイ)等から寄生します。
もし以上の2点が原因の場合、残念ながらいずれも対処方法がないので、
通常通りのお世話を続けて見守ってあげるしかないと思います。
水質やフグの年齢等、もう少し詳細がわかれば何かわかるかも知れませんが、
現時点でお寄せいただいた情報からですと、考えられることは以上になります。