カテゴリ「餌」に属する投稿[18件]
Q:
サリバトールを飼ってみたいと思うのですが、飼育環境や餌、飼育のポイントなどがあれば教えてください。
A:
ボルネオ島、サラワク州の固有種です。
オスは7-8㎝、メスは5-6㎝ほどになる小型の淡水フグです。
性格は神経質で、人を怖がる性質があります。人馴れさせるのは難しいですが不可能ではないです。
本来の生息域は弱アルカリ性の小川ですが、現地の気候と雨季乾季の影響で弱酸性~弱アルカリ性の幅広い水質に適応します。水温も24-28℃くらいまでと、夏場の高水温にも強い傾向があります。
そのため、比較的丈夫で飼育しやすい淡水フグといえます。寿命は10年前後です。
餌は、昆虫・貝類・甲殻類を好み、魚食性は薄い傾向があります。人工飼料に餌付いた個体なら飼育がかなり楽になります。
小型種のため、36-45cmの水槽でも十分飼育も繁殖も可能なのですが、問題はとにもかくにも相性で、もし喧嘩が激しいようであれば隔離をしたり、セパレーターなどで対策する必要があります。
また流木や水草などを使ってレイアウトを複雑にすれば、喧嘩をある程度は抑えることも可能です。
Q:
餌についてご質問がございます。
パオ・バイレイを2年半ほど飼育しております。
小さい頃はカーニバルやクリルを食べていましたが、
ある時を堺に生き餌しか食べなくなり、今では小赤しか与えておりません。
人工飼料や冷凍エサをまた食べるようにしたいのですが、
食べてくれないので悩んでおります。
また、普段から泳いだりする訳でもなく、隠れ家でじっとしているので
エサを投入しても水面まで来て食べにくるということは
まったくしてくれなさそうです。
幸い小赤を手に入れる手段はあるのですが、仕事の関係上で
土日しか買いに行く日がなくて、餌を維持するのが大変です。
人工飼料に戻すために何か良い方法がありましたら
ご教授いただければと思います。
ちなみにバイレイは現在13cm程度で大変ふくよかな体格をしております。
A:
人工飼料を食べている淡水フグに決してやってはいけない事は活き餌を与える事です。
淡水フグの拒食は頑固で、一度拒食に陥ると飢えて落ちるまで食べてくれない事もざらにあります。
活き餌を与えた期間が長ければ長いほど、再び人工餌には餌付きにくくなってしまいます。
バイレイは繊細な性格なため、普通に飼育していても数日~1、2週間の拒食をすることはしばしばあります。
十分な体格で健康な個体であればそれですぐ死んでしまったり病気になることは非常に稀で、
また食べたくなったら餌をねだり始めますので、過剰に心配してすぐに活き餌を与えない事が重要です。
一度人工飼料を受け付けなくなった個体への再餌付けは運の要素も強く大変難しい場合が多いのですが、諦めずにひたすら口元まで人工餌を運び続けるしかありません。
ただどうしてもダメなとき(やせ細ってしまったりした時)は、人工飼料は諦めて活餌での給餌に移行しましょう。
その場合、小金(魚)だけでは栄養が偏りますので、甲殻類、昆虫、ミミズ、魚類、貝などをビタミンを添加して与える必要があります。
餌を与えても水面まで出て来てくれないのはコミュニケーション方法が問題となっている場合が多いです。
餌を投げ込んで食べたのでそれでおしまい…という接し方をしていると、そうなりがちです。
フグに興味を持ってもらうよう、わざと時間をかけて餌を与える事が大切です。
・給餌前にフグと目を合わせ、手を振るなどして餌の時間だというお互いの合図を作る
・すぐに餌を投入せずに、少々じらしたり「これをあげるよ」と餌を見せてやる
・鰭(ひれ)をパタパタさせて寄ってきたら餌を与える
・毎日の給餌で寄ってくる距離を伸ばしていき、水面まで誘導する
一例ですがこのような感じで徐々に馴れさせていきます。
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Q:
ミドリフグ(汽水)をまた飼育しようとしています。
以前も飼っていてかなり水質などを気を使い2週間に一回水換えとかをしていて試験紙でアンモニアなどの数値も徹底していましたが
エラ病になってしまい死んでしまって何故なのかとずっと疑問でしたがおそらく水換えと濾過剤を同時に変えていたことが原因で死んでしまったのかと最近思いました。
3ヶ月ほどで死んでしまいました。可哀想なことをしてしまいました…。
そこで、また飼育するために水槽を立ち上げているところです(10日置く予定)。
やはり病気がとても怖いので殺菌筒というアクア工房から出ている物を使用したいと思っています。
この殺菌筒は水換えの時には外した方がいいのでしょうか?水槽立ち上げから2週間経てば入れていいとあったのですが大丈夫なのでしょうか?
バクテリアなど大量に死滅したりしないでしょうか?
詳しく教えて頂けると非常に助かります!
あと、おすすめの餌、やめた方がいい餌などありましたら教えてください。
A:
水換えは、1週間に1/4交換が初心者には適切かと思います。2週間ごとだとやや不足気味かと思います。
仰られている通り、ろ過材は1回セットしたらそのままで、半年に1回ぐらい水槽の水で洗浄します。
また交換タイプのフィルターは個人的にはお勧めしません。
何故ならせっかく定着したバクテリアを交換によって捨ててしまうため、水質がかなり不安定になってしまうためです。
汽水だと淡水よりバクテリアの定着が遅いため、10日間程度では少なく最低2週間は濾過を立ち上げる必要があります。
また立ち上げ中は2週間水槽を置いておくのではなく、水質変化や悪化に丈夫なグッピー(グッピーは汽水飼育可能です)などを入れて餌を与えて管理するほうがバクテリアも早く立ち上がります。
バクテリアの元は基本使わなくても良い商品です。
殺菌灯に関してはミドリフグを飼育する分にはまったく必要はないと思います。ミドリフグは丈夫なフグですので、管理さえしっかりしておけば普通に飼育できます。
数多くの海水フグ、汽水フグ、淡水フグを飼育してきましたが殺菌灯がなくて困った事は一度もありません。
もし、それでも殺菌灯を使用したいのであれば、購入店かメーカーに聞かれたほうが良いかと思います。
殺菌灯に関しましては過去記事のQ&A0117:UV殺菌灯の導入についてもご参照下さい。
ミドリフグの餌に関しましては、過去に回答したQ&A0145:ミドリフグに最適な餌は?をご参照ください。
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Q:
ショウテデニィについて相談させてください。
先日購入させて頂いた2匹の内1匹が混入したラムズホーンを食べてしまったようで、おとひめの食い付きが悪くなってきました。
何か対処方法などあれば教えて頂きたいです。よろしくお願い致します。
A:
残念ながら有効な対処方法というのはないのが現状です。フグの拒食は頑固で、餓死するまで何も食べない場合もあります。
今後の対策ですが、ラムズホーンは水槽から取り除き、おとひめを良く食べる個体と混泳させて、仲間が食べるのを見せてまた餌付けるのが一番良いかと思います。
またおとひめ以外の人工飼料を与えた場合にも、おとひめを食べなくなる可能性もありますのでお気を付けください。
ショウテデニィの人工飼料にはおとひめを推奨していますが、人工飼料ならどこのメーカーの餌でも良いわけではなく、栄養成分や栄養を常温で長期間保つ技術など千差万別です。
そのためにもショテデニィには、おとひめ以外の人工飼料を与えることはあまりおすすめしません。
Q:
京都淡水研究所が採卵したシャムミジンコの孵化のさせ方を教えてください。
A:
水は浄水器でろ過した水、もしくはペットボトル飲料のミネラルウォーターを使います。
エアレーションはせずに、2㍑ほどの水にお送りしたコーヒーフィルターごと沈めます。
次の日にコーヒーフィルターを軽くすすいで、卵を水の中に落とし取り除きます。
孵化水温は26℃前後が良いとされます。
3-4日で孵化しますので、孵化が確認出来れば生クロレラをうっすらと水に色が着く程度入れます。
あとは、ミジンコの培養を参考に増やして下さい。
Q:
12月にパオ・バイレイの幼魚を購入した者です。
購入からそろそろ一か月、ここまでにバイレイの幼魚を飼育してきて曖昧になってきた部分があるので何点か確認したいことがあります。
京都淡水フグ研究所さんのTwitterの方も拝見させて頂いておりますが、幼魚のうちは餌をガンガン与えた方がイイという情報がありまして今の体のサイズだと(購入当初よりは多少横が拡張してきた感じです)ガンガン与えたら、負荷が半端ない気がするのですが、その辺が混乱してきました。あと2週間前からカーニバルも与えるようにしましたが、見かけたら追いかけてくるぐらいには食べてくれるようになりました。
一日2回、1回目は赤虫3本、2回目は、赤虫3本コースかカーニバルコースという構成にしており、カーニバルに関しては現在は1本を1/3カットしたものをピンセットで摘まんで、5回ほど齧ってくれたらそれで引き上げて餌を捨てるという調整でやっております。サテライト期に上記の餌の調整は、最初に挙げたTwitterの情報を踏まえるとまだ少ないでしょうか。
A:
お写真を拝見させていただきましたが、中肉中背といった感じですのでまだまだ大丈夫だと思います。与えただけ無制限に食べるということはありませんので、成長期はどんどん食べさせてあげて下さい。お腹が膨れると食べなくなります。食事制限は、体長10㎝を越えた頃くらいからで良いと思います。フグは幼魚期に食事制限をすると大きく成長出来ないという弊害がありますのでご注意ください。
Q:
チベット産ブラインシュリンプの孵化のコツを教えてください。
https://puffersisland.com/cart/goodsprev...
A:
通常のブラインシュリンプより40%ほど大きなブラインシュリンプです。
チベットの標高のある場所で卵が採取されています。
塩分は2.5%-3.0%ほど
3%の塩分は1㍑約30gの塩になります。(1㍑10gでも孵化を確認)
必ず食塩ではなく人工海水の元を使います。
理由はpHに関係しており、ブラインが孵化に必要なpHは7.5-8.5の弱アルカリになります。
人工海水の元はpH調整剤が入っており、ブラインの孵化に必要なpH値にしてくれます。
27℃-30℃の水温で24時間で孵化します。ただし水温が低いと孵化時間が遅くなります。
水温が低い時にはヒーターパネルなどを使って温めます。
照明は孵化のトリガーになります。照明を使わないと孵化率が悪くなります。
参考例
Q:
ショウテデニィの餌は、本当に人工飼料だけでいいですか?近くに熱帯魚屋さんがいないため赤虫は無理ですが、海水フグと同じようにクリルを与えたらどうでしょうか。
A:
含有成分が優れているものなら人工飼料のみでも問題はないと考えます。
ただアカムシのみの給餌となりますとショウテデニィの健康維持に必要な栄養素(特にDHA)やビタミンが含まれていないため、過呼吸になり突然死するケースがみられます。
うちで推奨しているショウテデニィの人工飼料はおとひめS2です。栄養成分がショウテデニィの長期飼育に向いているためです。
主成分はクリルと同じオキアミ、それに色んな栄養、タウリン、ビタミンなどがプラスされています。
ですので加えてクリルを与える必要がありません。クリルは加工する際、ショウテデニィに必要な栄養成分をすべて失っていますので、出来るだけ与えない事を推奨します。またクリル等嗜好性の高い餌を与えてしまいますと、せっかく食べている人工飼料を食べなくなってしまうこともありますのでご注意ください。
ただし人工飼料の栄養の一部は空気に触れたり光などで酸化しやすいので、開封して1か月以上経過したものを与える事はあまりおすすめ出来ません。詳しくは人工飼料の保存方法をご参照ください。
Q:
Q&A0078:馴れていないファハカの給餌方法にてファハカへの給餌について相談させていただいた者です。
その際には丁寧なご回答、誠にありがとうございました。
拙宅のファハカの個性や餌の好き嫌いなど理解、および私やファハカの慣れなども影響してか、その後状況は急速に改善しました。
現在では以前のようにおびえている感じもなくなり、空腹時には私を見かけると寄ってきてくれるようになりました。
ピンセットからの給餌も積極的に食べに来てくれるので安堵感と喜びが交々というところです。
さて、今回ご相談したいのは適切な給餌量です。
現在拙宅のファハカは以前ご相談した際よりもかなり成長し、全長12~13cm程度です。
日中夜間ともにあまり泳ぎ回ることもなく、お気に入りと思われる場所(ストレーナの下)でじっとしていることが多いです。
そのような現状にあって、現在主に給餌しているのが以下のものです。
・冷凍川エビ尾部(解凍):2~3cm、直径1cm行かない程度のもの1つ
・冷凍イカ切り身(解凍):2~3cm、幅5mm程度のもの2~3つ
・おとひめEP3:5粒~6粒
・カーニバル:5本~6本
上記のうち1つを1回に、1日2回組み合わせて与えています。
※ 例:朝に冷凍川エビ、夜にカーニバル5本、など
食べ終わった後でもファハカは餌を待ち構えている状況ですが、見た目にだいぶおなかが膨れているのでこれぐらいにしています。
ただ、この量が多いのか少ないのか、または適切なのかがわかりません。
現状明らかに太っている・痩せているという感じはありません。
そしてまだ成長途中であることもあり変に給餌制限をしない方が良いとも思いつつ、一方で与えすぎも毒である認識です。
つきましては、どの程度の量が適切かについてのご意見やご指摘をいただければ幸いと思い上記お伺いできればと考えております。
度々のご相談となり誠に恐れ入りますが、ご知見拝借できますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
A:
現在与えられている餌は栄養素のバランスが優れており良好かと思います。
成長期に於いては仰る通りで、体長40㎝を越える頃までは給餌制限の必要はないかと思います。
現在お使いの水槽サイズがわからないのですが、もし運動量が足りないようでしたら、90x45x45cmくらいの水槽に移行してあげたほうが良いかも知れません。
毎分20リットルくらいの水中ポンプで水流を作り、寝場所として水流が緩和される岩で作った穴があるとよいと思います。
Q:
人工飼料を長期保存するための良い方法を教えてください。
A:
開封した人工飼料は基本的には1か月以内に使い切るのが理想的です。
使い切れない分は、一時的な保存方法としてフードフレッシュバッグなどを一緒に入れておくと尚良いです。
ただ、保存が長期間になる場合は、フードフレッシュバッグよりもっと酸素を抜き真空に近い状態に出来る真空保存容器のご使用を強くおすすめします。
詰め替えた保存用餌は冷暗所に置いておけば、鮮度を保てます。
開封したまま使うと大切な栄養素(ビタミン、DHA)は酸化し、どんどん抜けていきます。
酸化した人工飼料は与えたフグの病気の原因にもなります。
また、容器から出して使い切りの場合でも、アルミのジップロックに入れてご使用されることをお勧めします。
アルミは湿気を防ぎ酸素を遮断してくれる特性がありますので、ビニール袋とは段違いです。
紹介した保存方法の容器内に、人工飼料と一緒に脱酸素剤を入れておくとより保存効果が増します。
Q:
我が家のテトラオドンファハカについて、二点質問させて下さい。
一点目、体の縞模様が結構な頻度で濃くなったり薄くなったりするのですが何か体調などに問題があるのでしょうか?
基本濃くても薄くても見ている限り普段と様子は変わりません。
二点目、餌なんですがキョーリンのクリーン赤虫を与えているのですが、人工飼料には目もくれず、基本赤虫、時々与えるスネールやラムズホーンしか食べてくれません。
栄養が偏らないか心配なのですが、このままの食生活で問題ないでしょうか?
A:
ファハカに限らず、フグの体色変化はよく起こりますので、それほど気にしなくても大丈夫だと思います。ただ黒くなってあまり動かない、水槽の底に沈んでいる場合は何かしら問題があることが多いので注意が必要です。
餌に関してですが、今はアカムシにはビタミン添加、スネールには人工飼料を食べさせることで解決できますが、ファハカは体長40㎝を超える淡水フグですので、アカムシやスネールではそのうち大きさや量に限界がくると思います。
次の餌に移行したとき、アカムシやスネールのようにビタミン添加したり餌に人工飼料を与える事が出来なくなる場合もありますので、今のうちに何種類かの人工飼料を与え、個体の気に入った人工飼料を探し出し餌付けられたほうが良いと思います。
それが無理でしたら冷凍したエビが次の主食になると思いますが、解凍時にエビの中に人工飼料を埋め込む事になります。ですが、器用に人工飼料だけを吐き出す個体もいるので、餌問題はなかなか難しいです。
どうしても無理な場合は、冷凍スジエビ、冷凍サクラエビなどを解凍する際にビタミン液に漬け、その餌を与えることで人工飼料の代用になります。
Q:
先日テトラオドンファハカについて質問した者です。その節はありがとうございました。
続けての質問で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
冷凍のシーフードミックスを見かけたのですが、淡水フグに食べさせても問題ないでしょうか?
ちなみに中身ですが、原材料表示には、あさり、イカ、エビと表記されていました。
A:
スーパーのエビ(ブラックタイガー、バナメイエビ)のように養殖されたものは、冷凍・生であっても抗生物質を大量に与えて育てられているので、フグの餌としてはあまり好ましくないと思います。天然のアルゼンチンアカエビも安くてお刺身などがありますが、次亜塩素酸ナトリウムが防腐剤として使われているため、使用は避けたほうが無難かと思います。
問題のシーフードミックスですが会社によって使っているエビの種類が異なりますので、生産会社に問い合わせて養殖であるか、防腐剤には何を使用しているのか聞いてみると良いかも知れませんね。
私のおすすめは、桜エビや冷凍された淡水のスジエビなど抗生物質や防腐剤を使っていないエビを与えることです。
ただ、ファハカが成長すると小型のエビなどでは小さすぎるので、カエル、デュビアなども良い餌になります。
自然下で採集されたザリガニなども寄生虫が多いので、与える場合には冷凍されたものを使用されたほうが良いと思います。
Q:
ショウテデニィの仔魚が孵化しました。初期飼料のワムシの培養方法を教えて下さい。
A:
ワムシは使い切りではなく、培養して増やして仔魚に与えます。
容器の大きさは(5-10㍑)ほどが扱いやすくてよいです。エアレーションはやや強めに。
塩分は水10㍑あたり人工海水の素を100g入れます。食塩は不可です。
水温は24-30℃に設定、冬場の保温は、ヒーターでは接触したワムシが死んでしまうので、ヒーターパネルを使用します。
餌は、生クロレラを使用します。与えすぎないようスポイトで数滴ずつ点滴します。
照明は必要ありません。藻やコケが発生しますので使わないようにします。
1日経過すると与えたクロレラをワムシが食べて水が緑色から黄色みがかった透明になります。
ワムシがクロレラを食べた証拠です。もし、色が濃いままなら餌の量が多すぎたか、何らかの原因でワムシが全滅した可能性が考えられます。
これを繰り返すことによりワムシの密度がどんどん上がっていきます。
ワムシの培養を続けていると容器や飼育水が汚れたり、ワムシが増えすぎて死滅する場合があるので1週間に1度くらいは水換えを行います。
水換えの方法は動画を参照ください。
ワムシは【ふぐ屋さん】で送料込み2,000円で販売しております。
Q:
飼育しているショウテデニィでどうしても人工飼料を食べてくれない子がいて困っています…。
どうやって栄養補給させてあげたら良いでしょうか?
ビタミン剤を添加すると良いと聞きましたが、具体的にはどうやったら良いのか教えてください。
A:
どうしても人工飼料を食べてくれない場合は、仰るようにその個体の好きな餌にビタミンを添加します。
冷凍した甲殻類、アカムシ等を水で溶いて解凍する際にビタミン液を数滴垂らして与えるだけです。
おすすめはフィッシュタミンで、この薬は食欲不振にも効果的です。
私は使ったことがないので効果のほどはわかりませんが、元からビタミン添加されたアカムシ等も販売されていますので
それを使っても良いかも知れません。
Q:
Do you ever work with microworms Panagrellus redivivus?
I am wondering if enriching the media they are grown on will help the nutrition when fed to fish?
マイクロワームのPanagrellus redivivusを扱ったことはありますか?
培地を充実させることで、魚に与えたときの栄養状態が良くなるのではないかと考えています。
A:線虫は、グリンダルワーム[Grindal Worm]、ホワイトワーム[white worm]、ビネガーイール[Vinegar eels]、マイクロワーム[Microworm]を扱ったことがあります。
マイクロワームの食性にも左右されますが、培地にビタミンを添加したり栄養強化することは可能だと思います。