2021年の投稿[67件](2ページ目)
2021年08月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
1匹だけご飯の食べる量がとても少なく、体のサイズも他の子に比べると小さいのですが対策する必要はあるでしょうか。
絶食ではなく、冷凍赤虫なら少量食べてくれます。
隔離したのですが食べる量に変化はありませんでした。
寂しそうにしていたので戻しましたが、喧嘩してる感じではありません。
よろしくお願いします。
A:
体格差が縮まるまでは隔離して管理しておいたほうが良いと思います。京都淡水フグ研究所では成長が遅れた幼魚にはこのような感じでサテライトLを使って管理しています。
腐敗したりふやけてしまう人工飼料ではなく生餌を入れておき、飼い主がいなくても常に食べられる状態にしておいてあげると良いです。
おすすめなのは、イトメ、ラムズホーン、ミナミヌマエビなどです。
イトメは集まってダマになると食べにくいので、時々スポイトでほぐしてあげてください。
次に確認したときに残っていないのであれば足りていないということですので、量を調節して少し残る程度与えてください。
また、ラムズホーンやミナミヌマエビは、比較的簡単に産卵・抱卵して産まれた稚貝や幼生が餌になるので、入れておくことをおすすめいたします。
ラムズは残飯の掃除係としても優秀なうえ、すぐに産卵するので卵や稚貝がフグの良い餌になってくれます。
稚貝は殻ごと食べられるため、カルシウムを補え成長不良改善には持って来いの生餌です。
※これは幼魚1-2cmの為の管理ですので、3cm以上のショウテデニィの管理では推奨しません。
Q:
飼育しているショウテデニィでどうしても人工飼料を食べてくれない子がいて困っています…。
どうやって栄養補給させてあげたら良いでしょうか?
ビタミン剤を添加すると良いと聞きましたが、具体的にはどうやったら良いのか教えてください。
A:
どうしても人工飼料を食べてくれない場合は、仰るようにその個体の好きな餌にビタミンを添加します。
冷凍した甲殻類、アカムシ等を水で溶いて解凍する際にビタミン液を数滴垂らして与えるだけです。
おすすめはフィッシュタミンで、この薬は食欲不振にも効果的です。
私は使ったことがないので効果のほどはわかりませんが、元からビタミン添加されたアカムシ等も販売されていますので
それを使っても良いかも知れません。
Q:
ショウテデニィの体色が個体によって赤っぽく変わることがあるのは何故でしょうか。
ご飯はきちんと食べてます。
A:
健康のバロメータになっていることもありますが、気分で変化することもあります。
ショウテデニィは全身がうっすらとグレイになっていたり、赤っぽくなっている時は心身ともに絶好調なように思います。
逆に黒ずんで特にスポットがやけにくっきりと目立ち、呼吸が荒い時は体調を崩していることが多いですので注意が必要です。
ショウテデニィだけでなくサリバトールやボルネオアカメフグなども全身の色が黒ずんで模様が不鮮明に見えたり、
バイレイなども同じ個体とは思えないほど、全身の体色がしょっちゅう変わることがあります。
Q:
Twitterにのせていたショウテデニーの幼魚飼育の時に入れている水草はなんでしょうか?
育てておられるナヤスですか?
今外掛け用サテライトLで頂いたショウテデニーを飼育しておりますが、
水草を入れてか隠れ家を用意した方がいいのか…と悩んでおります。
A:
フグの稚魚のときに使う水草は、モスの仲間なども使うときがありますが、ナヤスを使うことが多いです。
理由は、増えやすい、扱いやすい、掃除がしやすい、稚魚が水草に潜り込まない、上や下に偏らず水槽全体に広がってくれる、根を張らなくても成長してくれる、など稚魚を扱う上で利点が大変多いからです。
サテライトで水草を使う理由としては、寝たり休んだりする場所になる、餌(生き餌を使った場合)を捕獲しやすくなる、喧嘩防止になる、隠れられることによってストレスが軽減されるなどです。
Q:
Do you ever work with microworms Panagrellus redivivus?
I am wondering if enriching the media they are grown on will help the nutrition when fed to fish?
マイクロワームのPanagrellus redivivusを扱ったことはありますか?
培地を充実させることで、魚に与えたときの栄養状態が良くなるのではないかと考えています。
A:線虫は、グリンダルワーム[Grindal Worm]、ホワイトワーム[white worm]、ビネガーイール[Vinegar eels]、マイクロワーム[Microworm]を扱ったことがあります。
マイクロワームの食性にも左右されますが、培地にビタミンを添加したり栄養強化することは可能だと思います。
Q:
先日3㎝ほどのテトラオドンファハカをお迎えして、いまは60cm水槽にサテライトを付けて、もう少し大きくなったら水槽に移動させようと考えています。
そこで質問なのですが、どのくらいの大きさになったら水槽に移動させれば良いでしょうか?もしくは、いまの大きさで水槽に移動させても問題ないでしょうか?
また、水槽は底面フィルターに水中ポンプを付けており、そのために水中ポンプで水流が出来ているのですが、テトラオドンファハカの飼育には、水流はあった方が良いのでしょうか?
お忙しいところ申し訳ありませんがお手が空いたときで結構ですので、回答いただけると助かります。
よろしくお願いいたします。
A:
私の飼育方法ですと、いきなり60cm水槽に3cmのファハカは広すぎてうまく管理出来ない場合がありますので、まずは36cm水槽くらいから始めます。そこである程度大きくなったら40cm水槽、また大きくなったら60cm水槽…と、フグの大きさに合わせて段階的に水槽も大きくしていきます。水流に関しては小さいうちはまだ負担になるので、60cm水槽を使うようになったら(ファハカの体長20-30cm)設置してあげれば良いと思います。運動することで成長速度が増します。
昔私が飼育していたファハカも、そのような方法で最終的には体長40cmを超え、90x45x45の水槽で飼育する事になりました。そのときに使っていた水中ポンプはRio+1400でした。
最後に、ファハカは大変飛び出し事故の多いフグですので、どんな小さな隙間も塞ぐようにして下さい。そして体長が30cmを超える頃にはかなり力も増しますので、蓋の上に重りが必要になって来ます。ご注意ください。
Q:
warum fressen die schoutedeni Babys nicht die Roti? Sie stehen an der Wasseroberfläche und nicht am Boden wo die Rotis sind. Die Rotis sterben sofort nachdem ich sie in das Süßwasser gebe-muss man sie mit Süßwasser mischen vor dem verfüttern?
なぜショウテデニィの仔魚はワムシを食べないのでしょうか?仔魚は水面にいて、ワムシがいる底には来ません。
淡水に入れるとワムシはすぐに死んでしまうのですが、餌を与える前に淡水と混ぜる必要があるのでしょうか?
A:
沈んだワムシを上昇させるには、エアレーションや水中ポンプで水流を作り、沈んだワムシを浮上させる工夫が必要です。
ただし、ショウテデニィの仔魚は強い水流に弱いため、常時水流を作るのはよくありません。
タイマーなどで1時間に15分間だけエアーポンプや水中ポンプを動かすなどして調整します。
Q:
ショウテデニィの幼魚(3cm以下)に人工飼料をあげる時は、日に1匹何粒ぐらいを目安にしたら良いでしょうか。
A:
食べるだけ与えてあげて下さい。残った餌は30分以内に綺麗に片付けるといった感じですね。
幼魚のうちは餌のセーブは辞めて、本当に甘やかせて欲するだけ与えてやって下さい。
京都淡水フグ研究所のフグはみんなこんな感じでお腹一杯餌を与えて育てています。
ただし、古くなった人工飼料(酸化したもの)だけは決して与えないように!
酸化しないように保存対策をし、購入先も信頼できるところ(開封日を教えてくれるようなところ)から購入するようにして下さい。
成長とともに餌の量は減らしていき、成魚になる頃には1日1回少量の餌、お腹が凹まない程度の量を与えるようにします。
Q:
Ich habe eine Frage. Wie oft muss man am Tag schoutedeni Babys mit Roti füttern. 3x24h? Auch in der Nacht? Muss das Licht im Baby Tank immer leuchten? Danke schön
質問があります。ショウテデニィの赤ちゃんに、一日に何回ワムシを食べさせなければいけないのですか?24時間に3回? また、夜は?水槽の照明は常に点灯していなければならないのですか?宜しくお願いします。
A:
3回くらいが丁度よいと思います。照明はブラインシュリンプが食べられるまで24時間点灯し続けますが、これに関してはあまり効果がないという研究結果も出ています。
Q:
飼育水は弱酸性と拝見致しましたが、底砂はソイルを使用した方が宜しいでしょうか?
おすすめの底砂をご教示頂けますと幸いです。
A:
ショウテデニィの餌の食べ方は、床に落ちた飼料を一粒ずつついばむように食べます。
幼魚が食べられる人工飼料おとひめS1の粒は小さく、砂の目が荒いと砂の中に餌が入り込んでしまいます。
そうすると傷んだ飼料を食べたり、食べ残した餌が腐敗してしまう場合があります。
幼魚は水質の悪化に弱いので、一番理想的な飼い方はベアタンクで床に落ちた餌を食べさせ、残った餌を片付ける方法です。
砂を使う場合は、出来るだけ餌が砂の中に入り込まない細かな目の砂を使うことをおすすめします。
ソイルを使う場合はガラスの容器を底に沈めてそこに人工飼料を入れて散らばらないように与えるとよいと思います。
2021年07月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
Nein nicht 14cm Weibchen ca. 9-10cm..Männchen 1x ca. 5cm und 1x ca. 7cm.
Aber warum sind so wenig Eier befruchtet? Es kommt sehr viel Pilz. Habe es so gemacht, wie sie es machen. Wasser wechseln und Desinfektion - jeden
ショウテデニィのメスは約9~10cm、オスは約5cmと約7cmのがいます。
産卵しましたが、受精卵が少ないのはどうしてなのか?それにほとんどの卵がカビてしまいます。
水換えや薬浴は毎日やったのに・・・
A:
ショウテデニィの産卵は、広く障害物の少ない水槽で行わせたほうが受精率は上がります。
また繁殖が不慣れなオスとの繁殖行動は、受精率を大きく下げます。
卵の管理ですが、容器の大きさは5-10㍑で、水換えの頻度は1日1回。まったく同じ水温か少し高い水温の水で全換水します。
薬の分量は、適切な使用量の半分で行います。マラカイトグリーン(アグテン)の場合、1㍑につき1滴投与します。(薬の種類により量は変わります)
水槽からのゴミの持ち込みは出来るだけ少なくして、スポイトでゴミと卵を分別することも大切です。
水槽から回収した卵はゴミや糞や餌が混ざっているのでカビの原因になります。
スポイトでゴミを取り除き出来るだけ綺麗にして卵を管理します。
エアレーションは不要、卵は出来るだけ隣とくっつかないようにします。白くなった卵は見つけ次第取り出します。
Q:
先日お送りいただいているフグたちは元気によくご飯も食べてくれています(╹◡╹)西村さんの可愛がりもあって、ベタ慣れですね!ワイルド個体と違って前に来てくれることも多く、とても可愛いです! ショーテデニーに関してなのですが、水質は弱酸性の水が適正でしょうか…? テトラオドンといえとファハカやムブのイメージがあり弱アルカリ〜中性のの中硬水が好きなイメージがありましたが、お送りいただいていた袋の水は弱酸性〜酸性でしたので、現状は弱酸性で飼育しています。 より良い環境にて管理したいので、ご教授いただければ助かります…!
A:
ショウテデニィの生息域は、コンゴ川中流にあるマレボ湖、旧名スタンリープール(Stanley Pool)と呼ばれている場所です。マレボ湖のpHは6.5-6.7、管理下では、pHは6.5を切らないようにしたほうが良いでしょう。pH6.5-7.5でブリードした個体は、その環境で2019年から病気もなく繁殖にも成功しました。
コンゴ川を航空写真で見ると水に浸かった白い砂がタンニンで紅茶色に染まっている事が確認出来ます。私はアフリカのメダカの仲間の水質を参考に、流木、ヤシャブシなどでpH6.5前後で管理しております。
現地は流れが急で水に含まれる溶存酸素は高く、ショウテデニィも酸素を多く含む水を好みます。よって水流、エアレーションなどで酸素供給を多めにしてやると調子が良いように思います。また水は水温が低いほど酸素を多く含むことが出来るので、うちでは冬場24℃夏場26℃で管理しています。
Q:
アベニーパファーの体型について相談です。
アベニーパファーを3匹、単種飼育しています。
そのうち1匹がかなり痩せてしまっていて悩んでいます。
餌はクリルグラニュールパファー、バイブラバイツをメインに与えており、たまに冷凍アカムシを与えています。
どれもしっかりと食べています。
給餌は1日2回、3匹とも食べ残しが出るまで与えています。
給餌後はお腹だけがポコンと膨らむ状態です。
一度痩せてしまった個体はふっくら体型にするのは難しいでしょうか?
お忙しいなか恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。
A:
フグの複数飼育で1匹だけ痩せるということは、何かしら上下関係に問題があった場合が多いので
喧嘩の有無関係なく、痩せている個体を隔離ケースなどに退避させてあげ、餌をどれだけ食べているのか確認することが重要です。
また普段より餌を多目に与え、イトミミズやミジンコなど食いつきがよい餌をレパートリーに加えてあげると良いでしょう。
また、飼育期間が書かれていませんでしたので推測になりますが、
長期間飼育された個体は加齢により胃腸の吸収が弱くなり痩せるという症状が見られます。
また寄生虫によっても痩せる事があります。
寄生虫は水草などについた巻き貝(サカマキガイやモノアラガイ)等から寄生します。
もし以上の2点が原因の場合、残念ながらいずれも対処方法がないので、
通常通りのお世話を続けて見守ってあげるしかないと思います。
水質やフグの年齢等、もう少し詳細がわかれば何かわかるかも知れませんが、
現時点でお寄せいただいた情報からですと、考えられることは以上になります。
Q:
フグの種類: メコンフグ
飼育期間: 12ヶ月
サイズ: 5センチ
水温: 26
ph: ?
水換えの頻度: 6日に1回
水換えの量: 3分の1
水槽サイズ: 36センチ
餌: クリル1日1回
混泳魚の有無: なし
砂の種類: 大磯砂
濾過: 外掛式フィルター
外傷: なし
いつからか: 60日前
食欲: 全くなし
飼い始めの頃は食欲もあり、頻繁に泳いでいたのですが2ヶ月ほど前から餌を食べず、底でじっとしたまま動きません。水替えは週に1回3分の1を換え麦飯石溶液を足しています。餌はクリル、メダカを与えているのですがどうしたらよろしいでしょうか?
A:
麦飯石溶液などの添加物については、私はこれまで使用したことがありませんので、効果のほどをうまく説明できません。ただ、使用しなくても筆者は繁殖の成功や健康に管理することが出来ていますので、それらは使用しなくてもよいものかもしれません。
メコンフグの場合、多くの個体が大変繊細な性格の持ち主ですので、よく拒食はおこり得ることです。ゆっくりとした動作、人通りが少ない場所やうるさくない場所に水槽を設置、隠れられる土管(住処)を提供し安心させるなど、問題があった場合は改められるとよいと思います。
メコンフグは弱アルカリ性の水質を好みます。現地のpHは高く8.0-8.5くらいです。もし酸性に傾いている場合は、水質を弱アルカリ性に戻します。戻し方は濾過材にサンゴを使ったり、底砂にサンゴ砂を混ぜたりするとよいでしょう。
また餌は、拒食した個体にはピンセットなどで口先まで餌を持っていき、根気強く与える試みが必要です。その場合餌は、冷凍した甲殻類などを解凍しビタミン液に浸してから与えるとよいと思います。食欲不振にはビタミン剤がよく効きます。おすすめはフィッシュタミンです。
人嫌いな個体もいますので、その場合、土管などメコンフグがすっぽり入れ、落ち着ける環境作りも大切です。(逆に嫌がる場合もあるので、その場合は取り除きます。ストレスを与えないよう、夜消灯して真っ暗なときにすばやく土管を入れればよいでしょう)
まずは一度、水質、特にpHを検査してみてください。
Q:
サリバトールは情報が色々ありすぎて、水質は弱酸性のブラックウォーターで合ってるのでしょうか?それともボルネオアカメフグみたいに、慣れれば広範囲に適応するのでしょうか?
A:
サリバトールはボルネオ島のサラワク州の固有種、現地には何度か訪れ採集しましたが、弱酸性から弱アルカリ性どの水質にも生息していました。写真はサリバトールを採集したブラックウォーター、弱アルカリ性の川、中性の小川です。
漁師さんの話では、ボルネオアカメフグよりやや上流の少し透明度のある川幅が狭く浅くてボートでは行けない場所に沢山いると言っていました。雨季と乾期ではかなり水深に違いがあり、私の訪れた時期ではジャングルが雨季の水で沈んで木の枝に阻まれて、サリバトールの生息する場所までは残念ながら行けなかった思い出があります。
話を戻しますが、うちでは弱酸性でも弱アルカリでも飼育していますが、水質を急激に変化させなければ問題はありません。成長期は弱アルカリで飼育したほうが成長が早いように思われます。ちなみに稚魚の頃は弱アルカリの汽水で管理しています。
Q:
四日前にスバッティを買いましたが 未だに餌を食べてません 心配で仕事になりません 相談にのって下さい 体調は12センチです 餌は金魚 めだか スジエビ クリルをあげても駄目でした 口元にもっていっても みむきもしません 宜しくお願い致します。
A:
飼育環境がかかれていませんので、推測でしかお答えすることが出来ませんが、おそらく飼育環境に問題があり、拒食しているのだと思います。
まだ水槽の立ち上げが浅いときには、濾過が出来上がっていないため、アンモニア、硝酸の値が高くなり、餌を食べないどころかアンモニア中毒で死んでしまう恐れもあります。
もう一点は、スバッティが生息するメコン川流域は、pHが海並みに高くpH8.0-8.5が必要です、水質が酸性に傾くと餌を食べなくなる傾向があります。
水槽に流木やソイルを入れていませんか?それらは水を酸性に傾けるのでスバッティの飼育には不向きです。濾過材に粗目タイプのサンゴ砂を使うか、底砂にサンゴ砂を使うくらいがスバッティには丁度よい水質になります。
一度テスト試験紙でアンモニア、硝酸、亜硝酸、そしてpHを測定することをおすすめします。
Q:
お忙しいところ恐れ入りますが、ショウテデニィの幼魚についてお聞きしたい事があります。
1匹だけ飼育ケースの隅の方で殆ど動かない子がいます。
他の4匹は餌を探すように泳ぐのですが、この子はほぼ動きません。
虐められている訳でもなく、食は細めですが人工餌も食べています。
食が細い割にお腹が膨らんでいるように見えるので、腹水を疑っているのですが考えすぎでしょうか?
今のところ神経質な性格だと思って見守っています。
お時間のある時にアドバイスを頂けるとありがたいです。
A:
確かに腹水などの病気の症状にあてはまることもあると思います。食欲がなくなるのはあまり良くないサインなのですが
今は食が細いながらも餌は食べているということから、心配なさらずそっと様子を見てあげてはいかがでしょうか?
といいますのもショウテデニィの個性は複雑で複数飼育しているとわかりやすいのですが、行動様式は一匹ごとに様々です。
現在我が家の大水槽に入れている数百匹のショウテデニィも、流木の上にいる子、下に潜り込む子、スポンジの上にいる子、
横っちょに寄り添うようにくっ付いている子、集団行動が好きな子などなど、まるで異なる行動をとります。
また状態が変わりましたらいつでもご相談下さい。
Q:
ショウテデニィ幼魚を購入したいと考えています。もしよろしければ基本的な飼育方法を教えていただけないでしょうか?
A:
水質は、弱酸性(pH6.5)-弱アルカリ(pH7.5)を好みます。中性(ph7.0)ぐらいが調子が良いようです。
ただ、弱アルカリに傾けると気性が少し荒くなり喧嘩の頻度が増えるという報告があります。
砂に潜る性質はほとんどありませんので、底砂を敷く必要性は特にありません。
流木の穴や石穴に入り込む事を大変好むため、入れることをお勧めいたします。
水質を酸性に傾けるには流木やヤシャブシ、マジックリーフを水槽に入れておけば自然に水は酸性化します。
アルカリ性に傾けたい場合は、珊瑚片などをいくつか投入します。
発送の際にはあえて中性に水合わせをして送らせて頂いています。
水温は25-26℃が理想的です。
高水温には弱い傾向があり、28℃を超えると調子を崩すことがありますのでご注意ください。
まずは広い水槽には入れずによく観察できるサテライト(スドー) などの隔離ケース、飼育ケースで飼われることをお勧め致します。
理由は、
・餌をちゃんと食べたのか食べなかったのかが確認しやすい
・食べ残さない程度の餌の適量を把握できる
・汚れが目立ちやすいのでスポイトで簡単に掃除でき清潔が保てる
※(サテライトに砂を入れると汚れが砂の目に入り込むので入れない事)
※(水草以外のオブジェクトは入れない事)
・付属の仕切り板を用いて簡単に隔離ができる
広い水槽に入れると、残した餌が底砂に入り込んだりして掃除がしにくかったり
餌を食べている個体と食べていない個体を把握できないなど、いろいろと難点があります。
慣れて来ると水槽に入れても良いのですが、最初はサテライトでの飼育と観察がお勧めです。
食べる量を把握出来て、餌が残らないようになり、飼い主に寄ってくるようになってから水槽デビューすると良いでしょう。
投入の際にはしっかり濾過が立ち上がった水槽に入れられることが、もっとも重要です。
立ち上げが不十分な水槽に入れると特に幼魚の場合は具合を悪くしたり、ひどい場合は
死んでしまうこともありますのでご注意ください。
少しサイズが大きくなってくると(生後60日を過ぎると)個体の強弱がはっきりして来て、
喧嘩やいじめが始まります。
回避するには水草や流木などを用いて、出来るだけ複雑なレイアウトを構成してあげます。
隠れ場所やそれぞれの寝場所が決まると落ち着くことも多いです。
ただし気性によってはどうしてもトラブルメーカーの暴れん坊に育つこともあります。
そういった個体のみを隔離するか、同水槽でもセパレータで区切って飼育してあげてください。
Q:
こんにちわ。
お暇な時に返信していただけたら幸いです、質問宜しくお願いします。
ショウテデニーの幼魚のうち1匹が少し息が荒く頭を下にして縦に泳ぐ感じになっておりまして。
たまに突進のように底に顔を向けて走ろうとします。
餌もその子だけ食べてないように見えます。
何かの兆候が見られますでしょうか?
プレコ水槽の60規格水槽のサテライトL
水温26℃
ph6.5での管理となります。
他の子はビタミン強化の某飼料を与えたところ、おとひめほどではないですが食べましたよ。
A:
1匹だけということですので、水質に問題はないと思います。
複数匹いるときに1匹だけ様子が変という場合は、まず他の子から攻撃されていたり
威嚇されていることを考え、隔離してあげてみて下さい。
サテライト内で付属の仕切り板で仕切る、隔離ネットを使うなど方法はおまかせします。
あるいはフグにも1匹1匹個性がありますので、ちょっと臆病な子や環境変化になかなか馴染めなかったり
郵送のショックや新しい環境にまだ対応できずにストレスを感じているという場合もあります。
今はとにかく1匹だけにしてあげて、出来るだけ刺激を与えずに落ち着けるような環境作りをしてあげ
様子をみてあげてください。
落ち着く環境作りの例としては、
照明を暗くする、視界を布や仕切り板などで防いでやるなども効果があります。
以前、水槽奥に貼られた壁紙の模様に怯えて同様の症状を起こしている子のご相談もありました。
壁紙を変えていただいたら落ち着いたそうです。
またこれは養殖魚の場合ですが、人間の作り上げた飼育環境に適合して育った魚を海に放流すると
環境変化によるストレスで拒食に陥るケースもあるそうです。
しかし、単純に体調が悪い場合も考えられます。
ただこの場合も何かどう悪いのか、よく観察をしませんと結論は出しにくいです。
まずは単独でストレスを与えないように、静かにリラックスをさせてあげつつ観察をすることが肝要です。
Q:
ところでうちのファハカですが、何故かフィルターのスポンジ下に潜り込みたがります。
たまに体を擦り付けてしまうのか、背中の模様が擦れてきてすらいます…。
いずれ怪我をさせてしまうかもしれないと思い、スポンジ下に入れないように封鎖したりもするんですが、いつの間にやら障害物をのけて入り込んでおり、気が気ではありません。
他にシェルターのようなものを用意すれば、こういった行動は解消されるものでしょうか…?
もしよろしければ、お知恵をお貸しください…。
A:
この個体にとって、この場所が一番落ち着ける場所になっているのだと思います。
対処方法はいくつかありますが、今より落ち着ける別の場所を作ってあげる事で解消されると思います。
ファハカは岩場に生息しているので、崩れ落ちないよう輝板石を使って石組みで巣穴を作ってあげてみてはいかがでしょう?
ただ、今後も大きくなり力が増し破壊活動が進むと石を崩してしまう場合もあるので、しっかりと組み上げる事が大切です。
もう一つは、フィルターの吸込口の位置を変える事です。ただこの場所が気に入っているのでファハカとしては不満が残る対処方法だと思います。
Q:
こんばんは。最近餌の量について悩んでいます。現在は日に1回カーニバル、キャット、テトラアロワナ、クリルの中から3つ選んで1粒ずつ与えているのですがこれをあげてもまだほしがっているのです。もっと与えた方がよいのでしょうか?それとも与えすぎでしょうか?よろしくお願いします。
A:
飼育されているフグはインドシナレオパードパファーでよろしかったですよね?サイズなども記述していただけると助かります。
私の場合は12cmの個体を購入して18cmくらいまで成長したのですが、1日にサクラエビのボイルしたものを3匹、またはカーニバルを3粒から4粒与えています。
たまに小魚、甲殻類、冷凍タニシを与えたりもします。ただし、これが正しいというわけではなく、もっと良い餌があるかもしれませんし、フグに適した餌の量は、飼い主が個体にあった量を探し当ててあげることが大切だなと思います。
インドシナレオパードパファーですと体長10cmくらいまでは食べたいだけ与え、それ以上大きくなった場合は太らせず、痩せず餌を調節し餌を制限します。成長が止まってから食べさせすぎると肝臓に負担がかかり、転覆したりまっすぐな姿勢で寝られなくなり長生き出来ないので、与え過ぎは禁物です。
Q:
おはようございます。今日メダカをピンセットでつまんでインドシナレオパードパファーの口元にもってきてあげたら食べました。どうもありがとうございます。やはり4,5日餌を食べなくて体力が落ちたせいか白点病になってしまいました。今までの水温が25度だったので現在28度まで上げました。他にどのような対処をすればいいでしょうか?薬も考えています。今まで飼ってきたガーやポリプテルスなどはこのようなことにならなかったので今はただあわてています。ぜひともよろしくお願いします。
A:
白点病の治療は水槽では行わず、面倒ですがバケツを使った治療方法をおすすめします。
水が10㍑入るバケツに規定量の薬を入れ、水合わせしてフグを入れます。バケツにはヒーターを設置してエアレーションし1日1回全換水します。
(注)全換水する場合は、かならずバケツの水温と水換えの水温は同じにして下さい。
フグはバケツから飛び出す事もあるので、必ず隙間なく蓋をして下さい。
バケツの中でも餌を食べるようなら与えます。
2~3日で白点はなくなると思いますが、5日間くらいはバケツの中で治療し完治したら水槽に戻します。
Q:
連続の書き込みすいません。
実は、インドシナレオパードパファーが昨日から全然フンをしないのです・・・。
普段はエサをあげて半日くらいでたくさんフンをするのですが、もう丸一日フンをしておらず、下腹部の辺りが普段よりも多く膨らんでいます。
便秘のように思えるのですが、どうすればいいのでしょうか??
質問してばかりで本当に失礼で申し訳ないとは思うのですが、インターネット上を色々調べてまわっても対処法が見つからず、心底まいっています。取り越し苦労かもしれませんが、心配で心配でしかたありません。何か治療法がありましたら、詳しく教えていただけないでしょうか?お願いします!!
エサはテトラアロワナのミニスティックを1日2回、そのつど4粒前後あげています。
体長は10cmくらいです。
A:
沢山のフグを飼育してきたのですが、糞が出なくなるということがなかったので、残念ながら対処方法はわからないです。
1日くらいでしたら、問題はないと思いますが・・・。
ネットでみた情報ですと、ひまわり油か何かの植物油をスポイトか注射器で飲ますような治療法だったと記憶しています。真偽の程はわかりかねます。
Q:
先日は丁寧なご指導、ありがとうございました。
やはり、黒っぽくなるのはストレスを感じている時なのですね。
ウチのはエサを食べるときも黒くなるので、気が立っていると黒っぽくなるということでしょうか。
最近は水槽の前に立つとエサの時間かと思うらしく、黒っぽくなりながらもこちらの方に寄ってくるようになって嬉しいです。
ところで、西村さんのインドシナレオパードパファーは、最初のうちは水換えの時に暴れていたとのことですが、水槽内をあたふたと泳ぎ回ったりするのですか??
うちのインドシナレオパードパファーは水換えの時もじっとしていて動かないので、どんなふうに暴れるのか少し気になります。
あと、また質問になってしまって申し訳ないのですが、インドシナレオパードパファーを飼育するにあたって気にしなければいけない水質はpH以外には何がありますか?
水換えは大体週に1回、3分の1くらいを換えているのですが・・・。
週1回くらい水換えしていてもアンモニア濃度も気にしたほうがいいでしょうか??
ご面倒とは思いますが、教えて下さい。お願いします。 A
A:
なかなか順調そうで、うちは餌のときに寄ってくるまで半年以上かかりましたよ。
>水槽内をあたふたと泳ぎ回ったりするのですか??
>
水換えのときや、水槽の前を突然横切ったりしたときに、尾びれをめいいっぱい動かして、水槽から水がこぼれるくらい暴れていましたね。
>気にしなければいけない水質はpH以外には何がありますか?
>
水質やメンテナンスで気をつけたらいいと思うことは、糞や残った餌は見つけ次第取り除くこと。
水槽が安定するまで(水槽を立ち上げてから20日以内、もしくは白く濁らなくなるまで)アンモニア、硝酸、亜硝酸の値を計測して水槽の状態がどのように変化しているのか記録すること。
この2点でしょうか・・・。
ちなみに私の水換え方法は、毎日糞をとり、足し水をして、4日に1回、1/4-1/5入れ換え(水質の変化を出来るだけ少なくするため)方法をとっています。
Q:
こんにちは。丁寧なご回答どうもありがとうございます。インドシナレオパードパファーも水槽の中で落ち着くところを見つけてじっとしていることが多くなりましたが、新たな問題も出てきました。拒食です。今まで私が熱帯魚を飼ってきた中で拒食なんて初めてなのでどうすることも出来ません。赤虫にも反応を見せずキャットもテトラアロワナ、カーニバルもダメなんです。メダカなんかは今も混泳しているほどです。どうすればいいでしょう?
A:
インドシナレオパードパファーは最初から人工飼料を食べることは少ないですね。生餌(エビ、カニ、小魚)をピンセットで口元まで運び与えることからはじめましょう。嫌がったら無理やり与えず、とりあえず口の前に沈め食べなかったら1時間くらししてから取り出すように。結構手間がかかりますが、頑張って下さい。
メダカですが、インドシナレオパードパファーに限り、うまく食べられない個体がいるようです、うちで飼育している1匹もメダカを食べられないみたいですね。小さくて見つけられないようです。
どうしても食べない場合は、水質を疑うべきです。一度水質検査役で、アンモニア、硝酸塩などの値を計測してみて下さい。