No.23
Q:
先日お送りいただいているフグたちは元気によくご飯も食べてくれています(╹◡╹)西村さんの可愛がりもあって、ベタ慣れですね!ワイルド個体と違って前に来てくれることも多く、とても可愛いです! ショーテデニーに関してなのですが、水質は弱酸性の水が適正でしょうか…? テトラオドンといえとファハカやムブのイメージがあり弱アルカリ〜中性のの中硬水が好きなイメージがありましたが、お送りいただいていた袋の水は弱酸性〜酸性でしたので、現状は弱酸性で飼育しています。 より良い環境にて管理したいので、ご教授いただければ助かります…!
A:
ショウテデニィの生息域は、コンゴ川中流にあるマレボ湖、旧名スタンリープール(Stanley Pool)と呼ばれている場所です。マレボ湖のpHは6.5-6.7、管理下では、pHは6.5を切らないようにしたほうが良いでしょう。pH6.5-7.5でブリードした個体は、その環境で2019年から病気もなく繁殖にも成功しました。
コンゴ川を航空写真で見ると水に浸かった白い砂がタンニンで紅茶色に染まっている事が確認出来ます。私はアフリカのメダカの仲間の水質を参考に、流木、ヤシャブシなどでpH6.5前後で管理しております。
現地は流れが急で水に含まれる溶存酸素は高く、ショウテデニィも酸素を多く含む水を好みます。よって水流、エアレーションなどで酸素供給を多めにしてやると調子が良いように思います。また水は水温が低いほど酸素を多く含むことが出来るので、うちでは冬場24℃夏場26℃で管理しています。
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