No.20
Q:
サリバトールは情報が色々ありすぎて、水質は弱酸性のブラックウォーターで合ってるのでしょうか?それともボルネオアカメフグみたいに、慣れれば広範囲に適応するのでしょうか?
A:
サリバトールはボルネオ島のサラワク州の固有種、現地には何度か訪れ採集しましたが、弱酸性から弱アルカリ性どの水質にも生息していました。写真はサリバトールを採集したブラックウォーター、弱アルカリ性の川、中性の小川です。
漁師さんの話では、ボルネオアカメフグよりやや上流の少し透明度のある川幅が狭く浅くてボートでは行けない場所に沢山いると言っていました。雨季と乾期ではかなり水深に違いがあり、私の訪れた時期ではジャングルが雨季の水で沈んで木の枝に阻まれて、サリバトールの生息する場所までは残念ながら行けなかった思い出があります。
話を戻しますが、うちでは弱酸性でも弱アルカリでも飼育していますが、水質を急激に変化させなければ問題はありません。成長期は弱アルカリで飼育したほうが成長が早いように思われます。ちなみに稚魚の頃は弱アルカリの汽水で管理しています。
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