全年全月25日の投稿[11件]
2024年09月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
サリバトールを飼ってみたいと思うのですが、飼育環境や餌、飼育のポイントなどがあれば教えてください。
A:
ボルネオ島、サラワク州の固有種です。
オスは7-8㎝、メスは5-6㎝ほどになる小型の淡水フグです。
性格は神経質で、人を怖がる性質があります。人馴れさせるのは難しいですが不可能ではないです。
本来の生息域は弱アルカリ性の小川ですが、現地の気候と雨季乾季の影響で弱酸性~弱アルカリ性の幅広い水質に適応します。水温も24-28℃くらいまでと、夏場の高水温にも強い傾向があります。
そのため、比較的丈夫で飼育しやすい淡水フグといえます。寿命は10年前後です。
餌は、昆虫・貝類・甲殻類を好み、魚食性は薄い傾向があります。人工飼料に餌付いた個体なら飼育がかなり楽になります。
小型種のため、36-45cmの水槽でも十分飼育も繁殖も可能なのですが、問題はとにもかくにも相性で、もし喧嘩が激しいようであれば隔離をしたり、セパレーターなどで対策する必要があります。
また流木や水草などを使ってレイアウトを複雑にすれば、喧嘩をある程度は抑えることも可能です。
2022年11月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
2週間ほど前から、透明な糞をしておりいつも与えているエビ(冷凍エビ、クリル)や貝(冷凍アサリ)を食べなくなりました。
身体自体が大きくなり、水槽に対してだいぶ大きくなってしまって、運動不足かとも思われましたので、水槽のサイズアップをして、pHも徐々に上げていますが、エビを見ても少し反応するだけで食べません。上記のエビやアサリの他になにかいい食べ物、ムブにとって消化のいい食べ物がありましたら、教えてくださると嬉しいです。
ムブ
症状1 透明な糞 2週間前から
症状2 拒食 2週間前から
水槽 60センチ
混泳 無し
pH 7.8
温度 26℃
以前の餌 冷凍エビ(食用エビ)、クリル
試した餌 冷凍エビ(食用エビ)、クリル、生きエビ(スジエビ)、赤虫、カーニバル
カーニバルを下顎に当てて反射的に吸い込まないか試しましたが、まだ食べてません。
A:
糞に関しては、ひとまず気にしなくても良いかと思います。
拒食の原因については、与えられている餌に問題があるようです。
もしも人間用の食用エビを与えられている場合は、淡水フグに与え続けると高確率で拒食に陥ります。拒食の発症は数か月-数年で起こることが多いです。
食用エビは保存料、養殖時には抗生物質などを大量に与えて育てられているため、フグの餌には使わないほうが賢明です。
もしスーパーで売られているエビをどうしても使用したい場合は、養殖物ではなく近場の海で獲れ、保存料を使わずに運ばれてきたエビを使用するという手もあります。
またクリルですが、製造過程で大切な栄養素をほぼ飛ばしてしまっていますので、そのままの使用では栄養値が不十分かと思います。与える前に栄養添加をするなどの工夫が必要です。
アフリカのフグに最適な餌は人工飼料ですが、生餌も受け付けない拒食状態では食べてもらえないと思います。
拒食時にお勧めの餌はドバミミズなのですが、ムブには使用したことがないため効果のほどはわかりません。
※ミミズでも釣りに使うシマミミズは餌としては適さないため、必ずドバミミズをご使用ください。
2022年03月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
先日購入しました5匹はいずれの個体も5㎝~6㎝程度になってきました。
最近メスと思しき個体の腹部が張ってきたように思います。
オスと思われる個体達は痩せてはいないもののスリムです。
威嚇時にはオスメス共にやや膨れたような状態になっているので判断が難しいのですが、抱卵しているメスの特徴を教えていただけませんでしょうか?
またチークスポットが黒いことからオスと思っている個体にもやや腹部が張っている個体がいます。餌の与えすぎでなければよいのですが。
ちなみに餌は1日2回で9:00(おとひめ)、15:00(冷凍アカムシ+フィッシュタミン)。おとひめについては食べ残しが出るまで与えています。その他、同居している極火蝦をたまに食べているようです。
A:
抱卵した個体はスリム体型でもお腹の膨らみだけが目立って来るのですが(掲載画像のような感じで、スリムでも腹部だけがなだらかに膨らんできます)、もし太り気味の個体の場合は判別が難しいことがあります。
成長期のフグの場合は食べ残しが出るぐらい餌を与えて正解なのですが、体長5~6㎝にもなりましたらそろそろ成魚に近くなってきていますので、餌量の制限が必要になって来ます。
理想体型であれば問題ないのですが、もし少し太り気味と思われる場合は、少し物足りないぐらいに、食べ残さない程度の量に減らされてみると良いかと思います。
一度目におとひめ、二度目にアカムシ+フィッシュタミンという食餌内容は理想的ですね。
抱卵している2個体のメスの写真です
2022年01月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
1匹(A)は3年程度、1匹(B)は2年程度です。60cm水槽に、仕切りを付けています。水温は29℃程度です。
先にAが食べなくなりました。あまり欲しいアピールをしなくなり、いやいや食べていましたが、全く食べなくなりました。しばらくしてBも食べなくなりました。こちらは、食べようとしますが外してしまい、それで諦めてしまいます。
どちらもそれまでは、ピンセットで口元まで持っていき食べてました。水面に浮いたものも食べに行きました。
変化で気になるのはどちらも、歯がすごく伸びた感じがします。それぐらいで、体に傷、痩せこける、白点のような症状はありません。
今は些細なことでもビックリしてるみたいなので、布を掛けて目隠ししています。
クリルを入れて布を掛け、しばらくして様子を見て残ってたら回収しています。時々食べたか齧ったかで、無くなっています。
※1匹だけあまり大きくならないプレコが居て、両方のスペースを行き来してるみたいです。宜しくお願いいたします。
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不勉強で恥ずかしいのですが、pH値以外の項目をチェックする器具道具を備えていません。おしゃべりしやすそうなお店(詳しそうな店主さんのお店)の場合は、必要なものやアドバイスをしてもらって揃えていった感じです。どのお店でも(実店舗)水質調べることについては言われなくて、pH試験紙は自発的に買ってみました。
お水かえにつきまして。水が減る(蒸発でしょうか?)と、ゴボゴボ音が気になるので足していったりしています。
週に1回か2週間に1回程度です。2週間程度空いた場合には足すのではなく、半分〜2/3程度かえています。
磯砂、濾過のところ水槽内に少し カキ殻を入れています。※店員さんのオススメで。
写真ですが、どちらもスマホ向けると凄く暴れまわってしまいます。うまく撮れてないかと思いますがよろしくお願いいたします。以前のように、餌を欲しがる可愛らしい行動を見せてくれることはありますが、見てるところで食べることがないので心配です。
A:
インドシナレオパードパファーの適正水温は26度くらいですので、29度では少し高すぎると思います。ただ、一気に3度も下げると負担になるので、まずは27度くらいに設定してみて下さい。
現地の水質は弱酸性ですが、中性くらいでも問題ないです。
水質ですが、出来れば水質検査薬を購入し値を計測してみて下さい。
NO3とNO2の値が危険値を示した場合は、次の管理を行ってください。
NO3とNO2の値を正常値に戻すために水槽の1/4の量の水換えを毎日行います。水質検査薬で正常値に戻るまで続けて下さい。
一度に大量に水換えすると環境変化に耐えられずフグに負担がかかるので、1/4だけに留めておいてください。
交換する水は水槽の水温と同じか、1~2度高めの水温で交換してください。
水質が正常に戻ると食欲が戻るかもしれません。もし、これまで食べていた餌を食べる事が出来れば治療は完了なのですが、もし食べない場合はまたご質問ください。
インドシナレオパードパファーが暴れる件に関してですが、この種は大変神経質な種です。
水槽の周りを黒い布や仕切り板で覆うと嘘のように落ち着くこともあります。あとは、動作を普段よりゆっくりにして、水槽に近付くときは少し遠くから手を振って合図してから近付くようにすると段々と人馴れしてしてきて暴れなくなる場合があります。
一見フグ相手に手を振るなんて無意味なようにも思えますが、フグは大変良く人のことを見ています。近付いても安心だと思ってくれるようになれば、フグのほうから歩み寄って来てくれるようになります。
2021年10月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q1:
【現在の状況】
バイレイが以下の状態となっている。
・底面で黒ずんでおり、口も開いており呼吸が激しい。
・2日前より何も食べていない。食欲もない。
・白点病など見た目での病気の様子はなし
【前提】
・水槽:30cmx20cmx25cm
・生体:バイレイ1匹 10cm弱
※5cm位で買い1年1か月程度飼っている
・ろ過:スポンジフィルター&底面フィルター
・底面:サンゴ片
・水草:マツモ
・餌:クリルおよび週に1度生餌のメダカ
【経過】
◆5日前
バイレイ:元気
他の水槽掃除時にバイレイ水槽のヒーター(26度固定)を切っており、電源を入れ忘れた。
<温度:26℃くらいのはず>
◆4日前&3日前
バイレイ:元気で食欲あり
<温度:見ていない>
◆2日前
バイレイ:元気だけど食欲なし
バイレイ水槽掃除時にヒーターを入れ忘れた事にを気づきヒーターを入れる。且つ掃除を行い1/3換水を行う。
<温度:23.7℃⇒26.2℃>
◆1日前
バイレイ:不調
⇒底面で黒ずんでおり、呼吸が激しい。食欲もなし。
ヒーターを温度調整の物に変更し、25℃に設定。合わせて1/3換水を行うと同時に塩を入れる(塩分濃度:0.1%)。
<温度:26.2℃⇒25.2℃>
◆本日
バイレイ:不調
⇒底面で黒ずんでおり、口が開いており呼吸が激しい。食欲もなし。
1/3換水をを行うと同時に塩分濃度を上げる。(塩分濃度:0.1%⇒0.4%)
<温度:25℃>
★本日の試験結果
・テトラ6in1:PH6.8&その他異常なし
※切らしていたため、先ほど買って来て試験しました。
【お願い】
短期間で温度を上下させた事が原因かと思っております。今後の対応など、アドバイス頂けますと嬉しく思います。
A1:
過去に似たような症状のご相談があり、Q&Aにて回答させて
いただいておりますのでリンクを貼らせていただきます。
https://puffersisland.com/tegalog/tegalo...
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(追加のご質問)
Q2:
お忙しい中、ご返信ありがとうございます。
サンゴ片は物置にありましたので、
先ほど、追加いたしました。
ただ、追加で一つお願い事項がございます。
呼吸が荒く、バイレイが明らかに元気がない。
泳ぎ方も弱弱しい。
その時に私ができる事を教えて頂きたい。
★本日までに私がした事
① 毎日の換水(1/3程度)
② 塩浴の実施(現在塩分濃度0.4%)
⇒バイレイに塩浴は有効なのか。
③ テトラバイタルを少量スポイトでかける。
④ ジクラウォーターを少量スポイトでかける
⑤ エアレーションの追加 ※本日の夕方
⑥ サンゴ片の追加 ※10分前
上記、①~⑥以外で私ができる事はありますでしょうか。
また、①~⑥で逆効果の様に感じられることはございますでしょうか。
とても可愛がっている個体であり、
とても心配です。
お手数ですが、アドバイス頂けましたら幸甚です。
A2:
メコン川の淡水フグ(バイレイを含む)はpH8.0-8.5の弱アルカリ性に生息しているため、水槽のpHは常に8.0以上あることが好ましいのですが、中性の7.0を切ると高確率で拒食になり、餌を食べずに落ちる個体を見たり聞いたりしてきました。
うちでは外部式フィルターのろ過材を全部サンゴにしてpHが8.0を下回らないように管理していますので、拒食も起こらず繁殖して産卵もしています。
水質を安定させる方法としましては大きな水槽を使うことも有効です。現在お使いの水槽は、バイレイには少し小さいので45-60㎝水槽で飼育されることをお勧めいたします。そうすれば水質も安定し、バイレイに理想的な環境で健康を維持しやすくなります。
呼吸が早いのはバイレイにとって好ましくない水質が続いたことによるストレスかと思いますので、サンゴ砂を使ってpH8.0-8.5を維持できる環境作りを目標にされてはいかがでしょうか?その環境が維持できるようになれば、過呼吸も収まり食欲も戻ってくると思います。
①頻繁な水換えは水道水のpHが7.0前後であるため、サンゴでせっかく上がったpHを下げる事にもなりますので、アンモニア、亜硝酸、硝酸の数値が問題なければ頻繁には交換しないほうがよいと思います。
②塩浴は今回の症状には当てはまりませんので、逆にストレスになるかもしれません。
③④のテトラバイタル、ジクラウォーターについては使用したことがないため、回答は控えさせていただきます。
⑤過呼吸のときには有効です。
⑥サンゴ片はどれくらいの量を追加したのか、どれくらい使われているのかがわかりませんが、水槽のpHを8.0以上にするためには底砂すべてをサンゴ砂にしても問題ないぐらいです。
2021年09月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
我が家のテトラオドンファハカについて、二点質問させて下さい。
一点目、体の縞模様が結構な頻度で濃くなったり薄くなったりするのですが何か体調などに問題があるのでしょうか?
基本濃くても薄くても見ている限り普段と様子は変わりません。
二点目、餌なんですがキョーリンのクリーン赤虫を与えているのですが、人工飼料には目もくれず、基本赤虫、時々与えるスネールやラムズホーンしか食べてくれません。
栄養が偏らないか心配なのですが、このままの食生活で問題ないでしょうか?
A:
ファハカに限らず、フグの体色変化はよく起こりますので、それほど気にしなくても大丈夫だと思います。ただ黒くなってあまり動かない、水槽の底に沈んでいる場合は何かしら問題があることが多いので注意が必要です。
餌に関してですが、今はアカムシにはビタミン添加、スネールには人工飼料を食べさせることで解決できますが、ファハカは体長40㎝を超える淡水フグですので、アカムシやスネールではそのうち大きさや量に限界がくると思います。
次の餌に移行したとき、アカムシやスネールのようにビタミン添加したり餌に人工飼料を与える事が出来なくなる場合もありますので、今のうちに何種類かの人工飼料を与え、個体の気に入った人工飼料を探し出し餌付けられたほうが良いと思います。
それが無理でしたら冷凍したエビが次の主食になると思いますが、解凍時にエビの中に人工飼料を埋め込む事になります。ですが、器用に人工飼料だけを吐き出す個体もいるので、餌問題はなかなか難しいです。
どうしても無理な場合は、冷凍スジエビ、冷凍サクラエビなどを解凍する際にビタミン液に漬け、その餌を与えることで人工飼料の代用になります。
2021年07月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
ショウテデニィ幼魚を購入したいと考えています。もしよろしければ基本的な飼育方法を教えていただけないでしょうか?
A:
水質は、弱酸性(pH6.5)-弱アルカリ(pH7.5)を好みます。中性(ph7.0)ぐらいが調子が良いようです。
ただ、弱アルカリに傾けると気性が少し荒くなり喧嘩の頻度が増えるという報告があります。
砂に潜る性質はほとんどありませんので、底砂を敷く必要性は特にありません。
流木の穴や石穴に入り込む事を大変好むため、入れることをお勧めいたします。
水質を酸性に傾けるには流木やヤシャブシ、マジックリーフを水槽に入れておけば自然に水は酸性化します。
アルカリ性に傾けたい場合は、珊瑚片などをいくつか投入します。
発送の際にはあえて中性に水合わせをして送らせて頂いています。
水温は25-26℃が理想的です。
高水温には弱い傾向があり、28℃を超えると調子を崩すことがありますのでご注意ください。
まずは広い水槽には入れずによく観察できるサテライト(スドー) などの隔離ケース、飼育ケースで飼われることをお勧め致します。
理由は、
・餌をちゃんと食べたのか食べなかったのかが確認しやすい
・食べ残さない程度の餌の適量を把握できる
・汚れが目立ちやすいのでスポイトで簡単に掃除でき清潔が保てる
※(サテライトに砂を入れると汚れが砂の目に入り込むので入れない事)
※(水草以外のオブジェクトは入れない事)
・付属の仕切り板を用いて簡単に隔離ができる
広い水槽に入れると、残した餌が底砂に入り込んだりして掃除がしにくかったり
餌を食べている個体と食べていない個体を把握できないなど、いろいろと難点があります。
慣れて来ると水槽に入れても良いのですが、最初はサテライトでの飼育と観察がお勧めです。
食べる量を把握出来て、餌が残らないようになり、飼い主に寄ってくるようになってから水槽デビューすると良いでしょう。
投入の際にはしっかり濾過が立ち上がった水槽に入れられることが、もっとも重要です。
立ち上げが不十分な水槽に入れると特に幼魚の場合は具合を悪くしたり、ひどい場合は
死んでしまうこともありますのでご注意ください。
少しサイズが大きくなってくると(生後60日を過ぎると)個体の強弱がはっきりして来て、
喧嘩やいじめが始まります。
回避するには水草や流木などを用いて、出来るだけ複雑なレイアウトを構成してあげます。
隠れ場所やそれぞれの寝場所が決まると落ち着くことも多いです。
ただし気性によってはどうしてもトラブルメーカーの暴れん坊に育つこともあります。
そういった個体のみを隔離するか、同水槽でもセパレータで区切って飼育してあげてください。
Q:
こんにちわ。
お暇な時に返信していただけたら幸いです、質問宜しくお願いします。
ショウテデニーの幼魚のうち1匹が少し息が荒く頭を下にして縦に泳ぐ感じになっておりまして。
たまに突進のように底に顔を向けて走ろうとします。
餌もその子だけ食べてないように見えます。
何かの兆候が見られますでしょうか?
プレコ水槽の60規格水槽のサテライトL
水温26℃
ph6.5での管理となります。
他の子はビタミン強化の某飼料を与えたところ、おとひめほどではないですが食べましたよ。
A:
1匹だけということですので、水質に問題はないと思います。
複数匹いるときに1匹だけ様子が変という場合は、まず他の子から攻撃されていたり
威嚇されていることを考え、隔離してあげてみて下さい。
サテライト内で付属の仕切り板で仕切る、隔離ネットを使うなど方法はおまかせします。
あるいはフグにも1匹1匹個性がありますので、ちょっと臆病な子や環境変化になかなか馴染めなかったり
郵送のショックや新しい環境にまだ対応できずにストレスを感じているという場合もあります。
今はとにかく1匹だけにしてあげて、出来るだけ刺激を与えずに落ち着けるような環境作りをしてあげ
様子をみてあげてください。
落ち着く環境作りの例としては、
照明を暗くする、視界を布や仕切り板などで防いでやるなども効果があります。
以前、水槽奥に貼られた壁紙の模様に怯えて同様の症状を起こしている子のご相談もありました。
壁紙を変えていただいたら落ち着いたそうです。
またこれは養殖魚の場合ですが、人間の作り上げた飼育環境に適合して育った魚を海に放流すると
環境変化によるストレスで拒食に陥るケースもあるそうです。
しかし、単純に体調が悪い場合も考えられます。
ただこの場合も何かどう悪いのか、よく観察をしませんと結論は出しにくいです。
まずは単独でストレスを与えないように、静かにリラックスをさせてあげつつ観察をすることが肝要です。