🐡淡水フグQ&A - 淡水フグに関するご質問お答えします! -

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Last Modified: 2024/03/14(Thu) 21:28:50 RSS Feed

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2022年03月の投稿(時系列順)[8件]

2022年03月14日 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

Q&A0083:人工飼料の保存方法

No. 86 , ,人工飼料 , by 管理者 Icon of sprite
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Q:
人工飼料を長期保存するための良い方法を教えてください。

A:
開封した人工飼料は基本的には1か月以内に使い切るのが理想的です。
使い切れない分は、一時的な保存方法としてフードフレッシュバッグなどを一緒に入れておくと尚良いです。
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ただ、保存が長期間になる場合は、フードフレッシュバッグよりもっと酸素を抜き真空に近い状態に出来る真空保存容器のご使用を強くおすすめします。
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詰め替えた保存用餌は冷暗所に置いておけば、鮮度を保てます。
開封したまま使うと大切な栄養素(ビタミン、DHA)は酸化し、どんどん抜けていきます。
酸化した人工飼料は与えたフグの病気の原因にもなります。

また、容器から出して使い切りの場合でも、アルミのジップロックに入れてご使用されることをお勧めします。
アルミは湿気を防ぎ酸素を遮断してくれる特性がありますので、ビニール袋とは段違いです。
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紹介した保存方法の容器内に、人工飼料と一緒に脱酸素剤を入れておくとより保存効果が増します。
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〔 454文字 〕 編集

Q&A0084:ドゥボイシーの拒食

No. 87 , イトミミズ,拒食 , by 管理者 Icon of sprite
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Q:
昨年の12月からドゥボイシーを飼育しています。
餌は冷凍アサリや冷凍エビがメインでレッドラムズホーン、クリルを補助として与えていました。アサリやエビを与えるときにはビタミン剤をかけています。
三日前から餌を食べなくなり、体を斜めにして水槽の底に横たわっています。茶褐色だった色は、黒に近い茶色になっています。
phは6.5、アンモニア、亜硝酸塩も問題ありません。
水槽は7エムを仕切って使っています。
水温は28℃、水換えは週に一回、4分の1程度です。
濾過はエーハイムの外部フィルターを使っています。
混泳魚はいませんが、仕切った反対側にはショウテデニーがいます。ショウテデニーは元気で餌食いも問題ありません。
時々、ドゥボイシーが泳ごうとはするのですが、体がうまく動かないようです。背中に肌荒れのようなものが見えるときもあります。
現在は、水を4分の3程度を換えて様子を見ています。
どのように対処していけばよいかご教授をお願いします。
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A:
ショウテデニィ、ドゥボイシィなどのアフリカの淡水フグの拒食は、栄養不足(特にDHAの不足)が原因で起こる場合がもっとも多く、立て直しはかなり厄介です。
拒食予防対策としては、DHAの欠乏によって起こる拒食や過呼吸が発生する前に、DHAが豊富に含まれる海水魚用の人工飼料を与える。DHAを多く含んだ生餌(スジエビ、サクラエビ)を与える等の方法があります。

他の淡水フグの拒食とは原因が異なるため、通常の拒食治療とは異なった治療法が必要となります。

もしイトミミズを食べるのであれば、DHAサプリを添加した水にイトミミズを8時間漬けこんだものを食べさせます。ただし、そのまま水槽に投入すると水が汚れるため、与える前に油まみれになったイトミミズを軽く洗浄してから与えます。
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拒食して餌を受け付けない場合は、強制給餌方法を行います。強制給餌はフグにとってかなりの負担であり、逆にストレスで死んでしまう場合もあります。また嫌がって手に噛みつく恐れもありますので注意が必要です。
餌は、エビや貝・人工飼料などをすり潰しペースト状にしたものに、DHAサプリから抽出した油を多めに垂らし、注射器とチューブを使って口から胃袋に通し流し込みます。ただし最後の手段ですので、熟慮のうえ、自己責任下で行ってください。
もっとも良いことは、あくまで拒食に陥らせないことですので普段から栄養管理にはお気を付けください。

〔 1050文字 〕 編集

2022年03月16日 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

Q&A0085:ブロンズパファーの喧嘩

No. 88 , ブロンズパファー,混泳 , by 管理者 Icon of sprite
20211115162307-sprite.jpg
Q:
ブロンズパファーを5匹全て仕切りありで飼育しています。
1 1年以上
2 夜中にその仕切りがズレていて2匹が混泳状態となり、
そのうちの1匹がボロボロになってしまいました。
状態としては、鰭が全体的に半分ほど無くなり、体には
噛み傷が沢山あります。
3 測っておりません…
4 60cm規格
5 24度
6 上部フィルター
7 5匹のブロンズパファーで1匹ずつの仕切りあり

治療法が分からないので教えて頂きたいです。
別の水槽に隔離はしむしたが餌も食べない状態です。

A:
噛まれた個体は精神的にも落ち込んでいると思いますので、鰭が治るまで隔離して様子を見てあげると良いかと思います。
隔離は同じ水槽でサテライト、隔離ケースなどを用いると良いと思います。
傷にカビが見られるようでしたら、薬浴をお勧めいたします。バケツなどに隔離し、治るまで毎日水を交換して管理します。

〔 415文字 〕 編集

2022年03月17日 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

Q&A0086:ファハカに与える餌の適量は?

No. 89 , ,ファハカ , by 管理者 Icon of sprite
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Q:
Q&A0078:馴れていないファハカの給餌方法にてファハカへの給餌について相談させていただいた者です。
その際には丁寧なご回答、誠にありがとうございました。

拙宅のファハカの個性や餌の好き嫌いなど理解、および私やファハカの慣れなども影響してか、その後状況は急速に改善しました。
現在では以前のようにおびえている感じもなくなり、空腹時には私を見かけると寄ってきてくれるようになりました。
ピンセットからの給餌も積極的に食べに来てくれるので安堵感と喜びが交々というところです。

さて、今回ご相談したいのは適切な給餌量です。

現在拙宅のファハカは以前ご相談した際よりもかなり成長し、全長12~13cm程度です。
日中夜間ともにあまり泳ぎ回ることもなく、お気に入りと思われる場所(ストレーナの下)でじっとしていることが多いです。
そのような現状にあって、現在主に給餌しているのが以下のものです。
 ・冷凍川エビ尾部(解凍):2~3cm、直径1cm行かない程度のもの1つ
 ・冷凍イカ切り身(解凍):2~3cm、幅5mm程度のもの2~3つ
 ・おとひめEP3:5粒~6粒
 ・カーニバル:5本~6本
上記のうち1つを1回に、1日2回組み合わせて与えています。
 ※ 例:朝に冷凍川エビ、夜にカーニバル5本、など

食べ終わった後でもファハカは餌を待ち構えている状況ですが、見た目にだいぶおなかが膨れているのでこれぐらいにしています。
ただ、この量が多いのか少ないのか、または適切なのかがわかりません。
現状明らかに太っている・痩せているという感じはありません。
そしてまだ成長途中であることもあり変に給餌制限をしない方が良いとも思いつつ、一方で与えすぎも毒である認識です。

つきましては、どの程度の量が適切かについてのご意見やご指摘をいただければ幸いと思い上記お伺いできればと考えております。
度々のご相談となり誠に恐れ入りますが、ご知見拝借できますと幸いです。
よろしくお願いいたします。

A:
現在与えられている餌は栄養素のバランスが優れており良好かと思います。
成長期に於いては仰る通りで、体長40㎝を越える頃までは給餌制限の必要はないかと思います。

現在お使いの水槽サイズがわからないのですが、もし運動量が足りないようでしたら、90x45x45cmくらいの水槽に移行してあげたほうが良いかも知れません。
毎分20リットルくらいの水中ポンプで水流を作り、寝場所として水流が緩和される岩で作った穴があるとよいと思います。

〔 1091文字 〕 編集

2022年03月25日 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

20210729204001-sprite.jpg

Q:
先日購入しました5匹はいずれの個体も5㎝~6㎝程度になってきました。
最近メスと思しき個体の腹部が張ってきたように思います。
オスと思われる個体達は痩せてはいないもののスリムです。
威嚇時にはオスメス共にやや膨れたような状態になっているので判断が難しいのですが、抱卵しているメスの特徴を教えていただけませんでしょうか?
またチークスポットが黒いことからオスと思っている個体にもやや腹部が張っている個体がいます。餌の与えすぎでなければよいのですが。

ちなみに餌は1日2回で9:00(おとひめ)、15:00(冷凍アカムシ+フィッシュタミン)。おとひめについては食べ残しが出るまで与えています。その他、同居している極火蝦をたまに食べているようです。

A:
抱卵した個体はスリム体型でもお腹の膨らみだけが目立って来るのですが(掲載画像のような感じで、スリムでも腹部だけがなだらかに膨らんできます)、もし太り気味の個体の場合は判別が難しいことがあります。
成長期のフグの場合は食べ残しが出るぐらい餌を与えて正解なのですが、体長5~6㎝にもなりましたらそろそろ成魚に近くなってきていますので、餌量の制限が必要になって来ます。
理想体型であれば問題ないのですが、もし少し太り気味と思われる場合は、少し物足りないぐらいに、食べ残さない程度の量に減らされてみると良いかと思います。
一度目におとひめ、二度目にアカムシ+フィッシュタミンという食餌内容は理想的ですね。

抱卵している2個体のメスの写真です
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〔 675文字 〕 編集

2022年03月29日 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

Q&A0088:バイレイ(4-5㎝)に最適な管理方法は?

No. 91 , バイレイ , by 管理者 Icon of sprite
20210914134629-sprite.jpg

Q:
飼育の注意点としては①サンゴ砂等を入れてアルカリ性の水にする②水換えを頻繁に行う。ですかね?それ以外として水流は強い方が良いとかありますか?またご飯はカーニバルだけの単食で大丈夫でしょうか?

A:
バイレイの運動能力は低く(あまり動かない)、狭い場所を好むことからブリードしたバイレイはペン立ての中で飼育されていました。
お互い齧りあって殺しあうこともあるので単独飼育は必須です。
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いきなり広い水槽に放つよりは、まずしばらくの間はサテライトなど隔離容器に入れて管理する事をおすすめします。
サテライトには水草や土管などを入れておくと、より落ち着くと思います。
20220331203219-sprite.jpg 202203312032191-sprite.jpg

成長してサテライトに入りきらなくなるまで管理し、その後ようやく水槽へ移動させると良いと思います。
バイレイが入る込む巣穴は、成長に合わせて大きくしていきます。
12㎝を越えるまでに最低でも3回くらいはサイズに合わせて交換してあげて下さい。

水流はあったほうがよいですが、淀みを作ることは必須です。特に寝たり休む場所には水流がほとんどない状態が望ましいです。
水質は弱アルカリ性を維持するために写真の様にサンゴ砂を入れて置くことを推奨します。またサンゴ片をろ過材として使用するのも良いと思います。
20220331222306-sprite.jpg 202203312223061-sprite.jpg

餌は開封して1か月以上経過していなければ、カーニバル単食でも大丈夫です。人工飼料は日に日に酸化していきますので開封したものは真空パックをして保存し、1か月で使い切る分だけ出してバイレイに与えて下さい。

〔 673文字 〕 編集

2022年03月31日 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

Q&A0089:ショウテデニィお迎えのコツ

No. 92 , , by 管理者 Icon of sprite
20210729204001-sprite.jpg

Q:
今売られているショウテデニィ(5-6㎝)を購入したいと考えているのですが、フグの飼育経験が全くありません。良いお迎え方法などコツがあれば教えてください。

A:
202203310631402-sprite.jpg
広い水槽に入れる前に、まずは他種との混泳はさせず、ショウテデニィだけをサテライトなどの隔離ケースに入れることをお勧めします。狭い空間だとどれだけの餌を食べ、また残したかを飼い主が把握しやすいからです。そうすることによって、1日、1回の餌にどれくらいの量が必要なのかを把握できるからです。適切な餌の量を知る事は重要です。大きな水槽に入れた後では、それが把握しにくいのです。


20220331063140-sprite.jpg
また、ショウテデニィの個々の性格を観察しやすいことも美点です。しばらく観察してみて、個体の性格(大人しいのか、臆病なのか、人懐っこいのか、苛めはしないのか)を理解する事も大切です。馴れて餌の量や性格を把握した個体から、大きな水槽に移動すると管理がしやすいでしょう。


◆関連リンク◆
ショウテデニィ幼魚の飼育方法
0016

〔 461文字 〕 編集

20210729204001-sprite.jpg

Q:
ショウテデニー2匹がうちの水槽に来てから、かなりの時間水槽内の隅っこでじっとしていて泳ぐ姿が見せません。そういうものでしょうか?
環境は水温は27度に設定
淡水カレイ3匹と45センチ水槽で混泳させてて、エサはついてきたおとひめを食べてくれず、淡水カレイと一緒に冷凍アカムシを食べさせてます
また今日の朝、透明のつぶつぶが水槽底の方にいくつかあり、これは卵なのでしょうか?
長文になり申し訳ありません。ショウテデニーが元気に泳ぐ姿がみたいのですがなにかアドバイスいただけたら幸いです。

1、飼育期間は5日ほど
2、ショウテデニー2匹とも泳ぎ回らず水槽の底でじっとしていることが多いです
。夜中に少し泳いでいる姿は確認したことあります。
3、測る道具をもっていなくて、わからないです。すいませんです。
4、水槽サイズ40センチ×30センチ×32センチ
5、水温は27度 水替えはショウテデニーを入れる10日前に水槽を立ち上げたため、2日に一回5分の1程度水替えしております
ライトは日中付けて夜は消してます。ご飯はおとひめに反応してくれず、冷凍アカムシを夜一度与えてます。一度吸い込んで吐き出しまた吸い込む感じで少量食べている感じです。同居してる淡水カレイは元気にしているのでショウテデニーたちが心配です。
6、外部フィルター エーハイム2004
7、パプアニューギニア淡水カレイ3匹とショウテデニー2匹

A:
情報をお寄せいただいたのですが、一番肝心な水質についてが不明ということで、明確な回答ができない状況です。解決のためには、基本的な水質検査薬 を購入していただいてpHの値と亜硝酸塩(NO2)や硝酸塩(NO3)の値を調べていただく必要があります。ご相談のような症状(じっとしている、元気がない、食欲がない)ですと、水質(pH)が適合していない、亜硝酸塩等の値が高い可能性が高いです。

また、まだお届けして4日ですので環境に不慣れな可能性もあります。最初にヤフオクの通信欄でお知らせしましたリンク先(ショウテデニィ幼魚の管理方法)でご案内しましたように、できれば最初から水槽に入れてしまうのではなく水槽にくっ付けたサテライト(スドー) に入れてあげて、馴れるまではそちらで管理をしていただくことが本来はベストだと思います。理由もリンク先で説明しておりますが、いきなり広い水槽に入れてしまうと給餌がうまくできない場合が多いためです。また、初めての輸送での疲れとストレスと絶食による空腹で、到着時のフグはへとへとの極限状態に陥っていることが多いです。(稀に動じないタフな個体もいますが)
広く見慣れない水槽にいきなり入れてしまうと、まず身の置き所がないのと危険がないかどうかわからない不安に苛まれます。さらに先住の見慣れない魚がいることでさらに恐怖心を抱くことも多いです。

こういったストレスから到着後数日は餌を食べてくれない場合もありますが落ち着くと食べますので、まずはサテライトに入れて最小限のお世話のみをしてそっとしておいてあげてほしいのです。少量の餌を入れて、しばらくして食べていなかったら残飯をスポイトで吸い出すだけで、あとはあまり見ないようにして放っておいてあげます。そうして「ここは危なくないんだ」とわかってくれたら、安心して餌も食べてくれるようになります。また基本的に魚類は一週間ぐらい食べなくとも平気ですので、無理に他の餌をあげてしまわず食べるまで根気よく人工飼料を与えてください。アカムシや他のご馳走を与えてしまうと、せっかく餌付いていた人工飼料を食べてくれなくなることもありますので…。

ともかく、まずは水質的な問題があるかどうかを見極めるために水質検査をお勧め致します。

〔 1583文字 〕 編集

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