全年全月15日の投稿[8件]
2024年08月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
数日前より、テトラオドン・ミウルスの背鰭に直径1mmほどの白点がいくつか付いているのを見つけました。時々勢いよく泳ぎますが、普段はじっとしており餌も食べています。
また、関連は不明ですが1ヶ月程前(7/20頃)には尾びれが充血して真っ赤になっていました(写真2枚目)。よく見ると、この時から背びれには白点がついているように見えます。
白点病の可能性が高いように思っておりますが、京都淡水フグ様はどう思われますでしょうか?
病気と思われる場合はおすすめの処置や薬品などあればご教示いただけますとありがたいです。
よろしくお願いします。
飼育期間:1年半
病気の症状(外傷がある場合は出来るだけ鮮明な患部の写真):
pH、アンモニア、硝酸、亜硝酸の値:添付画像1枚目をご確認ください
与えている餌、使用しているビタミンのメーカー:キョーリン キャット
水槽の大きさ:45cm x 27cm x 20cm 約22L
水温、水換えの頻度と量:水温26℃、2週間に1回 約1/3を換水
水換えのときのカルキ抜きの方法:コントラコロラインを規定量添加
使っている濾過器の種類:コトブキ プロフィットフィルターX3 ろ材バスケットにエーハイムサブストラットプロ
混泳魚の有無(種類と数):レッドラムズホーン 多数(目視で30匹ほど?)
動画リンク:https://photos.app.goo.gl/Bu8sxaPmh7JYg2...
水質データ
1か月前の様子
<追記>
あと、書き忘れたのですが半年前ぐらいから口の先端が切れたように赤くなっています。
こちらも特に気にしなくて良さそうでしょうか?
A:
画像を拝見しましたところ、白点病に似ていますが白点病ではなさそうです。
病名はわからないのですがアフリカの淡水フグにはままある症状で、鰭条が白くなったり白い節のようなものが鰭条の途中に出来たりします。
発症すると完治はしにくく、薬の使用後に出来たり、老化で増えることもあります。
ただこの症状で死亡したり弱ったりする事はありませんので、人間の白髪と同じで治す事より受け入れる事が大切です。
若魚の場合は何もせずとも次第に治ることもありますが、老体の場合は逆に徐々に増えていく傾向があります。
口の先端が切れたように赤くなっているのは、恐らく砂に潜る際に口から潜り始めるので、すりつけて傷ついてしまったものと思われます。
対策としましては砂を均等に厚くする(5㎝以上)、砂の質を現地のものと近くする、尖っていない目の細かな砂にする等が考えられます。
原因となる砂を正せば傷も自然と治ると思います。
回答に満足していただけましたら、コーヒー代くらいの募金をお願いしておりますので宜しければお願い致します。(任意です)DeepL翻訳などを使う経費として使わせて頂きたいと思います。
2023年12月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
ミドリフグ(汽水)をまた飼育しようとしています。
以前も飼っていてかなり水質などを気を使い2週間に一回水換えとかをしていて試験紙でアンモニアなどの数値も徹底していましたが
エラ病になってしまい死んでしまって何故なのかとずっと疑問でしたがおそらく水換えと濾過剤を同時に変えていたことが原因で死んでしまったのかと最近思いました。
3ヶ月ほどで死んでしまいました。可哀想なことをしてしまいました…。
そこで、また飼育するために水槽を立ち上げているところです(10日置く予定)。
やはり病気がとても怖いので殺菌筒というアクア工房から出ている物を使用したいと思っています。
この殺菌筒は水換えの時には外した方がいいのでしょうか?水槽立ち上げから2週間経てば入れていいとあったのですが大丈夫なのでしょうか?
バクテリアなど大量に死滅したりしないでしょうか?
詳しく教えて頂けると非常に助かります!
あと、おすすめの餌、やめた方がいい餌などありましたら教えてください。
A:
水換えは、1週間に1/4交換が初心者には適切かと思います。2週間ごとだとやや不足気味かと思います。
仰られている通り、ろ過材は1回セットしたらそのままで、半年に1回ぐらい水槽の水で洗浄します。
また交換タイプのフィルターは個人的にはお勧めしません。
何故ならせっかく定着したバクテリアを交換によって捨ててしまうため、水質がかなり不安定になってしまうためです。
汽水だと淡水よりバクテリアの定着が遅いため、10日間程度では少なく最低2週間は濾過を立ち上げる必要があります。
また立ち上げ中は2週間水槽を置いておくのではなく、水質変化や悪化に丈夫なグッピー(グッピーは汽水飼育可能です)などを入れて餌を与えて管理するほうがバクテリアも早く立ち上がります。
バクテリアの元は基本使わなくても良い商品です。
殺菌灯に関してはミドリフグを飼育する分にはまったく必要はないと思います。ミドリフグは丈夫なフグですので、管理さえしっかりしておけば普通に飼育できます。
数多くの海水フグ、汽水フグ、淡水フグを飼育してきましたが殺菌灯がなくて困った事は一度もありません。
もし、それでも殺菌灯を使用したいのであれば、購入店かメーカーに聞かれたほうが良いかと思います。
殺菌灯に関しましては過去記事のQ&A0117:UV殺菌灯の導入についてもご参照下さい。
ミドリフグの餌に関しましては、過去に回答したQ&A0145:ミドリフグに最適な餌は?をご参照ください。
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2023年01月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
12月にパオ・バイレイの幼魚を購入した者です。
購入からそろそろ一か月、ここまでにバイレイの幼魚を飼育してきて曖昧になってきた部分があるので何点か確認したいことがあります。
京都淡水フグ研究所さんのTwitterの方も拝見させて頂いておりますが、幼魚のうちは餌をガンガン与えた方がイイという情報がありまして今の体のサイズだと(購入当初よりは多少横が拡張してきた感じです)ガンガン与えたら、負荷が半端ない気がするのですが、その辺が混乱してきました。あと2週間前からカーニバルも与えるようにしましたが、見かけたら追いかけてくるぐらいには食べてくれるようになりました。
一日2回、1回目は赤虫3本、2回目は、赤虫3本コースかカーニバルコースという構成にしており、カーニバルに関しては現在は1本を1/3カットしたものをピンセットで摘まんで、5回ほど齧ってくれたらそれで引き上げて餌を捨てるという調整でやっております。サテライト期に上記の餌の調整は、最初に挙げたTwitterの情報を踏まえるとまだ少ないでしょうか。
A:
お写真を拝見させていただきましたが、中肉中背といった感じですのでまだまだ大丈夫だと思います。与えただけ無制限に食べるということはありませんので、成長期はどんどん食べさせてあげて下さい。お腹が膨れると食べなくなります。食事制限は、体長10㎝を越えた頃くらいからで良いと思います。フグは幼魚期に食事制限をすると大きく成長出来ないという弊害がありますのでご注意ください。
2022年06月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
諸用があり、半日家を空けなければいけなくなりました。留守の間、水槽の照明は点けっぱなしでも大丈夫なのでしょうか?普段は夜は消して真っ暗になるようにしています。
A:
今回は半日という短期間ですのでどうしてもということはないのですが、今後のために出来るだけ生体にストレスを与えないように照明時間は一定にしたほうが良いかも知れません。
規則正しい照明のON/OFFはフグの1日のバイオリズムには必要。照明時間が不規則ですと体調を崩したり繁殖にも影響する場合があります。
私は15分置きにON/OFF出来る高機能のコンセントタイマーを使っています。値段は1,000円以下ですのでそれほど高くないのが良いです。
諸用があり、半日家を空けなければいけなくなりました。留守の間、水槽の照明は点けっぱなしでも大丈夫なのでしょうか?普段は夜は消して真っ暗になるようにしています。
A:
今回は半日という短期間ですのでどうしてもということはないのですが、今後のために出来るだけ生体にストレスを与えないように照明時間は一定にしたほうが良いかも知れません。
規則正しい照明のON/OFFはフグの1日のバイオリズムには必要。照明時間が不規則ですと体調を崩したり繁殖にも影響する場合があります。
私は15分置きにON/OFF出来る高機能のコンセントタイマーを使っています。値段は1,000円以下ですのでそれほど高くないのが良いです。
2022年01月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
【前提】
・水槽:30cmx20cmx40cm
・生体:エメラルドパファー3匹
※タンクメイトでタイガープレコ2匹
・ろ過:スポンジフィルター&外掛けフィルター&投げ込み式フィルター
・底面:なし(ベアタンク)
・水草:エキノドルスホルマニー(鉢)、流木付きミクロソリウム、流木付きアヌビアス
・餌:クリル ※2日1回程度ビタミン剤付与
・水質検査:問題なし
・PH:7.2
【現在の状況】
3匹ともにエメラルドパファーの目が見えていない様に見える。
・現在は、サテライトに隔離(セパレートで3匹隔離)
・前までは、餌を近づけるだけで寄って来たが、今は餌を入れても口元までピンセットで運ばないと食べない。
・元気。食欲あり。
・目は飛び出ていない様に見れる。
【経過】
<1か月程度前>
タンクメイトとしてプレコを入れた。および、水質を安定させるためにフウの実を入れたタイミングでエメラルドパファーの食欲がなくなる。
⇒すぐに隔離水槽に移動。餌を目で追わなくなったため、目は飛び出てないように見られるも、塩浴(0.5%)および薬浴(グリーンFゴールドリキッドおよびアグテンを投入量の半分程度)を2週間程度実施。
※本水槽は、1/2程度に水替えを実施後。フウの実を取り除く。プレコはそのまま。その後は、5日間に1回1/3程度の水替えを実施。
<2週間程度前から現在>
薬浴か塩浴の効果があったのか食欲が戻り、元気になったため、サテライトに移動。ただし、目が見えていないように見られる症状は継続している。
※グリーンFゴールドリキッドをクリルに浸した薬餌を継続中。
【質問①】※今出来る対応について
・この後に薬浴等で視力を回復させる方法はあるのか。
※魚病薬は、アグテン、グリーンFゴールドリキッド、観パラ(粉末)は持ち合わせています。
【質問②】※今後繰り返さない様にするため
・原因は、水質の変化(フウの実の投入)だったのか。タンクメイト投入によるストレスであったのか。
アドバイス頂けますと幸いです。
A:
フグが失明する事例は過去に1度だけありましたが、残念ながら回復することはありませんでした。
目が白濁し一時的に見えなくなる場合は水換えの水質改善で回復しますが、綺麗な目のまま失明した場合の回復方法は残念ながらわかりません。
原因としましては、強すぎる照明、もしくはカメラなどのフラッシュ、目を傷つける尖ったものなどが考えられますが、3匹全匹となると原因は他にあるように思われます。
このように白濁した眼球の原因は、長期間の水換え不足、ろ過不足が原因です。
この状態からの視力の回復は可能。
水質検査薬で水質を調べながら多めの水換え(水槽1/2)で数日で完治すると思います。
もし今後わかることがあれば更新したいと思いますが、お役に立てず恐縮です。
2021年11月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
現在60cm水槽に南米淡水フグ5匹を飼っています。
ちょっと寂しいので、ブロンズパファーを導入したいと考えていますが。共存できますか?
A:
基本、違うフグ同士の混泳は推奨出来ませんが、自己責任で混泳するのであれば可能です。
ただし、鰭が齧られたり、体が損傷する可能性は十分に考えられます。
京都淡水フグ繁殖研究所では、他種同士の淡水フグの混泳は推奨しておりません。
また同じ種同士でも繁殖期を迎えた場合(成魚になり繁殖可能となった個体)は、繁殖行動中を除き、オスとメスは隔離して管理しています。(一部の淡水フグを除く)
フグは生体を齧る性質がありますので、無用なトラブルを避けたい場合は、基本単独飼育が最も望ましい飼育方法になります。
2021年10月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
現在アベニーパファーを飼育しています。喧嘩が絶えず、その影響か顎の下から出血したり膨らんだままなくなっていたりする子がいます。
水草は入れていますが他に良い方法はありますか?また、好みの水質などはありますか?
A:
アベニーパファーは見かけの可愛さに反して、気性の荒いオス個体がいた場合、他の弱いオスをすべて攻撃してしまうケースがあります。
特に繁殖行動中となるとオスの気性はさらに荒くなり、その攻撃は相手を殺してしまうほどで、そういった場合は隔離することをおすすめします。
しかしながら気性の荒いオスもメスには攻撃しない傾向がありますので、アベニーパファーを飼育する場合は1匹のオスに複数のメスを飼う事が理想的です。
ただしメスと一対一の場合は、執拗に繁殖行動を行いメスを弱らせてしまうというケースもありますので、注意が必要です。
アベニーパファーは、水草、流木などの障害物を増やしても喧嘩防止になりにくい場合が多く、混泳対策が難しいフグです。仲が良かったオス同士でも、いざ繁殖行動をとるようになれば、攻撃に転ずることも少なくありません。
水質は、多少なら弱アルカリや酸性に傾いても問題ないので、中性を維持しつつ極端にいずれかに傾け過ぎない程度が良いと思います。
2021年08月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
1匹だけご飯の食べる量がとても少なく、体のサイズも他の子に比べると小さいのですが対策する必要はあるでしょうか。
絶食ではなく、冷凍赤虫なら少量食べてくれます。
隔離したのですが食べる量に変化はありませんでした。
寂しそうにしていたので戻しましたが、喧嘩してる感じではありません。
よろしくお願いします。
A:
体格差が縮まるまでは隔離して管理しておいたほうが良いと思います。京都淡水フグ研究所では成長が遅れた幼魚にはこのような感じでサテライトLを使って管理しています。
腐敗したりふやけてしまう人工飼料ではなく生餌を入れておき、飼い主がいなくても常に食べられる状態にしておいてあげると良いです。
おすすめなのは、イトメ、ラムズホーン、ミナミヌマエビなどです。
イトメは集まってダマになると食べにくいので、時々スポイトでほぐしてあげてください。
次に確認したときに残っていないのであれば足りていないということですので、量を調節して少し残る程度与えてください。
また、ラムズホーンやミナミヌマエビは、比較的簡単に産卵・抱卵して産まれた稚貝や幼生が餌になるので、入れておくことをおすすめいたします。
ラムズは残飯の掃除係としても優秀なうえ、すぐに産卵するので卵や稚貝がフグの良い餌になってくれます。
稚貝は殻ごと食べられるため、カルシウムを補え成長不良改善には持って来いの生餌です。
※これは幼魚1-2cmの為の管理ですので、3cm以上のショウテデニィの管理では推奨しません。