全年01月09日の投稿[2件]
2023年 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
(Pao baileyi)
Q:
バイレイを繁殖させてみたいのですが、やはり特殊な飼育方法でないと繁殖は不可能なのでしょうか?コツなどあれば教えて頂きたいです。
よろしくお願いします。
A:
特別なことはなく、通常の飼育方法で大丈夫です。
ただし現地の水質に合わせ、pH8.0以上が望ましいです。
オス・メスが確定しているペア(にしたい個体たち)を同水槽に入れて互いの姿が見えるようにセパレータで仕切って飼育すると良いと思います。
それぞれのスペースに十分な広さがあるドーム状の隠れ家を入れておいてあげてください。
お見合い状態にしておくことで互いを見慣れますし、また繁殖期になるとそわそわいつもと違った行動をしだしますのでわかりやすいのです。
繁殖期は9月から始まり2月頃まで続きます。
メスが抱卵していて互いに繁殖したそうな行動が見られた時だけ、セパレータを外してあげます。
繁殖行動中は体の色がオスメス共に白くなります。
ただし万一相性が悪かったりすると大けがをする喧嘩に発展してしまうリスクもありますので、セパレータを外す時はそっと見守ってあげます。もし噛みついたり喧嘩が見られた時はまたセパレータを戻してあげてください。相性の良いオスメスの場合は、間もなく産卵が始まります。
産卵後はオスが卵を守ります。場合によってはメスを敵とみなして攻撃することもありますので、産卵が終わったらメスは元のスペースに戻して再びセパレータで仕切ります。
まずは相性の良いペアを入手することが第一の関門ですね。
バイレイ雌雄の見分け方0079はこちらをご参考下さい。
産まれてしまってからは稚魚のサイズも大き目(最初からブラインシュリンプを食べられます)ですので、他のフグよりは育成難易度は高くないと思います。
Q:
バイレイを繁殖させてみたいのですが、やはり特殊な飼育方法でないと繁殖は不可能なのでしょうか?コツなどあれば教えて頂きたいです。
よろしくお願いします。
A:
特別なことはなく、通常の飼育方法で大丈夫です。
ただし現地の水質に合わせ、pH8.0以上が望ましいです。
オス・メスが確定しているペア(にしたい個体たち)を同水槽に入れて互いの姿が見えるようにセパレータで仕切って飼育すると良いと思います。
それぞれのスペースに十分な広さがあるドーム状の隠れ家を入れておいてあげてください。
お見合い状態にしておくことで互いを見慣れますし、また繁殖期になるとそわそわいつもと違った行動をしだしますのでわかりやすいのです。
繁殖期は9月から始まり2月頃まで続きます。
メスが抱卵していて互いに繁殖したそうな行動が見られた時だけ、セパレータを外してあげます。
繁殖行動中は体の色がオスメス共に白くなります。
ただし万一相性が悪かったりすると大けがをする喧嘩に発展してしまうリスクもありますので、セパレータを外す時はそっと見守ってあげます。もし噛みついたり喧嘩が見られた時はまたセパレータを戻してあげてください。相性の良いオスメスの場合は、間もなく産卵が始まります。
産卵後はオスが卵を守ります。場合によってはメスを敵とみなして攻撃することもありますので、産卵が終わったらメスは元のスペースに戻して再びセパレータで仕切ります。
まずは相性の良いペアを入手することが第一の関門ですね。
バイレイ雌雄の見分け方0079はこちらをご参考下さい。
産まれてしまってからは稚魚のサイズも大き目(最初からブラインシュリンプを食べられます)ですので、他のフグよりは育成難易度は高くないと思います。
2022年 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
今後お迎えするバイレイ幼魚の管理方法を教えてください。
A:
■バイレイ幼魚が到着したら
まだ体が完全に出来上がっていない幼魚であるため、水温合わせ・水合わせ(特に水温合わせ)は慎重に行ってください。
とくに冬場は、水槽の水温と届いたときのビニールの中の水との温度差があるため2段階の水温合わせ を時間をかけてゆっくりと行ってください。
いきなりサテライトに入れて水温合わせと水合わせを同時にやってしまうと、急激な環境変化に耐えられずに死んでしまう場合があるので注意が必要です。
■給餌
アンモニアの発生を抑えるため、幼魚たちには半日の絶食の末に1日かけて輸送されています。
育ち盛りのバイレイは大変お腹を空かせているため、水温合わせ・水合わせが終わりましたら、たっぷりと餌をあげてください。冷凍アカムシ、イトメを好みます。
■バイレイ幼魚を管理するのに必要なもの
・サテライトL
幼魚を管理する特殊な2リットル容器です。セパレーターで3区画(最大4区画)に隔離可能で、体長4㎝くらいになるまで管理出来ます。餌を食べたかどうかを確認しやすく食べ残した餌も片づけやすいため、幼魚の飼育には必須といっても良いでしょう。
いきなり広い水槽に放ってしまうと、きちんと餌を食べているかどうか確認出来にくく、毎日の状態管理が困難になります。
・幼魚が寝たり隠れたり出来る水草
幼魚が休んだり寝たり隠れたりできる場所が必要です。また水草は水質の浄化にも役立ちます。
ウイローモスやマツモなども使えますが、容器全体に広がりスポイトに絡まりにくくてメンテがし易いナヤスが特におすすめです。
・ラムズホーン
幼魚が食べ残した餌や腐敗した餌を好んで食べて片づけてくれます。また、水槽のぬめりも食べてくれるので容器内を清潔に保つことができます。
さらに卵を沢山産み、孵化した稚貝はフグ幼魚の餌にもなります。しかしバイレイは魚食性が強く貝類はあまり食べない傾向があるので、一緒に入れておいても襲われることが少ないです。
他に必要なものは、残った餌や糞を取り除く稚魚用スポイト、バイレイが好むpH8.0-8.5の水質に変化させるサンゴ片などです。
■餌
餌はビタミン液に浸した冷凍アカムシ、うちでは富城物産のアカムシを与えています。アカムシは与えるメーカーが変わると食べなくなる場合があります。
イトミミズは、与える10分前にビタミン液に漬けてから与えています。他に小魚、ヨコエビや小エビなども食べると思います。
■水質
バイレイが生息するメコン川本流の水質はpH8.0-8.5の弱アルカリ性です。
酸性に傾くと拒食してしまうので、サンゴ片を水槽に入れておくとよいでしょう。
ロカボーイの中にサンゴ片を詰めてこのような感じで使うとバイレイに適した水質にしてくれます。
Puffer's SHOPにて販売予定ですので、購入して頂く事も可能です。
■バイレイの気性と混泳
バイレイは気性が荒く2cmくらいにまで成長すると喧嘩が始まります。また魚食性も強く、小魚も襲って食べてしまいます。
弱い個体を傷つけたり死なせてしまうこともありますので、サテライトのセパレーターを用いて1匹ごと隔離し、単独管理されることをお勧めします。