No.148
Q:
我が家のアベニーパファーで目の際が白くかさぶたみたいになっている子がいます。
2ヶ月程前からあったのですが、最初は小さく噛まれたのな?位でしたが、段々範囲が大きくなってきてこのままでは目まで侵食してしまうのではと心配です。
食欲は旺盛でとても元気に泳いでいます。
綿棒などでとってあげた方がいいのか、もしくは薬浴等をした方がいいのか迷っています。
水温は26℃を保っており、エアレーションも常にしております。
35匹ほどのアベニーパファーと混泳させておりますが、この様な症状の子はこの子だけです。
なにかできることはありますでしょうか?
個人的な相談で大変恐縮です。
画像も送信しますので、なにか分かれば幸いです。
宜しくお願い致します。
A:
見たところ腫瘍のようです。悪性か良性かはわかりませんが、放置すると腫瘍はどんどん大きくなり生体にも良くないと思います。
よって切除したほうが良いと思います。
切除にはプラモデル用のモデラーズナイフなどを使うと切除しやすいと思います。
白い部分を切除して穿(ほじく)り出す感じです。出来る限り白い部分を残さないほうが良いと思います。
切除しても血液はほとんど出ないと思いますので、ご安心ください。
切除後は、ヨウ素などで傷跡を殺菌、腫瘍の再発を抑えるために水槽にビワの種の粉末を入れます。
水槽にうっすら色が着くぐらいビワの種の粉末を入れます。水換えの度に行います。
ただ私もまだ検証しておらず、不確定な治療方法ですので無理にお勧めはしません。
ビワの種に含まれるアミグダリンという成分を使った治療方法になります。
ビワの種の粉末がない場合は杏の種でも代用できます。杏の種は、杏仁豆腐の原材料にもなっています。
◆切開しない場合の腫瘍の治療法
乾燥した琵琶の葉を、腫瘍が出来たフグの水槽に水量10㍑あたり1枚ほど常時入れておきます。(なければ琵琶の葉茶で代用可能)
あとはフグにアミグダリンを服用させなければいけないのですが、北杏の種子の乾燥スライスを5枚ほど少量の水に数時間浸し白く白濁させます。その白濁した水の中にイトミミズを一晩入れておきイトミミズにアミグダリンを吸収させます。
アミグダリンを吸収させたイトミミズを腫瘍のできたフグに与える事で間接的に摂取させる事が可能です。
北杏と南杏を販売していますが、アミグダリンをより多く含む北杏をおすすめします。
北杏の種子の乾燥スライス
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