2024年09月の投稿[3件]
2024年09月25日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
サリバトールを飼ってみたいと思うのですが、飼育環境や餌、飼育のポイントなどがあれば教えてください。
A:
ボルネオ島、サラワク州の固有種です。
オスは7-8㎝、メスは5-6㎝ほどになる小型の淡水フグです。
性格は神経質で、人を怖がる性質があります。人馴れさせるのは難しいですが不可能ではないです。
本来の生息域は弱アルカリ性の小川ですが、現地の気候と雨季乾季の影響で弱酸性~弱アルカリ性の幅広い水質に適応します。水温も24-28℃くらいまでと、夏場の高水温にも強い傾向があります。
そのため、比較的丈夫で飼育しやすい淡水フグといえます。寿命は10年前後です。
餌は、昆虫・貝類・甲殻類を好み、魚食性は薄い傾向があります。人工飼料に餌付いた個体なら飼育がかなり楽になります。
小型種のため、36-45cmの水槽でも十分飼育も繁殖も可能なのですが、問題はとにもかくにも相性で、もし喧嘩が激しいようであれば隔離をしたり、セパレーターなどで対策する必要があります。
また流木や水草などを使ってレイアウトを複雑にすれば、喧嘩をある程度は抑えることも可能です。
2024年09月16日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
最近レイウルスを購入して飼育しています。
このタイプのフグを飼育するのが初めてで、餌の量と頻度をどれくらいにすればよいか悩んでいます。
とりあえず今は一日1回クリルを一つ与えています。
A:
写真のフグですが、レイウルスではなく、中国雲南省やラオス北部に生息する淡水フグです。
学名はまだついておらず、未登録種になります。
レイウルスだと25㎝くらいまで成長しますが、このフグの場合10㎝を超える事は稀です。
冷水を好むフグですので水温は26℃以上にしない事が大切です。水温が高すぎると体調を崩したり、餌を食べなくなる場合があります。
餌はクリル単品では栄養が偏りますので、クリルを与える際には液体ビタミンに浸してから与えると良いでしょう。
もしくはカーニバルなどの人工飼料に餌付けるとよいと思います。
クリルだと1日に1回くらいで十分ですが、痩せてきたと感じたら増やしたり、太ってきたなと感じたら1日餌抜きにしたりと1日何個と決めずに体格を見て臨機応変に数を変える事が大切です。
写真のフグがレイウルス[Pao leiurus]です。25㎝くらいになります。
こちらが飼育されているフグと同じ種になります。
ラオス北部で採集した個体です。
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