2023年の投稿[42件](2ページ目)
2023年03月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
(Pao baileyi)
Q:
Hello, I hope the day is beautiful in Japan. I hope this letter does not inconvenience you.
I have been working on breeding my Pao Baileyi. Less then a week after introducing them into a breeding tank, they spawned. However, the eggs are getting scattered around as they did not stay in the cave. Should I put them in an egg tumbler to incubate? Or should I keep them with the male until they are about to hatch?
【訳】
私は、パオバイレイの繁殖に取り組んでいます。飼育水槽に導入して1週間も経たないうちに、産卵しました。しかし、卵が巣穴にとどまらなかったため、あちこちに散らばってきています。エッグタンブラーに入れて孵化させたほうがいいのでしょうか?それとも、孵化寸前までオスと一緒にしておいた方がいいのでしょうか?
A:
The hatching rate will be higher if the male puffer fish parents are responsible for hatching the eggs rather than humans.
However, spilled eggs will be collected in an egg tumbler or similar device to attempt artificial hatching.
When the eggs have developed to the point where the eyeballs can be seen, the male should be released from the eggs and aeration should be performed near the eggs to ensure that they hatch.
Hatching will vary depending on the water temperature, but should take about 10 days.
【訳】
孵化は人間が行うよりフグのオス親に任せたほうが孵化率は上がります。
ただし、こぼれ出した卵はエッグタンブラーなどに回収して人工孵化を試みます。
卵の発生が進み目玉が見える程度に発達したら、オスを卵から離し、卵の近くでエアレーションを行い確実に孵化させます。
孵化は水温によって異なりますが、10日程度で孵化します。
Q:
レッドテールアカメフグをペアでお迎えする事になったのですが、管理方法や飼育における注意点などあればおしえていただけませんか?
A:
レッドテールアカメフグは比較的温和な淡水フグで同種同士の混泳や他種との混泳も容易な場合が多いです。
弱酸性から弱アルカリ性域に生息しておりどの水質にも適応しますが、弱アルカリ性に多く生息していますので中性付近の水質を維持します。
日本の夏場の高水温にも比較的強く、30℃を越さなければ大丈夫です。
隠れ場所を好むので流木に定着したミクロソリウムを入れておけば喜びますし、運がよければミクロソリウムの伸びた根に産卵する事もあります。
水槽は2匹だけなら40㎝水槽(L水槽)で十分です。
飼育例
ミクロソリウムの根に産み付けられた卵
Q:
2020年11月に約10センチで購入
PH 7.2
2000×900×600水槽
27℃(購入時から変わらず)週一もしくは2週間に1度
オーバーフロー(900×600×500)
コリドラス6 ドワーフレインボー6 インペリアルプレコ8 フライングフォックス3 ブルータイガーパロット5 セベラム1
変化としては約半年前にドワーフレインボーを30匹購入したのですが1ヶ月程飼育したのですが徐々に亡くなっていき現在は6匹です。
ドワーフとセベラムがポップアイや尾腐れ病的になりドワーフだけが亡くなった感じです。
その時にムブも少し1センチぐらい尾腐れっぽくなったのですが完治しました。
薬等は仕様していません。
問題のムブですが現在約50センチぐらいでドワーフを入れる前は口の中に腫瘍?みたいなのはなかったと思います。
餌はさきひかり増体L沈下を朝晩20粒やボトムズ10粒ほどと冷凍むきアサリを2日に1回12個与えいます。
餌は今もよく食べて寄って来ます。
日光に当たる所でよく寝るので歯にコケっぽいのがついていますが昔からです。
ウミが溜まっているのかと思い少し切除したのですがウミではなく固形でした。
腫瘍みたいなのが段々大きくなり歯の片方が抜けました。
思い当たるのはドワーフがなんらかの病気の持ち込みかと思いましたが全く分かりません。
今まで混泳魚を食べた事はないと思います。
大事に育てているのでなんとかしてやりたいです。
お忙しいとは思いますがよろしくお願い致します。
A:
治療に関しましては、やはり腫瘍の切除しかないようです。これくらいのサイズのフグになりますと、麻酔をかけて口の中の腫瘍を切除、殺菌。また口中全体に感染が広がっているため、抗生物質を投与しての治療になると思います。
麻酔や抗生物質を使った治療は個人レベルではほぼ不可能ですので、アロワナ等の大型魚類の手術・治療の経験のあるアクアショップ、または動物病院などの施設を探すしか方法がないと思います。お力になれず申し訳ありません。
少しでもムブに負担をかけない飼育環境としましては、ムブはpH8.0前後を好みますのでpH7.2では少し低いようです。また水温も出来れば26℃を越えないよう(理想水温24℃)冬場は24℃くらい、夏場は26℃くらいで管理し、できるだけストレスを軽減してみられることをお勧めします。
(Pao baileyi)
Q:
バイレイの雌雄についての質問です。
このサイズでの雌雄判別は困難なのでしょうか。
Q&Aも拝見させて頂きましたが、お腹に模様がある個体が♂という事ですが、今回の個体にはお腹に模様があるように見えました。この段階で♂と断定するのは時期尚早なのでしょうか。
A:
写真の個体を見る限りオスだと思われますが、実はメスにもこの模様は環境や気分によって現れることもあります。
メスだと繁殖期を迎えるとお腹の色が山吹色がかった黄色一色になるからです。確かにこの段階で♂と判断するには早すぎるかもしれませんが・・・。
あとオスの特徴としてはすごく小さな赤いスポットが背中に表れます。これはメスには確認出来ない模様です。
バイレイのオスにしかないスポットです。縁が白く黒の中心は赤(朱色)です。この模様も気分や環境で見えるときと見えないときがあります。
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Q2:
アダルトになると確実に見た目でわかりますでしょうか。
おそらく貴センターにて繁殖されたと思われる2年物のバイレイなのですが、♂として購入しましたがこれは♀っぽいかなと思っております。
重ねてのご質問で大変恐縮ですが、ご確認よろしくお願い致します。
A2:
ぱっと見たところはメスっぽいですね。ただ、照明や気分や環境で模様は変わりますので、このお写真だけではメスだという断定は難しいですね。
こちらの写真の個体はメス(確定済)になります。このような鮮やかな黄色い模様一色になるとメスだと断定しやすいです。
2023年02月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
ファハカのことについて、アドバイスをいただきたい事がございます。
フグは小さい時はお腹いっぱい食べさせていいとおっしゃっていますよね。
その教えを参考によく食べた我が子は、うちに来て4か月足らずで15cm程度にまでなってくれました。
そこで。
現在の大きさを小さい、と、捉えてもいいのですか?
だいたいどのくらいの大きさまで、小さい時としてお腹いっぱい食べさせてあげていいのでしょうか。
そろそろ、量は調整すべきでしょうか。
写真を添付いたします。
よろしければ、アドバイスいただけると幸いです。
よろしくお願いします。
A:
ファハカは40㎝近くまで成長する淡水フグですので、15㎝ですとまだ半分にも達していませんので小さいぐらいです。たくさん食べさせてあげてください。
(ただし、オスのファハカは20㎝程度で成長が止まってしまう場合がありますので、オスの場合はセーブが必要な場合があります)
これからは大きさに合わせて水槽を大きくしてあげ、運動量を上げることが大切です。
理想の水槽サイズは、体長の1.5-2倍の奥行きが欲しいところ、横幅は3-4倍くらいが望ましいですね。
体長が大きくなるにつれ力も強くなりガラス水槽を体当たりで割ってしまう場合がありますので、できればアクリル水槽にされることが理想的です。
また、飛び出し事故が増えますのでその対策も必要です。
さらにやや強めの水中ポンプで水流を作る事も大切です。ただ、夜間は水中ポンプを止めるか、岩場を作って水流の淀み(寝る場所)を作ってあげたほうがいいでしょう。
Q:
先日、2月16日(木)に到着致しましたベビーバイレイが我が家に到着後、
水合わせしたのち、翌日、カーニバルをプラスチック製のピンセットで与えたところ、食べず、カーニバルだけ落として与えたのですが、1口齧る程度しか食べませんでした。
その次の日から全く齧る事もなく、現在に至っております。
サテライト飼育をしておりますが、遮るものはなく、大きな水槽には大人バイレイがいるので怯えているのでしょうか?
ご示唆頂けたら幸いです。
水温 25度
PH 8
NO2 濃度0
NO3 濃度0
珊瑚砂が入っております。
A:
教えていただいた飼育環境で問題はないように思われます。やはり仰られていますように、何かに怯えている可能性がありますね。
後ろの大きな影に怯えて拒食する例は過去にありました。サテライトの後ろに厚紙を挟みサテライトからは大きな魚を見えないようにし、怯えさせなくして環境に慣れさせることで改善されたようですので、なかなか有効な方法だと思います。
それでも食べないときには、空腹時の一番最初にカーニバルを与え、しばらくして食べなければバイブラバイツ、それでも食べなかった場合は冷凍アカムシといった具合に品を変えて与えます。
調子が良くなればまたカーニバルに餌付いてくれると思います。
2023年01月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
初めまして。
レッドテールアカメフグの皮膚について何かアドバイスいただけましたらと思いご連絡いたしました。
レッドテールアカメフグの皮膚に丸い変色した部分が何箇所かあります。
どこかにこすったのかわかりませんが、きれいに丸になっているので不思議に思っています。
このまま放置して良いものなのかなにかの病気なのか、アドバイスいただけましたら幸いです。
1.飼育期間 2ヶ月
2.病気の症状(外傷がある場合は出来るだけ鮮明な患部の写真)
体の両サイドに丸い斑点。写真は取ってあります。
3.pH、アンモニア、硝酸、亜硝酸の値 測定器がないので不明です。
4.水槽の大きさ 30cmキューブ
5.水温、水換えの頻度と量 26度、1〜2周間に一回1/3
6.使っている濾過器の種類 エーハイム2213
7.混泳魚の有無(種類と数) アベニー5匹、バンブルビーゴビー5匹
A:
皮膚に丸い噛まれたような跡が出来る現象ですが、淡水、海水など関係なく多くの種類のフグで確認されている事ですのでご安心ください。
ただ、何が原因で出来るのかは不明です。模様はそのうち消えると思います。
単独飼育していても出来る模様ですので、喧嘩の噛み傷が原因ではありません。
同じようなご質問が以前バイレイでも届いておりましたが、こちらも同様の現象ではないかと思われます。良かったらご参照下さい。
【関連リンク】
Q&A0076:バイレイ幼魚に噛まれたような黒い丸い傷0078
Q:
12月にパオ・バイレイの幼魚を購入した者です。
購入からそろそろ一か月、ここまでにバイレイの幼魚を飼育してきて曖昧になってきた部分があるので何点か確認したいことがあります。
京都淡水フグ研究所さんのTwitterの方も拝見させて頂いておりますが、幼魚のうちは餌をガンガン与えた方がイイという情報がありまして今の体のサイズだと(購入当初よりは多少横が拡張してきた感じです)ガンガン与えたら、負荷が半端ない気がするのですが、その辺が混乱してきました。あと2週間前からカーニバルも与えるようにしましたが、見かけたら追いかけてくるぐらいには食べてくれるようになりました。
一日2回、1回目は赤虫3本、2回目は、赤虫3本コースかカーニバルコースという構成にしており、カーニバルに関しては現在は1本を1/3カットしたものをピンセットで摘まんで、5回ほど齧ってくれたらそれで引き上げて餌を捨てるという調整でやっております。サテライト期に上記の餌の調整は、最初に挙げたTwitterの情報を踏まえるとまだ少ないでしょうか。
A:
お写真を拝見させていただきましたが、中肉中背といった感じですのでまだまだ大丈夫だと思います。与えただけ無制限に食べるということはありませんので、成長期はどんどん食べさせてあげて下さい。お腹が膨れると食べなくなります。食事制限は、体長10㎝を越えた頃くらいからで良いと思います。フグは幼魚期に食事制限をすると大きく成長出来ないという弊害がありますのでご注意ください。
(Pao baileyi)
Q:
バイレイを繁殖させてみたいのですが、やはり特殊な飼育方法でないと繁殖は不可能なのでしょうか?コツなどあれば教えて頂きたいです。
よろしくお願いします。
A:
特別なことはなく、通常の飼育方法で大丈夫です。
ただし現地の水質に合わせ、pH8.0以上が望ましいです。
オス・メスが確定しているペア(にしたい個体たち)を同水槽に入れて互いの姿が見えるようにセパレータで仕切って飼育すると良いと思います。
それぞれのスペースに十分な広さがあるドーム状の隠れ家を入れておいてあげてください。
お見合い状態にしておくことで互いを見慣れますし、また繁殖期になるとそわそわいつもと違った行動をしだしますのでわかりやすいのです。
繁殖期は9月から始まり2月頃まで続きます。
メスが抱卵していて互いに繁殖したそうな行動が見られた時だけ、セパレータを外してあげます。
繁殖行動中は体の色がオスメス共に白くなります。
ただし万一相性が悪かったりすると大けがをする喧嘩に発展してしまうリスクもありますので、セパレータを外す時はそっと見守ってあげます。もし噛みついたり喧嘩が見られた時はまたセパレータを戻してあげてください。相性の良いオスメスの場合は、間もなく産卵が始まります。
産卵後はオスが卵を守ります。場合によってはメスを敵とみなして攻撃することもありますので、産卵が終わったらメスは元のスペースに戻して再びセパレータで仕切ります。
まずは相性の良いペアを入手することが第一の関門ですね。
バイレイ雌雄の見分け方0079はこちらをご参考下さい。
産まれてしまってからは稚魚のサイズも大き目(最初からブラインシュリンプを食べられます)ですので、他のフグよりは育成難易度は高くないと思います。
Q:
バイレイを繁殖させてみたいのですが、やはり特殊な飼育方法でないと繁殖は不可能なのでしょうか?コツなどあれば教えて頂きたいです。
よろしくお願いします。
A:
特別なことはなく、通常の飼育方法で大丈夫です。
ただし現地の水質に合わせ、pH8.0以上が望ましいです。
オス・メスが確定しているペア(にしたい個体たち)を同水槽に入れて互いの姿が見えるようにセパレータで仕切って飼育すると良いと思います。
それぞれのスペースに十分な広さがあるドーム状の隠れ家を入れておいてあげてください。
お見合い状態にしておくことで互いを見慣れますし、また繁殖期になるとそわそわいつもと違った行動をしだしますのでわかりやすいのです。
繁殖期は9月から始まり2月頃まで続きます。
メスが抱卵していて互いに繁殖したそうな行動が見られた時だけ、セパレータを外してあげます。
繁殖行動中は体の色がオスメス共に白くなります。
ただし万一相性が悪かったりすると大けがをする喧嘩に発展してしまうリスクもありますので、セパレータを外す時はそっと見守ってあげます。もし噛みついたり喧嘩が見られた時はまたセパレータを戻してあげてください。相性の良いオスメスの場合は、間もなく産卵が始まります。
産卵後はオスが卵を守ります。場合によってはメスを敵とみなして攻撃することもありますので、産卵が終わったらメスは元のスペースに戻して再びセパレータで仕切ります。
まずは相性の良いペアを入手することが第一の関門ですね。
バイレイ雌雄の見分け方0079はこちらをご参考下さい。
産まれてしまってからは稚魚のサイズも大き目(最初からブラインシュリンプを食べられます)ですので、他のフグよりは育成難易度は高くないと思います。
Q:
いつもお世話になっております。お正月に、水槽を綺麗にしてあげたくて砂を、全てソイルと砂だけのものから、ADAの砂がいいと聞き変えました。水草も新しいものをいくらか入れてあげ、清掃後は、元気でいつも通りでしたがこの、2日間全くショーテデニー五匹とも、なにも食べません。一匹は、黒済みずっと過呼吸です。温度は、常に26度前後です。
餌は、アカムシと、オトヒメ以外あげてなく、保存容器に入れて、防腐剤入れてます。ものすごく大切にしているので、悲しすぎてどうしたらいいのか分からず…お忙しいところ申し訳ないです。
水質検査
変更後のレイアウト
以前のレイアウト
(追加情報)
水槽を全てレイアウト変えて、水を変えた日は元気でしたがフィルター交換をしたので、2日後に同日ではダメなのでバクテリアが育てきれてなかったのかと思います。
砂も変え後日フィルター交換したので、正直、何もしなければよかったです。
A:
水槽の急激・大幅な環境変化によるものと思われます。
特にろ過材を水道水で洗う事によりバクテリアはかなりのダメージを受けたと思います。
水質が安定するまでは水質検査を欠かさず、水質が悪くなった時には1/3くらいの水換えをお勧めします。
ろ過材を洗う際は必ず水槽の水で洗い、バクテリアへのダメージを抑えます。
特に冬場など寒い時期には、ろ過材を外気にさらすと冷えてしまってそれだけでもダメージとなるため注意が必要です。
環境変化は一気に全部行わず、フグの調子を伺いながら日数をかけて少しずつ行うようにすると良いでしょう。
あとpHがやや低すぎますので、サンゴ片などを入れて6.5-7.5の範囲で安定するよう調節します。
呼吸が早い場合は、弱っている個体の泳ぎの負担にならないくらいのエアレーションをすることをお勧めします。
今はフグの様子を伺いながら水質をチェックして、あまり水槽をいじらない様にして安静に見守ってあげてください。