2023年03月30日の投稿[1件]
Q1:
バイレイを飼育し始め、アカムシからクリルに切り替わり、クリルからキャットに変えたのですが、キャットは目の前に落として口に入れて出すだけで食べません。
そしてここ5日間くらい、クリルも食べなくなりました。先ほどアカムシをあげたところ、1.2本だけしか食べません。
水槽はカーテン越しにうっすら日光が届くので、画像のようにすぐにコケや藻が生えてくるので、週に2回4分の1水換えと掃除をしています。サンゴ砂を敷いて、青龍石とアマゾンソードを入れています。pHは7.5前後、水温は27度をキープしています。考えられる原因は、
1.餌を食べなくなる前、忙しく一週間以上水換えを怠り、pHが7以下になっていた。そこから、微生物(プラナリアとミジンコらしきものと謎の貝)がたくさん発生しました。
2.初期段階でラムズホーンを入れたのですが、狭い隔離ケースの中で一緒にしていたのでラムズホーンを食べてしまい、そこから5匹全て食べてしまいました。食べられる前に卵を産んでいたので、100匹くらい産まれたのですが、5ミリくらいになると食べられてしまい、全て食べられました。ラムズホーンがいなくなって餌を食べる気を無くした?
3.サンゴ砂の中にラムズホーンの殻やフンなどが混ざっているので水質が悪い。
4.子供と顔を近づけてみていたので、怯えてしまった。
アドバイスをいただけると助かります。
A1:
pHは出来れば8.0付近がよいのでそれに近づけます。
水温は現地の水温は24℃くらいですので、冬場は24℃、夏場は27℃くらいになるように保ちます。
ラムズホーンなどの生餌をバイレイが食べてしまう場合は水槽に入れておくと人工飼料やクリルに餌付けるための障害となってしまうので、それらに餌付けたいのであれば入れないほうが無難です。
プラナリアは寝ているバイレイの腹部に入り、お腹の皮膚を齧って食べて穴を開けてしまうので注意してください。
画像ではバイレイが入れる土管等が見当たりませんので入れてあげたほうが良いかと思います。バイレイは岩穴に入ことを好み、寝るときの場所にもなります。ない場合は、かなりのストレスになっているかも知れません。
砂は出来れば敷かずに珊瑚砂をろ過材に使うようにすると底に溜まったゴミを掃除しやすいので、バイレイの餌付けや飼育に慣れるまではベアタンクをお勧めします。
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Q2:
相変わらず、餌には全く興味がないので、なんでもいいから食べてもらいたくヒメダカ、ミナミヌマエビ、ラムズホーンを入れてみましたが目で追いかけるだけです。
ストレスになるようなら取り除きますが、このまま何も食べないと心配です。
一応巣穴は前から石で作っていたのですが、レイアウトを変えて穴を多くしてみました。拒食になってからずっと巣穴に篭っています。
拒食になる前はクリルのみを与えていました。(繁殖したラムズホーンも食べていましたが、クリルも食べていました)
微生物の件は、サンゴ砂の底砂を取り除いて水槽を洗っていなくなりその代わりにフィルターにサンゴを入れました。水槽洗った後、半分は元の水を戻しました
拒食の原因に心当たりがありました。拒食になる前、水槽に写真のコケ防止剤を入れました。エビの飼育には使用しないでと書いてあり、昨日入れたミナミヌマエビも10匹中2匹が死にました。
エビが死んでしまうような薬品を入れてしまったことがフグの拒食を引き起こしてしまったんでしょうか?
その場合水を全て新しくしたいのですが、原因がわからないので水槽をいじくってばかりいると余計にストレスになると思い何もできずにいます。一旦水槽を目隠しして放っておくか、ドバミミズも検討しています。
ちなみにバイレイは穴の中でじっとしていてエビやメダカを見つけるとゆっくりそっちの方向に近づきますが、逃げられてなにもしません。まれに食べ物を吐き出すような動作をします。
穴の中でじっとしている時たまに尻尾をピンと広げたりしています。
A2:
環境を変える事によるストレスが拒食に繋がったと思います。人懐っこい個体であってもパオ属は繊細で神経質な性格ですので、すぐに拒食することがあります。コケ防止剤の影響もありますが、あとは環境を一切変えず、生き餌の投入だけでにとどめて安静に見守る事が最善だと思います。
ドバミミズも良いかと思います。ただ、あまりにも大きなドバミミズを与えると混乱してしまうので千切って何等分かにして与えるか、小さなドバミミズを口先へ落とすように与えます。10分しても食べない場合は取り除いて、また次の日にチャレンジしてみるとよいと思います。