2021年10月の投稿[8件]
2021年10月25日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q1:
【現在の状況】
バイレイが以下の状態となっている。
・底面で黒ずんでおり、口も開いており呼吸が激しい。
・2日前より何も食べていない。食欲もない。
・白点病など見た目での病気の様子はなし
【前提】
・水槽:30cmx20cmx25cm
・生体:バイレイ1匹 10cm弱
※5cm位で買い1年1か月程度飼っている
・ろ過:スポンジフィルター&底面フィルター
・底面:サンゴ片
・水草:マツモ
・餌:クリルおよび週に1度生餌のメダカ
【経過】
◆5日前
バイレイ:元気
他の水槽掃除時にバイレイ水槽のヒーター(26度固定)を切っており、電源を入れ忘れた。
<温度:26℃くらいのはず>
◆4日前&3日前
バイレイ:元気で食欲あり
<温度:見ていない>
◆2日前
バイレイ:元気だけど食欲なし
バイレイ水槽掃除時にヒーターを入れ忘れた事にを気づきヒーターを入れる。且つ掃除を行い1/3換水を行う。
<温度:23.7℃⇒26.2℃>
◆1日前
バイレイ:不調
⇒底面で黒ずんでおり、呼吸が激しい。食欲もなし。
ヒーターを温度調整の物に変更し、25℃に設定。合わせて1/3換水を行うと同時に塩を入れる(塩分濃度:0.1%)。
<温度:26.2℃⇒25.2℃>
◆本日
バイレイ:不調
⇒底面で黒ずんでおり、口が開いており呼吸が激しい。食欲もなし。
1/3換水をを行うと同時に塩分濃度を上げる。(塩分濃度:0.1%⇒0.4%)
<温度:25℃>
★本日の試験結果
・テトラ6in1:PH6.8&その他異常なし
※切らしていたため、先ほど買って来て試験しました。
【お願い】
短期間で温度を上下させた事が原因かと思っております。今後の対応など、アドバイス頂けますと嬉しく思います。
A1:
過去に似たような症状のご相談があり、Q&Aにて回答させて
いただいておりますのでリンクを貼らせていただきます。
https://puffersisland.com/tegalog/tegalo...
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(追加のご質問)
Q2:
お忙しい中、ご返信ありがとうございます。
サンゴ片は物置にありましたので、
先ほど、追加いたしました。
ただ、追加で一つお願い事項がございます。
呼吸が荒く、バイレイが明らかに元気がない。
泳ぎ方も弱弱しい。
その時に私ができる事を教えて頂きたい。
★本日までに私がした事
① 毎日の換水(1/3程度)
② 塩浴の実施(現在塩分濃度0.4%)
⇒バイレイに塩浴は有効なのか。
③ テトラバイタルを少量スポイトでかける。
④ ジクラウォーターを少量スポイトでかける
⑤ エアレーションの追加 ※本日の夕方
⑥ サンゴ片の追加 ※10分前
上記、①~⑥以外で私ができる事はありますでしょうか。
また、①~⑥で逆効果の様に感じられることはございますでしょうか。
とても可愛がっている個体であり、
とても心配です。
お手数ですが、アドバイス頂けましたら幸甚です。
A2:
メコン川の淡水フグ(バイレイを含む)はpH8.0-8.5の弱アルカリ性に生息しているため、水槽のpHは常に8.0以上あることが好ましいのですが、中性の7.0を切ると高確率で拒食になり、餌を食べずに落ちる個体を見たり聞いたりしてきました。
うちでは外部式フィルターのろ過材を全部サンゴにしてpHが8.0を下回らないように管理していますので、拒食も起こらず繁殖して産卵もしています。
水質を安定させる方法としましては大きな水槽を使うことも有効です。現在お使いの水槽は、バイレイには少し小さいので45-60㎝水槽で飼育されることをお勧めいたします。そうすれば水質も安定し、バイレイに理想的な環境で健康を維持しやすくなります。
呼吸が早いのはバイレイにとって好ましくない水質が続いたことによるストレスかと思いますので、サンゴ砂を使ってpH8.0-8.5を維持できる環境作りを目標にされてはいかがでしょうか?その環境が維持できるようになれば、過呼吸も収まり食欲も戻ってくると思います。
①頻繁な水換えは水道水のpHが7.0前後であるため、サンゴでせっかく上がったpHを下げる事にもなりますので、アンモニア、亜硝酸、硝酸の数値が問題なければ頻繁には交換しないほうがよいと思います。
②塩浴は今回の症状には当てはまりませんので、逆にストレスになるかもしれません。
③④のテトラバイタル、ジクラウォーターについては使用したことがないため、回答は控えさせていただきます。
⑤過呼吸のときには有効です。
⑥サンゴ片はどれくらいの量を追加したのか、どれくらい使われているのかがわかりませんが、水槽のpHを8.0以上にするためには底砂すべてをサンゴ砂にしても問題ないぐらいです。
2021年10月20日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
先日はご助言ありがとうございました。餌を食べなくなっていたムブですが食べない間にヒレに白い濁りのようなものが出てきて胸ビレ、尻ビレに目立っております。ヒレが裂けたとか充血していることもなく体表には特に異常は見当たりません。餌を食べなかった間に栄養が足りなかったからなのか何かしらの病気なのか自分では判断ができませんでした。もしよろしければ画像から何かご助言いただければありがたいです。
【追記】
・飼育期間は金曜日でちょうど4週間
・症状はヒレのスジが白くなっている、所々太くなっている。充血はなく体表に外傷は一切ありません。
・pHは今日の時点で7.0と7.5の間に見えます。(Sera社pHテスター)
Tetra社6in1では硝酸は10-25の間で10寄りに見えます。
亜硝酸は反応無し。
・水槽サイズは60*30*36
・水温は室温管理で26-27度になるようにしていますが一度28.5度を超えた日がありましたのでその日は換水で27度台に落とした後室温の見直しをして27前半以上には上がっていないと思います。
・水換えの頻度は週末に底面の大磯の半分程度を1/3換水と同時に、水曜か木曜に目立つゴミが有れば吸い取りながら1/4換水。水はマーフィード社のスタンダードで浄水して室温で12-24時間汲み置きして温度を合わせたものです。
・濾過器はコトブキ社のプロフィットBigにガラス系リングろ材を入れ、同じくコトブキ社の底面フィルターに直結。2週目から追加でエーハイム社クラシック2215。水流が強くなりすぎないようステンレスのメッシュで弱くしてあります。
・生体はムブ以外に餌として食べてくれることを祈ってレッドラムズホーンと餌に興味を示さなかった時期があったので13日から観賞用ヒメダカを5匹入れ生き餌に興味が出るか試していました。食欲が戻ってきたようで今は残り1匹になっています。
症状が出始めたのが先週で底面フィルターの筒とガラスの間を通って傷でもついたかと思って見ていましたが尻ビレにも見えてきたのでカラムナリスを疑いはじめました。充血やヒレが裂けることもなくどうなのだろうとネットで画像を見て回りましたがヒレがボロボロの画像ばかりでうちのムブの状態が初期症状なのか全く別の何かなのか判断がつきませんでした。
拒食期間は約一週間、その間は何をあげても一切口にしませんでした。その一週間の間に水温が上がりすぎた日がありました。
お迎えしてから一週間は良く食べ、二週目に食欲が落ちてきて、三週間目が絶食、今四週間目で少しクリルを食べ見ていない間にメダカを食べているようです。
A:
淡水フグの鰭の鰭条(きじょう)鰭を支える線状の組織が白くなってしまう症状は確認されています。ただアジアの淡水フグでは確認されず、アフリカの淡水フグに多いように思われます。
病気の治療(薬浴)を終えた個体やストレスのある個体に発生しやすいようです。他のフグには感染することがないのは幸いですが、白くなった鰭は数か月経過しても治ることはなくずっと白いままであることが多いです。
ただ鰭が白いままでも繁殖もしますし、健康上の問題はないことから自然に治癒するのを待つしかないのですが、現在のところ治療方法は見つかっていません。
2021年10月15日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
現在アベニーパファーを飼育しています。喧嘩が絶えず、その影響か顎の下から出血したり膨らんだままなくなっていたりする子がいます。
水草は入れていますが他に良い方法はありますか?また、好みの水質などはありますか?
A:
アベニーパファーは見かけの可愛さに反して、気性の荒いオス個体がいた場合、他の弱いオスをすべて攻撃してしまうケースがあります。
特に繁殖行動中となるとオスの気性はさらに荒くなり、その攻撃は相手を殺してしまうほどで、そういった場合は隔離することをおすすめします。
しかしながら気性の荒いオスもメスには攻撃しない傾向がありますので、アベニーパファーを飼育する場合は1匹のオスに複数のメスを飼う事が理想的です。
ただしメスと一対一の場合は、執拗に繁殖行動を行いメスを弱らせてしまうというケースもありますので、注意が必要です。
アベニーパファーは、水草、流木などの障害物を増やしても喧嘩防止になりにくい場合が多く、混泳対策が難しいフグです。仲が良かったオス同士でも、いざ繁殖行動をとるようになれば、攻撃に転ずることも少なくありません。
水質は、多少なら弱アルカリや酸性に傾いても問題ないので、中性を維持しつつ極端にいずれかに傾け過ぎない程度が良いと思います。
2021年10月12日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
ショウテデニーを繁殖させてみたいのですが水槽のレイアウトはどのようにすべきでしょうか?
弱酸性を好むようなのでソイルで立ち上げるべきか、ベアタンクで立ち上げるべきかで迷っています。
ソイルだと卵の回収が難しいですよね?
参考までに西村さんの繁殖水槽の環境を教えて下さい。
A:
ショウテデニィの好む水質は中性から弱酸性、中性を維持しつつ少し酸性に傾く感じで管理したほうが良いと思います。
そうでないと酸性に傾きすぎますので・・・。
水温は冬場は24℃夏場は26-27℃くらいで管理するのが良いと思います。
卵を効率よくとるならベアタンクがお勧めです。
水槽は障害物の少ないやや広めの水槽で繁殖行動をさせたほうが成功率は上がります。
うちの環境は、60cm水槽に4匹くらい。レイアウトは流木+水草、酸性に傾き過ぎないようサンゴ片を入れ、フィルターはエーハイムのパワーフィルターを使っています。
また予備のスポンジフィルターも使っています。
オスとメスは普段はセパレーターで仕切り、繁殖のときだけ引き合わせるようにしています。
2021年10月07日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
ペアのショウテデニィの販売はしていますか?
A:
ショウテデニィのペア販売ですが、ペアが成立しましたらTwitterでの告知とPuffer's SHOPで出品致します。
繁殖行動があり、お腹に噛みついた個体をオス、噛みつかれた個体をメスと認定し、最後に雌雄の特徴が合致した個体のみをペアとして販売する予定です。
ただ、ペアになる前にすべて売切れてしまうことがほとんどです。
ペアの価格は通常販売の価格より高くなりますのでご了承ください。
たまに外れても良いので現時点でのペア認定をしてほしいとのご要望もあるのですが、確信が持てないためお断りしております。
2021年10月06日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
2021年10月05日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
一昨日にショウテデニーの1匹がこすりつけるような動きも見られた。昨日から、口をパクパクしながら上下に早く泳ぐようになった。
※本日、更にもう一匹同じような動きを始めた。「上下に早く動いては、少しゆっくり休む」を繰り返す。
【飼育環境】
水槽:30cm*20cm*40cm
魚:ショウテデニー*4匹、オトシンネグロ*5匹
低床:砂利
レイアウト:流木多め、マツモ多め
ろ過:底面フィルター&スポンジフィルター
温度:26〜27度
水換え:9/19到着より、3日〜4日に1/3程度
餌:1日3回(おとひめ、赤虫、クリルなど)
【私が行った対応】
・昨日
目立った白点などは見られなかったが、白点病の前兆かと思い水温を28度にして、2ml程度のアグテンとグリーンFゴールド(液体)を数滴投与した。
・本日
水槽の1/2程度を水替ええを行い、アグテンを数滴足らす。
【PHについて】
ショウテデニー水槽:ph6.4 ※一番明るい色
アベニー水槽:ph6.4 ※一番明るい色
※NO3やNO2などは検出しておりません。
先週6in1実施した時も、「ph6.4 ※一番明るい色」でした。
【現在の状況】
大量水替えをして、5~6時間程度経ち
一昨日から上下運動をしている個体を除き
いつものゆっくりの動きに戻りました。
※ただ一匹に関しては、いまだに上下運動を継続しております。
上下運動している個体は、サテライトなどに退避させた方が
よろしいのでしょうか。
アドバイス頂けますと幸いです。
A:
こんばんは。pHについての情報、有難うございます。
先週検査されたときの数値でしたら、pHに支障はありませんし、NO2,NO3も検出されていないので全く問題は見られませんね。
ただ直近で出た数値は換水、薬品添加後の数値だと思いますのでこれは不調の原因を探る材料にはなりません。
一番良いのは、不調に陥った時に何らかの対処(換水、薬を入れる前)をされる前に水質を検査することです。
ちなみに今回ご報告のあった症状(上下運動、呼吸は早くなる)は、水質が悪化している時(NO2が高い時等)、
アンモニア中毒時によく見られる症状です。
水質の悪化による体調不良時の対処としましては、やはり換水が一番です。
今回、換水をされて一匹以外の調子は戻って来られたとのことですのでやはり直前に何らかの原因で水質が悪くなっていたのかも知れませんね。
またいじめによるストレスでも同じような行動をとる場合がありますので、症状がひどい場合には直ちに隔離、もしくは混泳対策を行ったほうが良いです。
一匹だけ調子が戻らない個体についてですが、仰る通りサテライトに入れてあげて落ち着かせてあげたほうが良いかと思います。
ところで、今年いろいろな条件下で検証してみて確信したことなのですが、どうもショウテデニィは、アジアの淡水フグと比べて塩分や薬品には非常に弱い体質のようです。
ですのでうちではよほどの事情がないと、薬品や塩浴は行わないようにしています。
白点病や綿かぶり病などでどうしても治療の必要がある際には、他の元気な個体にストレスを与えないように必ず治療バケツなどに移してから、
薬品の量も規定の半分程度で出来るだけ短期間、治療を行うようにしています。
そうしませんと、却って止めを刺してしまう場合がありますので…。
すでに飼育水槽に薬品を添加されて大量の換水を行われたとのことが、急激な水質の変化は余計に個体を弱らせてしまいますので、急いで薬品を薄めようとしたりせずに時間をかけて徐々に水質を整えてあげてください。
サテライトも現在の水槽に付けて、今いる水槽の水質を安定させる方向で治療をしたほうが良いと思います。