全年10月13日の投稿[1件]
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Q:
飼育しているフグが病気になってしまいました。他のフグに気後れしていたので、混泳によるストレスが原因かと思います。
同じ水槽の内側に隔離ケースをくっつけて隔離しながら様子を見ていましたが、病気の症状が出てしまいました。
初期症状がエロモナスのようだったので、エルバージュエースを使用しましたが11日以降の症状が見たことない症状だったので、適切な治療ができているか自信がなくアドバイスをいただきたいです。よろしくお願いいたします。
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■飼育期間:2021年9月24日〜(約1年間)
■病気の症状(外傷がある場合は出来るだけ鮮明な患部の写真)
〇資料
https://drive.google.com/drive/folders/1...
〇経過
2022年10月10日
・背びれから尾ひれに向かって、血管が1本浮き出ている
・尾ひれ上部一部分が若干白濁している
〜エルバージュエースで薬浴を開始。水温は下げておらず、26.5度前後〜
2022年10月11日
・尾ひれの白濁部分の広がりはないが、白濁がひどくなるとともに血がにじんだような感じになる。
■pH、6.4
■アンモニア、不明
■硝酸、10㎎/l
■亜硝酸、0㎎/l
■水槽の大きさ
45㎝規格水槽
■水温、水換えの頻度と量
水温26℃
水槽の3分の1を週1回換水
水質検査の結果が悪くなければ、2週間に1回3分の1換水
■使っている濾過器の種類
外掛けフィルター テトラAT-50
■混泳魚の有無(種類と数)
アベニーパファー15匹
コリドラスハブロースス3匹
【補足情報】
治療を開始する際に、他にも同じ水槽にいた病気のフグが見つかったので昨日まで5l水槽に3匹セパレートで区切って薬浴していました。
(他の子は初期尾ぐされでヒレが少し白く、初期エロモナスっぽい感じで赤い点が1つ出ていました。)
水温は26.5前後で、換水は薬浴2日目にゴミを取りながら1/3程度1回行い、以後も毎日ゴミは取りながら換水は2日に1回行う予定でした。
今回ご相談した子だけ症状が悪化した気がしたので昨日1l入る小型の水槽に移動させまして同様に水温を26.5前後でキープしています。
換水の頻度はまだ決めていません。
尾ぐされ病であればヒレの先から白くなると経験から思っていたのですがいきなり根本から白濁しはじめました。
よろしくお願いします。
A:
症状と画像を拝見するに、仰るように運動性エロモナス症の可能性が高いと思います。
エロモナス症でしたら治療方法は現在行われている方法で問題なさそうですが、参考までにうちで行っているエロモナス治療を紹介致します。
まず容器は頻繁に移動させるために、バケツ、コンテナボックスなどの割れにくく壊れにくい容器を用います。
容量は10㍑のものを2つ用意します。
10㍑と限定したのは、10㍑が水温や水質変化の起きにくい最低ラインの容量であるためです。
治療中に水質や水温が変化することは病魚にとって一番辛いことで、病気が悪化したり場合によっては治療で落としてしまう場合もあります。
使用する水は、水槽の水ではなく水道水に水合わせして治療を始めます。水道水に水合わせする理由は、次の日から水合わせの必要が無くなりいきなり新しい水に投入出来るようにするためです。
容器を2つ用意したのは、毎日容器を交換して洗浄するためです。
換水する際は、2つ目の新しい(交換先)容器に水道水を入れ薬を適量投入し、水温合わせが完了したら水合わせなしで病魚を移動します。
治療後の容器はお湯などでしっかり洗浄し、次の日の交換先容器としてまた使用します。
出来るだけエロモナス菌が少ない環境で治療するためです。
これを完治するまで毎日繰り返します。
水道水は水質の変化が少ないので水温合わせのみを慎重に行えば、病魚の水質・水温変化のストレスを最低限に抑えることができます。
あとは治療中に飛び出す心配があるので蓋をしっかりすること、照明はなくしてシートなどを被せて薄暗い環境で治療したほうが病魚が落ち着くので良いでしょう。