全年09月03日の投稿[2件]
2021年 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
ボルネオアカメフグを飼ってみたいと思うのですが、飼育環境や餌、飼育のポイントなどがあれば教えてください。
A:
オスは6-7㎝、メスは5-6㎝ほどになる小型の淡水フグです。
性格は人懐っこく、怖がるような事をしなければ次第に寄って来て人馴れします。
やや河口よりの河川に生息しているため(河口から50-60kmくらい)水カビ病になりやすい性質がありますが、そのようなときには塩を入れてやると治ります。
本来の生息域は弱アルカリ性ですが、現地の気候の関係で弱酸性~弱アルカリ性の幅広い水質に適応します。水温も24-28℃くらいまでと、夏場の高水温にも強い傾向があります。
そのため、比較的丈夫で飼育しやすい淡水フグといえます。
餌は、昆虫・貝類・甲殻類を好み、魚食性は薄い傾向があります。人工飼料に餌付いた個体なら飼育がかなり楽になります。
小型種のため、36-45cmの水槽でも十分飼育も繁殖も可能なのですが、問題はとにもかくにも相性で、もし喧嘩が激しいようであれば隔離をしたり、セパレーターなどで対策する必要があります。
また流木や水草などを使ってレイアウトを複雑にすれば、喧嘩をある程度は抑えることも可能です。
フグですので絶対にとはいえませんが、我が家ではバンブルビーゴビーなどの底もの系の魚や、グッピーなどとも平和に混泳ができています。
ボルネオアカメフグの生息地の情報