全年08月17日の投稿[3件]
2024年 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
1週間ほど前から、口元に白くなっている箇所が見つかりました。
また、ほんの少し元気もなく、ごはんを食べる時もまるでその白い箇所が痛むかのように少しゆっくりと、食べづらそうにしています。ただ、食欲に変化はなく、アカムシを見せるだけで近づいてきますし、いつもに比べるとゆっくりではありますが、通常通り食べています。
ごはんは1日1回で、大きめのアカムシを3本ほど食べています。
この症状は、口腐れ病の可能性があるのでしょうか。グリーンFゴールド顆粒は購入したのですが、この小さな水槽でも投与して良いのでしょうか。その場合量はどれくらいが良いのでしょうか。
今回病気のようになったのは初めてですが、ストレスとして思い当たる原因はあります。
地面に敷いている砂は通常月1回の頻度で変えていますが、今回1ヶ月半ほど経ってしまっていたこと。4日ほど家を空け、お留守番ごはん(コメット 小型水槽用)ほぼ初めて使用したことです。現在は水と砂ともに換え、綺麗な状態を保っています。
動き自体は活発なのですが、このまま放置して様子を見てみても良いのでしょうか。それともすぐに薬を投与するべきでしょうか。
質問ばかりで恐縮ですが、どう対応していけば良いか教えてくださいますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
1 飼育期間 1年半
2 病気の症状 口元に白くなっている箇所があります。また、ごはんは冷凍アカムシを食べていますが、これまでは食いつきがよく一瞬で飲み込んでしまうような子なのに、食べる時に少し食べづらそうにしたり、口から少し赤虫の先端を出したまま、ゆっくり食べている時があります。
4 冷凍アカムシ
5 水槽の大きさ 15×15×15cm の大きさで、一匹のみです。
6 水温は24度を保ち、2,3週間に一度水換えをしています。水は3分の1ずつ換え、カルキ抜きは、テトラのものを使用しています。
【追加画像】
A:
※写真の解像度が低く症状が少しわかりにくいので正しい判断が出来ていないかも知れません。もしよろしければ解像度の高い写真が撮れた場合、再度送って頂けると助かります。
画像を見た感じ、口の周りが白くはなっていますが、アベニーパファーに見られる症状ですので心配はいらないかと思われます。
薬も使う必要はないと思います。
それよりも痩せ過ぎている点が気になります。普段の餌はアカムシ単食のようですので、これが原因かと思います。アカムシにはビタミン・脂質がほとんど含まれていませんので、脂質のある餌(イトミミズなど)を与える事。アカムシを解凍する際、液体ビタミンを数滴たらして解凍するなどの対策が必要です。
アカムシ単食による栄養不足からくる拒食の可能性もあります。
また留守の際に金魚の餌を与えられた事による水質悪化も考えられます。金魚の餌は魚が食べなければ腐敗しやすく水を汚します。恐らくアベニーパファーは金魚の餌を食べないので、腐敗の原因となったのだと思います。
重ねて水槽が小さいためにより水質が悪化した可能性もあります。アベニーパファー1匹に対してスペース的には丁度良さそうに思えるのですが、小水槽は水量が少ないため、どうしても水質の維持管理の難易度が高くなります。
4日くらいの留守でしたらフグには何も与えないのが正解です。ただ、もし多数飼育をしていて留守中の飢えから仲間を齧る場合の場合は、小さなラムズホーンやヌマエビ、活きたイトミミズを少量入れておくと良いでしょう。
まずは嗜好性の高い餌(イトミミズ、オオミジンコかタイリクミジンコ、ラムズホーンやサカマキガイなどの小さな巻貝)などを与えて食欲を戻してあげる事が先決かと思います。
回答に満足していただけましたら、コーヒー代くらいの募金をお願いしておりますので宜しければお願い致します。(任意です)DeepL翻訳などを使う経費として使わせて頂きたいと思います。
2022年 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
半年前からアベニーパファー3匹を単種飼育していて1匹が体調不良になりました。
GEXのラクテリア水槽にて冬はヒーター、夏は冷却ファンの28℃サーモスタット管理で、餌は1日に2回(朝/夜)冷凍赤虫をメインに給餌しています。
3匹のうち一番小さな個体で少し前までは餌の時間にアベニー同士で体当たりし合って餌の取り合いをしていましたが、ここ2か月ほどは体格も同等になり、餌も満足に食べていて喧嘩はありませんでした。
1週間ぐらい前から1匹が水面近くを漂うような動きが多く見られ違和感を感じました。顔面が半透明に腫れているような感じで膨張して、背ビレ付近の体表に見慣れない白いクレーターのような痕が増えており、写真ではわかりづらいですが、その白い痕ぐらいから尾びれにかけて身体が少し歪んでしまっています。
違和感を感じて2日間ほど顔面が膨張して食べづらそうにしてましたが餌は食べていましたが、症状が続いていたので20cmキューブ(6L)水槽(28℃管理)に隔離。その後転覆病の症状でお腹を上にしてひっくり返ったりコマのようにくるくると回転する症状もでてきてしまったため、塩水浴0.5%と絶食を始めて4日目になります。規定量の塩を加えた水替えを1回行っている状況です。
隔離して3日過ぎてから冷凍赤虫をチラつかせても食欲はなく絶食は続けています。投げ込みフィルターの水流で流されてしまわないようサテライトの中に入れてます。
体表も所々少しづつ荒れてきて凸凹が目立つようになってきてしまったのですが、これは細菌性な症状で薬欲が必要でしょうか?アベニーは鱗がないので薬の規定量よりも少量で行うという情報も調べて出てきました。現在グリーンFゴールド顆粒がストックあります。
このような場合はどのような対処をすればよいでしょうか?お分かりでしたら教えて頂けると幸いです。
A:
ご提示いただいたお写真と症状説明から、恐らくエロモナス菌による浮腫みではないかと推測します。
塩水浴も病状によっては効果的なのですが、フグの種によっては逆にストレスとなり却ってエロモナス病にしてしまう場合がありますので注意が必要です。
現状からは塩水浴があまり効いていないようですので、薬浴に切り替えたほうが良いかと思います。
エロモナス菌に効く薬は、観パラD、グリーンFゴールド顆粒です。
フグの鱗に関しては、ないという訳ではなく、ハリセンボンの様に鱗が短い針状に変化しています。
種によっては薬量を調節したほうが良い場合もありますが、アベニーパファーでしたら規定量で元気があるうちに完治させてしまうという選択もあります。
ただ、実際に観察したわけではありませんのであくまでお写真を見た印象になりますが、かなり弱っている様子でほぼ末期状態のように見受けられます。
あえて治療はせずに落ち着いた環境で余生を静かに送らせてあげるというのも一つの選択ですが、前述の通り、いちかばちか薬湯で回復を試みるのもひとつの手段です。
苦渋のご決断かと思いますが、飼い主様のご判断にお任せ致します。
2021年 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
先日テトラオドンファハカについて質問した者です。その節はありがとうございました。
続けての質問で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
冷凍のシーフードミックスを見かけたのですが、淡水フグに食べさせても問題ないでしょうか?
ちなみに中身ですが、原材料表示には、あさり、イカ、エビと表記されていました。
A:
スーパーのエビ(ブラックタイガー、バナメイエビ)のように養殖されたものは、冷凍・生であっても抗生物質を大量に与えて育てられているので、フグの餌としてはあまり好ましくないと思います。天然のアルゼンチンアカエビも安くてお刺身などがありますが、次亜塩素酸ナトリウムが防腐剤として使われているため、使用は避けたほうが無難かと思います。
問題のシーフードミックスですが会社によって使っているエビの種類が異なりますので、生産会社に問い合わせて養殖であるか、防腐剤には何を使用しているのか聞いてみると良いかも知れませんね。
私のおすすめは、桜エビや冷凍された淡水のスジエビなど抗生物質や防腐剤を使っていないエビを与えることです。
ただ、ファハカが成長すると小型のエビなどでは小さすぎるので、カエル、デュビアなども良い餌になります。
自然下で採集されたザリガニなども寄生虫が多いので、与える場合には冷凍されたものを使用されたほうが良いと思います。