全年全月05日の投稿[3件]
2022年05月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q1:
1週間ほど前に迎えたスバッティですが、昨日まではすっかり慣れていて、愛嬌たっぷりでした。ところで昨日は川岸で採取してきた中・小石を10分以上に沸騰消毒してから水槽に追加投入しました。今朝見てみたらスバッティの呼吸が今まで見たことがなかった速い呼吸になってます。
慌ててテトラの6in1とpH試薬で測ってみたところ、水質はすべて許容範囲内、pHは7-7.5の間でしたが、念の為に4分の1の水換えとともに糞を吸い出しました。
環境は小型外部フィルターを使った450*200*230のスリムタイプ水槽26℃での単独飼育。流量を1番小さいくしたエーハイムコンパクトオン300で水流も作ってます。
一応動画もありますが、スマホからアップできるとこを見つかりませんでした…
果たしてこれは環境変化にはまだ慣れておらず、これから慣れてくるパターンですか?それとも追加投入した川岸の石がやっぱダメで取り出した方がいいですか?
A1:
その後、スバッティの様子はいかがでしょうか?
恐らくレイアウトの変更によるストレスで一時的に過呼吸になっているのではないかと思います。
ただし、石によっては水質を弱酸性に傾けるものもありますので、メコン川産のフグを飼うときには注意です。
(入れてすぐには水質は変化しないため、直後の水質検査ではわからない場合があります)
またpHが少し低いのでサンゴの量をもっと増やすと良いと思います。
極端な話ですが、現在の砂をすべて珊瑚砂に換えても良いぐらいですね。
スバッティの飼育にはph8.0ぐらいが最適ですので、現在の値ですと少し低いようです。
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(その後のご報告)
Q2:
先日スバッティの過呼吸についてお問い合わせさせていただいたものです、ご返答ありがとうございました。
その後は改善する様子がなかったので、昨日牡蠣殻を入れることにしました。ついでにフィルターのシャワーパイプをノーマル(オーバフローパイプ?)パイプに変えました。
ところで昨夜には症状が落ち着いてきた感じがしてまして、今朝PHを計ってみたら8.0くらいまで上昇し、スバッティもまだ少しはあはあ言ってますが、だいぶ治りました。
明るめの低床使ってるから色飛びなのかなと思ってた体色も濃くなり、特徴のVのマークも鮮明になってきました。
果たして原因は一体、何でしたでしょうか。
また、餌についてですが、人工餌をなかなか食べてくれなさそうなので(キャットを吐き出し、それ以後は口にしない。カーニバルは無視)、これからも餌として、クリルだけで行けますか?
今回も長文になってしまい、すいません!
よろしくお願いします。
A2:
おそらく急激な環境の変化が起こしたショック(ストレス)による症状だと思います。
思い当たるのは、急なレイアウトの変更に驚いたこと、水質(pH)の変化によるストレスです。
もし私が新たなレイアウトに変更する場合、新規にレイアウトした水槽を別に立ち上げ、水質と水温が同じになったときにフグを手際よく移動させます。
この方法が一番生体にストレスをかけず、スムーズに移行ができる方法だと思います。
餌はクリルだけでも大丈夫ですが、古くなったクリルは酸化するため注意が必要です。またクリルは、ビタミン液に浸してから与える事をおすすめします。
2022年02月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
購入しましたバイレイ幼魚のお腹に噛まれたような黒い丸い傷が出来たのですが、どうしたらよいでしょうか?
A:
一見すると噛まれた後のように見えますが、これはバイレイの幼魚(3cm)から若魚(5cm)くらいの成長期に発現する特有の模様になります。
また丸い噛み痕のような模様は黒ではなく白い場合もあります。
このような現象は淡水だけではなく、汽水、海水の多くのフグで確認する事が出来ます。
腹部だけではなく、目の周りや背中や体中にも現れます。また、模様は1つだけではなく複数現れることもあります。
この模様は消えたり現れたりを繰り返し、成長する頃には綺麗に消えて残りません。健康上の問題も何らありませんのでご安心ください。
2021年10月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
一昨日にショウテデニーの1匹がこすりつけるような動きも見られた。昨日から、口をパクパクしながら上下に早く泳ぐようになった。
※本日、更にもう一匹同じような動きを始めた。「上下に早く動いては、少しゆっくり休む」を繰り返す。
【飼育環境】
水槽:30cm*20cm*40cm
魚:ショウテデニー*4匹、オトシンネグロ*5匹
低床:砂利
レイアウト:流木多め、マツモ多め
ろ過:底面フィルター&スポンジフィルター
温度:26〜27度
水換え:9/19到着より、3日〜4日に1/3程度
餌:1日3回(おとひめ、赤虫、クリルなど)
【私が行った対応】
・昨日
目立った白点などは見られなかったが、白点病の前兆かと思い水温を28度にして、2ml程度のアグテンとグリーンFゴールド(液体)を数滴投与した。
・本日
水槽の1/2程度を水替ええを行い、アグテンを数滴足らす。
【PHについて】
ショウテデニー水槽:ph6.4 ※一番明るい色
アベニー水槽:ph6.4 ※一番明るい色
※NO3やNO2などは検出しておりません。
先週6in1実施した時も、「ph6.4 ※一番明るい色」でした。
【現在の状況】
大量水替えをして、5~6時間程度経ち
一昨日から上下運動をしている個体を除き
いつものゆっくりの動きに戻りました。
※ただ一匹に関しては、いまだに上下運動を継続しております。
上下運動している個体は、サテライトなどに退避させた方が
よろしいのでしょうか。
アドバイス頂けますと幸いです。
A:
こんばんは。pHについての情報、有難うございます。
先週検査されたときの数値でしたら、pHに支障はありませんし、NO2,NO3も検出されていないので全く問題は見られませんね。
ただ直近で出た数値は換水、薬品添加後の数値だと思いますのでこれは不調の原因を探る材料にはなりません。
一番良いのは、不調に陥った時に何らかの対処(換水、薬を入れる前)をされる前に水質を検査することです。
ちなみに今回ご報告のあった症状(上下運動、呼吸は早くなる)は、水質が悪化している時(NO2が高い時等)、
アンモニア中毒時によく見られる症状です。
水質の悪化による体調不良時の対処としましては、やはり換水が一番です。
今回、換水をされて一匹以外の調子は戻って来られたとのことですのでやはり直前に何らかの原因で水質が悪くなっていたのかも知れませんね。
またいじめによるストレスでも同じような行動をとる場合がありますので、症状がひどい場合には直ちに隔離、もしくは混泳対策を行ったほうが良いです。
一匹だけ調子が戻らない個体についてですが、仰る通りサテライトに入れてあげて落ち着かせてあげたほうが良いかと思います。
ところで、今年いろいろな条件下で検証してみて確信したことなのですが、どうもショウテデニィは、アジアの淡水フグと比べて塩分や薬品には非常に弱い体質のようです。
ですのでうちではよほどの事情がないと、薬品や塩浴は行わないようにしています。
白点病や綿かぶり病などでどうしても治療の必要がある際には、他の元気な個体にストレスを与えないように必ず治療バケツなどに移してから、
薬品の量も規定の半分程度で出来るだけ短期間、治療を行うようにしています。
そうしませんと、却って止めを刺してしまう場合がありますので…。
すでに飼育水槽に薬品を添加されて大量の換水を行われたとのことが、急激な水質の変化は余計に個体を弱らせてしまいますので、急いで薬品を薄めようとしたりせずに時間をかけて徐々に水質を整えてあげてください。
サテライトも現在の水槽に付けて、今いる水槽の水質を安定させる方向で治療をしたほうが良いと思います。