全年01月15日の投稿[2件]
2023年 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
12月にパオ・バイレイの幼魚を購入した者です。
購入からそろそろ一か月、ここまでにバイレイの幼魚を飼育してきて曖昧になってきた部分があるので何点か確認したいことがあります。
京都淡水フグ研究所さんのTwitterの方も拝見させて頂いておりますが、幼魚のうちは餌をガンガン与えた方がイイという情報がありまして今の体のサイズだと(購入当初よりは多少横が拡張してきた感じです)ガンガン与えたら、負荷が半端ない気がするのですが、その辺が混乱してきました。あと2週間前からカーニバルも与えるようにしましたが、見かけたら追いかけてくるぐらいには食べてくれるようになりました。
一日2回、1回目は赤虫3本、2回目は、赤虫3本コースかカーニバルコースという構成にしており、カーニバルに関しては現在は1本を1/3カットしたものをピンセットで摘まんで、5回ほど齧ってくれたらそれで引き上げて餌を捨てるという調整でやっております。サテライト期に上記の餌の調整は、最初に挙げたTwitterの情報を踏まえるとまだ少ないでしょうか。
A:
お写真を拝見させていただきましたが、中肉中背といった感じですのでまだまだ大丈夫だと思います。与えただけ無制限に食べるということはありませんので、成長期はどんどん食べさせてあげて下さい。お腹が膨れると食べなくなります。食事制限は、体長10㎝を越えた頃くらいからで良いと思います。フグは幼魚期に食事制限をすると大きく成長出来ないという弊害がありますのでご注意ください。
2022年 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
【前提】
・水槽:30cmx20cmx40cm
・生体:エメラルドパファー3匹
※タンクメイトでタイガープレコ2匹
・ろ過:スポンジフィルター&外掛けフィルター&投げ込み式フィルター
・底面:なし(ベアタンク)
・水草:エキノドルスホルマニー(鉢)、流木付きミクロソリウム、流木付きアヌビアス
・餌:クリル ※2日1回程度ビタミン剤付与
・水質検査:問題なし
・PH:7.2
【現在の状況】
3匹ともにエメラルドパファーの目が見えていない様に見える。
・現在は、サテライトに隔離(セパレートで3匹隔離)
・前までは、餌を近づけるだけで寄って来たが、今は餌を入れても口元までピンセットで運ばないと食べない。
・元気。食欲あり。
・目は飛び出ていない様に見れる。
【経過】
<1か月程度前>
タンクメイトとしてプレコを入れた。および、水質を安定させるためにフウの実を入れたタイミングでエメラルドパファーの食欲がなくなる。
⇒すぐに隔離水槽に移動。餌を目で追わなくなったため、目は飛び出てないように見られるも、塩浴(0.5%)および薬浴(グリーンFゴールドリキッドおよびアグテンを投入量の半分程度)を2週間程度実施。
※本水槽は、1/2程度に水替えを実施後。フウの実を取り除く。プレコはそのまま。その後は、5日間に1回1/3程度の水替えを実施。
<2週間程度前から現在>
薬浴か塩浴の効果があったのか食欲が戻り、元気になったため、サテライトに移動。ただし、目が見えていないように見られる症状は継続している。
※グリーンFゴールドリキッドをクリルに浸した薬餌を継続中。
【質問①】※今出来る対応について
・この後に薬浴等で視力を回復させる方法はあるのか。
※魚病薬は、アグテン、グリーンFゴールドリキッド、観パラ(粉末)は持ち合わせています。
【質問②】※今後繰り返さない様にするため
・原因は、水質の変化(フウの実の投入)だったのか。タンクメイト投入によるストレスであったのか。
アドバイス頂けますと幸いです。
A:
フグが失明する事例は過去に1度だけありましたが、残念ながら回復することはありませんでした。
目が白濁し一時的に見えなくなる場合は水換えの水質改善で回復しますが、綺麗な目のまま失明した場合の回復方法は残念ながらわかりません。
原因としましては、強すぎる照明、もしくはカメラなどのフラッシュ、目を傷つける尖ったものなどが考えられますが、3匹全匹となると原因は他にあるように思われます。
このように白濁した眼球の原因は、長期間の水換え不足、ろ過不足が原因です。
この状態からの視力の回復は可能。
水質検査薬で水質を調べながら多めの水換え(水槽1/2)で数日で完治すると思います。
もし今後わかることがあれば更新したいと思いますが、お役に立てず恐縮です。