全年全月26日の投稿(時系列順)[4件]
2022年05月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
チベット産ブラインシュリンプの孵化のコツを教えてください。
https://puffersisland.com/cart/goodsprev...
A:
通常のブラインシュリンプより40%ほど大きなブラインシュリンプです。
チベットの標高のある場所で卵が採取されています。
塩分は2.5%-3.0%ほど
3%の塩分は1㍑約30gの塩になります。(1㍑10gでも孵化を確認)
必ず食塩ではなく人工海水の元を使います。
理由はpHに関係しており、ブラインが孵化に必要なpHは7.5-8.5の弱アルカリになります。
人工海水の元はpH調整剤が入っており、ブラインの孵化に必要なpH値にしてくれます。
27℃-30℃の水温で24時間で孵化します。ただし水温が低いと孵化時間が遅くなります。
水温が低い時にはヒーターパネルなどを使って温めます。
照明は孵化のトリガーになります。照明を使わないと孵化率が悪くなります。
参考例
2022年07月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
現在全長20cm弱のファハカを
90cm水槽のベアタンクで飼育しています。
今朝、普段通りに体調チェックをしているとサーモスタットのセンサー部分が一部、齧られていることに気付きました。
生態的に齧ることは以前から知っていましたが、サイズ的にまだ大丈夫だと思い込んでいたので、焦っています。
オーバーフローにする以外で何か対策はあるのでしょうか。
またコード部分も保護する方法があれば教えていただきたいです。
A:
ヒーターのコード部分にはペット用のコードカバーが使えます。
センサー部分はフグが動かせないよう石組みしたレイアウトの中に隠したり、植木鉢のメッシュパッドと結束バンドを使ってセンサー部分をくるんだりします。
またはセパレーターで隔離した場所にヒーターやサーモスタットのセンサーを入れるという方法もあります。
一番簡単なのは室内のエアコン管理で、水槽内にヒーターやサーモスタットが不要となります。
ここで紹介したのは一例であり、対処方法は他にも沢山ありますので、ご自宅に合った方法を探してみるのもよいと思います。
2022年11月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する
Q:
今日先程、ぐったりしているショウテデニィを見つけました。横腹が小石程度に膨らんでおり、生きてはいますが、横たわっています。
何ができることはありますでしょうか。
水槽30センチ
砂敷
混泳コリドラス、プレコ、苔取りの魚
A:
餌の与え過ぎ、または酸化した餌を与えた事による胆嚢肥大と見受けられます。
お写真のような状態(肛門が弛緩しきっている等)からの立て直しはとても難しく、残念ながらもう長くはないかも知れません…。
あまりフグに負担をかけずに安定した環境で見守ってあげて下さい。つらい回答になってしまって申し訳ありません。
あくまで今後、同じような症状を起こさないための対策になりますが、出来るだけ酸化した餌を与えない事が重要です。そのためには、2週間以上酸化対策をしていない容器(袋)に放置しない事が大切です。餌の長期保存方法は、こちらの餌の酸化防止対策をご参考下さい。
【追記】
グリーンFで薬湯されているとのことなのですが、今回の症状の治療には適合しない薬品のため、却って苦しませるだけになってしまうかも知れません。できれば安静に看取ってあげていただければと思います。
2023年02月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する