🐡淡水フグQ&A - 淡水フグに関するご質問お答えします! -

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Last Modified: 2024/03/14(Thu) 21:28:50 RSS Feed

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No.45

20210914134629-sprite.jpg
Q:
飼育しているバイレイが1ヶ月近く餌を食べなくなりました。ピンセットでクリルを口元まで持っていってもそっぽを向き、嫌なのかじたばたと動き回ります。
今までは餌を求めて水面近くに来た時に、目視でクリルをお腹が少し膨れる程度与えていました。
痩せこけた様子は見られないですが、このまま餌を食べない状態が続くのかと思うと心配です。

バイレイ
2018年9月29日〜 飼育開始
現在12cm程の大きさ

飼育環境については
水槽 コトブキ レグラスフラット F-450low
W450×D300×H230mm(27L)
フィルター 外掛けフィルター テトラ AT-50
ろ材 テトラバイオパック

低床 カミハタ 水草と魚に優しい玉砂利 1cm程度
水草 ウォーターフェザーモス(ミニ流木付き)
ブセファンドラ
餌 テトラ クリル-E
水換え 週に一回 3分の2程度

水質データ
2021年 9月11日
テトラ テスト6in1にて測定
塩素 0
PH 6.4
炭酸塩硬度 7.2
総硬度 8
亜硝酸塩 0
硝酸塩 10

お忙しいところ大変恐縮ですが、答えていただけると嬉しいです。
宜しくお願い致します。

A:
フグが拒食する原因はストレスであることが多く、無理な混泳、間違った水質での飼育などがその主な原因となります。また、ビタミン不足による栄養面の低下も拒食につながります。

今回の拒食の原因は間違った水質での管理だと思います。
バイレイやメコンフグなどメコン水系に生息するフグはpH8.0-8.5くらいの水質で暮らしています。
バイレイが生息しているメコン川本流のpHと水温です。ご参考までにご覧下さい。
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メコン川本流に生息する淡水フグは、pHが7以下の弱酸性になると拒食に陥る場合が多いようです。
対策としましては、ろ過材や底砂にサンゴ片を使うなどしてpHが弱酸性に傾かないよう管理することです。

拒食したバイレイに一番効果的な餌はドバミミズです。
釣具屋や安いミミズは毒を持っているシマミミズである場合が多く、拒食したフグの餌としては不適正なので、ミミズを与える場合には種類に気を付けてください。




Q:
お忙しいところ答えていただきありがとうございました。
いただいたアドバイスを元に拒食から回復出来るよう環境を変えてみようと思います。

今回のQ&Aで更に聞きたいのですが、
サンゴはホームセンターで売っているような物で大丈夫なのでしょうか?
またどの程度入れたら良いのでしょうか?

度々で申し訳ありませんが、ご回答宜しくお願いします。

A:
サンゴ片はホームセンター、アクアショップで販売されているもので大丈夫です。
販売されているサンゴ片ですが、砂粒サイズはS,M,Lサイズとあります。
どれを使用してもpHを上げる事が出来ます。また、サンゴをいくら入れてもpHが上がり過ぎることはありませんので、
同水槽内に弱酸性で管理しなければいけない魚がいる場合を除き、量に関しては問題ないと思います。
ただし少量では効果が薄いと思いますので、思うようにpHが上がらない場合は徐々にサンゴ片を足してゆくとよいと思います。

20210914201626-sprite.jpg
珊瑚片Mサイズを使った使用例

〔 1377文字 〕 編集

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