Q&A0097:アベニーパファーの腫瘍

No. 97 , アベニーパファー,病気 , by 管理者 Icon of sprite
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Q:
アベニーパファーを1匹、他の魚と一緒に飼っています。2年くらいは何もなかったのですが、気がつくと顎に赤い吹き出物のような腫れがボッコリできていてだんだん目立つようになりました。まだ痩せたりはしていないのですが泳ぎが以前よりだいぶゆっくりになっている感じです。餌は食べたり食べなかったりです。治療法はあるのでしょうか。餌は1日1回冷凍アカムシ(クリーン赤虫ミニキューブ1つで全部の魚分)のみですが、ときどき別水槽で育てているレッドラムズホーンを水槽に投入しておやつにしています。

飼育期間:約2年
病気の症状:顎の右下に赤い吹き出物がボッコリ出ている
pH:6.8くらい
アンモニア、硝酸、亜硝酸の値:テトラテストで異常なし
水槽の大きさ:30×30センチキューブ 約25リットル
水温、水換えの頻度と量:水温28度 週1で8リットル程水換え
使っている濾過器の種類:ラクラクパワーフィルター L
混泳魚の有無:バジスバジス4匹、ラミーノーズ3匹、
 ヤマトヌマエビ6匹、コリドラスハブロースス2匹

A:
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アベニーパファーの顎下に出来る赤い腫瘍のような症状は以前から確認されており、どの個体も同じ位置に出来るようです。
寄生虫によるものか細菌によるものか原因は不明で、残念ながら治療方法は確立しておらず、急死はしないのでそのまま飼育を続けるしかありません。

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稀に悪化すると水ぶくれのように膨らみ、そうなると徐々に体力を奪われ死んでしまいます。

治療しなくても治ったという報告もありますので、水槽を出来るだけ綺麗に維持して経過を見守ってあげて下さい。

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