🐡淡水フグQ&A - 淡水フグに関するご質問お答えします! -

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Last Modified: 2024/03/14(Thu) 21:28:50 RSS Feed

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全年全月17日の投稿(時系列順)[8件]

2021年08月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

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Q:
先日テトラオドンファハカについて質問した者です。その節はありがとうございました。
続けての質問で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
冷凍のシーフードミックスを見かけたのですが、淡水フグに食べさせても問題ないでしょうか?
ちなみに中身ですが、原材料表示には、あさり、イカ、エビと表記されていました。

A:
スーパーのエビ(ブラックタイガー、バナメイエビ)のように養殖されたものは、冷凍・生であっても抗生物質を大量に与えて育てられているので、フグの餌としてはあまり好ましくないと思います。天然のアルゼンチンアカエビも安くてお刺身などがありますが、次亜塩素酸ナトリウムが防腐剤として使われているため、使用は避けたほうが無難かと思います。
問題のシーフードミックスですが会社によって使っているエビの種類が異なりますので、生産会社に問い合わせて養殖であるか、防腐剤には何を使用しているのか聞いてみると良いかも知れませんね。

私のおすすめは、桜エビや冷凍された淡水のスジエビなど抗生物質や防腐剤を使っていないエビを与えることです。
ただ、ファハカが成長すると小型のエビなどでは小さすぎるので、カエル、デュビアなども良い餌になります。
自然下で採集されたザリガニなども寄生虫が多いので、与える場合には冷凍されたものを使用されたほうが良いと思います。

〔 615文字 〕 編集

2021年09月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

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Q:
テデニーで1匹だけ背鰭を齧られたのかなくなってしまいました。食欲もあり元気に泳いでいるのですがその部分が白っぽいです。何か対処すべきでしょうか。

A:
鰭が齧られたくらいでしたら再生しますので、まずはサテライトでの隔離が望ましいです。
鰭の再生は薬を使わなくて叶いますが、もしもカビなどの付着によって綿のようなものが増えた場合は、隔離水槽で薬浴します。
アフリカの淡水フグの場合、薬品にあまり耐性がありませんので、薬の量は半分からスタートしたほうが望ましいです。

〔 264文字 〕 編集

2022年02月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

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Q:
バイレイの稚魚が餌(冷凍赤虫)をあまり食べなくなり1日の殆ど隠れていてたまに出てくると上下に機敏に行ったり来たりする様になりました。
終わるとまた急いで隠れるという感じです。

2日前までは餌もモリモリ食べよく泳ぎ元気いっぱいで何も問題はなかったです(ショウデテニーはとても愛嬌があり元気いっぱいです)

バイレイがそうなったのは私に原因があると思います。
というのは、ケータイカメラで20秒程動画撮影をした直後に肌色が黒ずみ私を見ると怯える?ようになった気がします。
それから隠れるようになり、餌も私と目が合うと食べるのをやめて離れると少し食べるという感じです。
食い付きはわるいです。

また元気な姿に戻るには焦らずなるべくストレスを与えぬようにしながら時間を掛けるしか無いのでしょうか?
何かアドバイスがございましたら是非よろしくお願い致します。

A:
仰る通り撮影によって驚き、一時的な人間不信に陥ってしまっているようですね。焦らず時間をかけて安心してもらい、信頼を取り戻してあげるしかないと思います。
とはいえ、どうしても可愛らしい姿は撮影したくなるものです。
カメラに慣れさせるには、毎度の給餌の際にカメラをわざと片手に持つなどフグに見せるようにして、餌(楽しみ)=カメラとインプットしてあげるのも有効です。
ビデオ撮影したい場合は、いつも三脚などでフグから見える位置にセットして置くのも良いですね。
ただ、今現在は怯えた状態だと思いますので、まずはそっとしておいてあげてください。
普段の様子に戻ったら、撮影機材に徐々に慣れさせることもできると思います。

〔 717文字 〕 編集

2022年03月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

Q&A0086:ファハカに与える餌の適量は?

No. 89 , ,ファハカ , by 管理者 Icon of sprite
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Q:
Q&A0078:馴れていないファハカの給餌方法にてファハカへの給餌について相談させていただいた者です。
その際には丁寧なご回答、誠にありがとうございました。

拙宅のファハカの個性や餌の好き嫌いなど理解、および私やファハカの慣れなども影響してか、その後状況は急速に改善しました。
現在では以前のようにおびえている感じもなくなり、空腹時には私を見かけると寄ってきてくれるようになりました。
ピンセットからの給餌も積極的に食べに来てくれるので安堵感と喜びが交々というところです。

さて、今回ご相談したいのは適切な給餌量です。

現在拙宅のファハカは以前ご相談した際よりもかなり成長し、全長12~13cm程度です。
日中夜間ともにあまり泳ぎ回ることもなく、お気に入りと思われる場所(ストレーナの下)でじっとしていることが多いです。
そのような現状にあって、現在主に給餌しているのが以下のものです。
 ・冷凍川エビ尾部(解凍):2~3cm、直径1cm行かない程度のもの1つ
 ・冷凍イカ切り身(解凍):2~3cm、幅5mm程度のもの2~3つ
 ・おとひめEP3:5粒~6粒
 ・カーニバル:5本~6本
上記のうち1つを1回に、1日2回組み合わせて与えています。
 ※ 例:朝に冷凍川エビ、夜にカーニバル5本、など

食べ終わった後でもファハカは餌を待ち構えている状況ですが、見た目にだいぶおなかが膨れているのでこれぐらいにしています。
ただ、この量が多いのか少ないのか、または適切なのかがわかりません。
現状明らかに太っている・痩せているという感じはありません。
そしてまだ成長途中であることもあり変に給餌制限をしない方が良いとも思いつつ、一方で与えすぎも毒である認識です。

つきましては、どの程度の量が適切かについてのご意見やご指摘をいただければ幸いと思い上記お伺いできればと考えております。
度々のご相談となり誠に恐れ入りますが、ご知見拝借できますと幸いです。
よろしくお願いいたします。

A:
現在与えられている餌は栄養素のバランスが優れており良好かと思います。
成長期に於いては仰る通りで、体長40㎝を越える頃までは給餌制限の必要はないかと思います。

現在お使いの水槽サイズがわからないのですが、もし運動量が足りないようでしたら、90x45x45cmくらいの水槽に移行してあげたほうが良いかも知れません。
毎分20リットルくらいの水中ポンプで水流を作り、寝場所として水流が緩和される岩で作った穴があるとよいと思います。

〔 1091文字 〕 編集

2022年08月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

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Q:
半年前からアベニーパファー3匹を単種飼育していて1匹が体調不良になりました。
GEXのラクテリア水槽にて冬はヒーター、夏は冷却ファンの28℃サーモスタット管理で、餌は1日に2回(朝/夜)冷凍赤虫をメインに給餌しています。
3匹のうち一番小さな個体で少し前までは餌の時間にアベニー同士で体当たりし合って餌の取り合いをしていましたが、ここ2か月ほどは体格も同等になり、餌も満足に食べていて喧嘩はありませんでした。
1週間ぐらい前から1匹が水面近くを漂うような動きが多く見られ違和感を感じました。顔面が半透明に腫れているような感じで膨張して、背ビレ付近の体表に見慣れない白いクレーターのような痕が増えており、写真ではわかりづらいですが、その白い痕ぐらいから尾びれにかけて身体が少し歪んでしまっています。
違和感を感じて2日間ほど顔面が膨張して食べづらそうにしてましたが餌は食べていましたが、症状が続いていたので20cmキューブ(6L)水槽(28℃管理)に隔離。その後転覆病の症状でお腹を上にしてひっくり返ったりコマのようにくるくると回転する症状もでてきてしまったため、塩水浴0.5%と絶食を始めて4日目になります。規定量の塩を加えた水替えを1回行っている状況です。
隔離して3日過ぎてから冷凍赤虫をチラつかせても食欲はなく絶食は続けています。投げ込みフィルターの水流で流されてしまわないようサテライトの中に入れてます。
体表も所々少しづつ荒れてきて凸凹が目立つようになってきてしまったのですが、これは細菌性な症状で薬欲が必要でしょうか?アベニーは鱗がないので薬の規定量よりも少量で行うという情報も調べて出てきました。現在グリーンFゴールド顆粒がストックあります。
このような場合はどのような対処をすればよいでしょうか?お分かりでしたら教えて頂けると幸いです。
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A:
ご提示いただいたお写真と症状説明から、恐らくエロモナス菌による浮腫みではないかと推測します。
塩水浴も病状によっては効果的なのですが、フグの種によっては逆にストレスとなり却ってエロモナス病にしてしまう場合がありますので注意が必要です。
現状からは塩水浴があまり効いていないようですので、薬浴に切り替えたほうが良いかと思います。

エロモナス菌に効く薬は、観パラDグリーンFゴールド顆粒です。
フグの鱗に関しては、ないという訳ではなく、ハリセンボンの様に鱗が短い針状に変化しています。
種によっては薬量を調節したほうが良い場合もありますが、アベニーパファーでしたら規定量で元気があるうちに完治させてしまうという選択もあります。

ただ、実際に観察したわけではありませんのであくまでお写真を見た印象になりますが、かなり弱っている様子でほぼ末期状態のように見受けられます。
あえて治療はせずに落ち着いた環境で余生を静かに送らせてあげるというのも一つの選択ですが、前述の通り、いちかばちか薬湯で回復を試みるのもひとつの手段です。
苦渋のご決断かと思いますが、飼い主様のご判断にお任せ致します。

〔 1309文字 〕 編集

2022年09月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

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Q:
ショウテデニィには突然死があると聞きましたが、何か予防方法がありましたら詳しく教えて下さい。

A:
ショウテデニィの突然死は、主に栄養素のDHA不足から発症する場合が多いように思われます。
淡水魚にはDHAを体内で生成する能力が備わっているのですが、海水魚はDHAを体内で生成する能力がないため、餌から摂取するしか方法がありません。
おそらくショウテデニィの祖先は海から淡水に生息環境を移すときにDHAを体内で生成する能力が不十分なまま、淡水化したのだと推測しています。
ショウテデニィの生息している場所にはDHAをふんだんに含んだ餌が多いので、DHAを体内生成する能力が不十分であっても生息が可能だったのではないかと推測しています。

DHAとは油の一種なのですが非常に酸化しやすいので管理方法が重要です。
主におとひめSシリーズを与える事によりショウテデニィに必要不可欠なDHAを接種させることが出来るのですが、そのまま1か月以上、通常気温の場所に放置しておくとDHAは酸化してしまいます。
またヤフオク等のオークションで販売されているものは個人出品ため開封日や保存状態が不確かですので、信頼の出来るお店などから購入する事をお勧めいたします。
それを防ぐための方法をご紹介します。

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おとひめを長期保存する場合は真空の容器に入れられる事をお勧めします。
ただし真空のビニール袋ではやや効果は弱いので、写真のような丈夫な真空保存容器に入れ、空気を限界まで抜きます。
さらに脱酸素剤乾燥剤を入れておくとより効果的です。

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使用するおとひめは1-2週間で使い切る分だけを取り分け、ビニールやガラスの容器に入れるのではなく、アルミのジップロックに入れる事を推奨します。
アルミは酸素と非常に結び付きやすい性質のため、中に入れたものを酸化から守ってくれます。
こちらにも脱酸素剤乾燥剤を入れておくとより効果的です。

〔 840文字 〕 編集

2023年05月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

Q&A0148:アベニーパファーの腫瘍

No. 148 , アベニーパファー,病気 , by 管理者 Icon of sprite
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Q:
我が家のアベニーパファーで目の際が白くかさぶたみたいになっている子がいます。
2ヶ月程前からあったのですが、最初は小さく噛まれたのな?位でしたが、段々範囲が大きくなってきてこのままでは目まで侵食してしまうのではと心配です。
食欲は旺盛でとても元気に泳いでいます。
綿棒などでとってあげた方がいいのか、もしくは薬浴等をした方がいいのか迷っています。
水温は26℃を保っており、エアレーションも常にしております。
35匹ほどのアベニーパファーと混泳させておりますが、この様な症状の子はこの子だけです。
なにかできることはありますでしょうか?
個人的な相談で大変恐縮です。
画像も送信しますので、なにか分かれば幸いです。
宜しくお願い致します。
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A:
見たところ腫瘍のようです。悪性か良性かはわかりませんが、放置すると腫瘍はどんどん大きくなり生体にも良くないと思います。
よって切除したほうが良いと思います。
切除にはプラモデル用のモデラーズナイフなどを使うと切除しやすいと思います。
白い部分を切除して穿(ほじく)り出す感じです。出来る限り白い部分を残さないほうが良いと思います。
切除しても血液はほとんど出ないと思いますので、ご安心ください。

切除後は、ヨウ素などで傷跡を殺菌、腫瘍の再発を抑えるために水槽にビワの種の粉末を入れます。
水槽にうっすら色が着くぐらいビワの種の粉末を入れます。水換えの度に行います。
ただ私もまだ検証しておらず、不確定な治療方法ですので無理にお勧めはしません。
ビワの種に含まれるアミグダリンという成分を使った治療方法になります。
ビワの種の粉末がない場合は杏の種でも代用できます。杏の種は、杏仁豆腐の原材料にもなっています。

◆切開しない場合の腫瘍の治療法
乾燥した琵琶の葉を、腫瘍が出来たフグの水槽に水量10㍑あたり1枚ほど常時入れておきます。(なければ琵琶の葉茶で代用可能)
あとはフグにアミグダリンを服用させなければいけないのですが、北杏の種子の乾燥スライスを5枚ほど少量の水に数時間浸し白く白濁させます。その白濁した水の中にイトミミズを一晩入れておきイトミミズにアミグダリンを吸収させます。
アミグダリンを吸収させたイトミミズを腫瘍のできたフグに与える事で間接的に摂取させる事が可能です。
北杏と南杏を販売していますが、アミグダリンをより多く含む北杏をおすすめします。

北杏の種子の乾燥スライス
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〔 1047文字 〕 編集

2023年10月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

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Q:
ショウテデニィについて相談させてください。
先日購入させて頂いた2匹の内1匹が混入したラムズホーンを食べてしまったようで、おとひめの食い付きが悪くなってきました。
何か対処方法などあれば教えて頂きたいです。よろしくお願い致します。

A:
残念ながら有効な対処方法というのはないのが現状です。フグの拒食は頑固で、餓死するまで何も食べない場合もあります。
今後の対策ですが、ラムズホーンは水槽から取り除き、おとひめを良く食べる個体と混泳させて、仲間が食べるのを見せてまた餌付けるのが一番良いかと思います。
またおとひめ以外の人工飼料を与えた場合にも、おとひめを食べなくなる可能性もありますのでお気を付けください。
ショウテデニィの人工飼料にはおとひめを推奨していますが、人工飼料ならどこのメーカーの餌でも良いわけではなく、栄養成分や栄養を常温で長期間保つ技術など千差万別です。
そのためにもショテデニィには、おとひめ以外の人工飼料を与えることはあまりおすすめしません。

〔 469文字 〕 編集

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