🐡淡水フグQ&A - 淡水フグに関するご質問お答えします! -

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Last Modified: 2024/03/14(Thu) 21:28:50 RSS Feed

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カテゴリ「アベニーパファー」に属する投稿(時系列順)[10件]

Q&A0022:痩せたアベニーパファー

No. 22 , アベニーパファー,混泳 , by 管理者 Icon of sprite
20210730111019-sprite.jpg
Q:
アベニーパファーの体型について相談です。

アベニーパファーを3匹、単種飼育しています。
そのうち1匹がかなり痩せてしまっていて悩んでいます。

餌はクリルグラニュールパファー、バイブラバイツをメインに与えており、たまに冷凍アカムシを与えています。
どれもしっかりと食べています。

給餌は1日2回、3匹とも食べ残しが出るまで与えています。
給餌後はお腹だけがポコンと膨らむ状態です。

一度痩せてしまった個体はふっくら体型にするのは難しいでしょうか?

お忙しいなか恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。

A:
フグの複数飼育で1匹だけ痩せるということは、何かしら上下関係に問題があった場合が多いので
喧嘩の有無関係なく、痩せている個体を隔離ケースなどに退避させてあげ、餌をどれだけ食べているのか確認することが重要です。
また普段より餌を多目に与え、イトミミズやミジンコなど食いつきがよい餌をレパートリーに加えてあげると良いでしょう。

また、飼育期間が書かれていませんでしたので推測になりますが、
長期間飼育された個体は加齢により胃腸の吸収が弱くなり痩せるという症状が見られます。
また寄生虫によっても痩せる事があります。
寄生虫は水草などについた巻き貝(サカマキガイやモノアラガイ)等から寄生します。
もし以上の2点が原因の場合、残念ながらいずれも対処方法がないので、
通常通りのお世話を続けて見守ってあげるしかないと思います。

水質やフグの年齢等、もう少し詳細がわかれば何かわかるかも知れませんが、
現時点でお寄せいただいた情報からですと、考えられることは以上になります。

〔 718文字 〕 編集

Q&A0056:アベニーパファーの喧嘩

No. 57 , アベニーパファー,混泳 , by 管理者 Icon of sprite
20210730111019-sprite.jpg
Q:
現在アベニーパファーを飼育しています。喧嘩が絶えず、その影響か顎の下から出血したり膨らんだままなくなっていたりする子がいます。
水草は入れていますが他に良い方法はありますか?また、好みの水質などはありますか?

A:
アベニーパファーは見かけの可愛さに反して、気性の荒いオス個体がいた場合、他の弱いオスをすべて攻撃してしまうケースがあります。
特に繁殖行動中となるとオスの気性はさらに荒くなり、その攻撃は相手を殺してしまうほどで、そういった場合は隔離することをおすすめします。
しかしながら気性の荒いオスもメスには攻撃しない傾向がありますので、アベニーパファーを飼育する場合は1匹のオスに複数のメスを飼う事が理想的です。
ただしメスと一対一の場合は、執拗に繁殖行動を行いメスを弱らせてしまうというケースもありますので、注意が必要です。

アベニーパファーは、水草、流木などの障害物を増やしても喧嘩防止になりにくい場合が多く、混泳対策が難しいフグです。仲が良かったオス同士でも、いざ繁殖行動をとるようになれば、攻撃に転ずることも少なくありません。

水質は、多少なら弱アルカリや酸性に傾いても問題ないので、中性を維持しつつ極端にいずれかに傾け過ぎない程度が良いと思います。

〔 559文字 〕 編集

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Q:
アベニーパファーの拒食について質問です。
1年半ほど幅34×奥行17.5×24のオールインワン水槽で飼育しているアベニーパファーが急に今まで食べていた冷凍アカムシを食べなくなってしまい、6日が経ちました。餌が欲しいようで近寄ってくるのですが、アカムシを差し出しても餌だと認識していないようで食べてくれません。今日ブラインシュリンプを与えてみたのですが、口に入れるものの吐き出してしまいます。このような状況で試せる方法はありますでしょうか?また、試して見る価値のある餌はあるでしょうか?お忙しいところ恐れ入りますが、答えて頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。
追記:見た目からは病気があるようには見えず、泳ぎ方も異常はないようです。

- 追加情報1 -
今まではヒカリのクリーンアカムシミニキューブを溶かしてそのまま与えてきました。他に添加はしていません。
今朝1本だけアカムシを食べてくれましたが、その後は食べないようです。
追加の情報として、水温は27°C(水温計の正確性を鑑みるとプラスマイナス0.5°C)です。また、給餌は朝夜2回です。

- 追加情報2 -
関係があるのか判断はできないのですが水質で一つ思い当たったことがあります。それは、今まで水道の原水をカルキ抜きして換水していたのを、最近になって浄水をカルキ抜きして換水するようになった事です。餌をあまり食べなくなった時期とピッタリ被っている訳では無いのですが、これも何かしらのストレッサーになっているのでしょうか?もし思い当たる点がございましたら明日でも構いませんのでお返事頂けるとありがたいです。よろしくお願いします。

A:
拒食の原因は、浄水した水にカルキ抜きを使用されたことによるものだと思われます。
カルキ抜き剤の成分である【チオ硫酸ナトリウム】は、熱帯魚にとっては有害です。
カルキの入った水道水に使う分にはカルキと中和して無害なのですが、浄水した水にはカルキが入っていないため、カルキ抜き剤を使った場合、中和されずにカルキ抜き剤の成分である【チオ硫酸ナトリウム】が残ってしまいます。

対処方法ですが、水槽の水を半分交換、次の日も半分交換して、水槽内の【チオ硫酸ナトリウム】の残量を減らしていきます。その後は通常通りの管理で大丈夫だと思いますが、今後は浄水した水にはカルキ抜きの使用は厳禁ですので、お気を付けください。

〔 1039文字 〕 編集

Q&A0097:アベニーパファーの腫瘍

No. 97 , アベニーパファー,病気 , by 管理者 Icon of sprite
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Q:
アベニーパファーを1匹、他の魚と一緒に飼っています。2年くらいは何もなかったのですが、気がつくと顎に赤い吹き出物のような腫れがボッコリできていてだんだん目立つようになりました。まだ痩せたりはしていないのですが泳ぎが以前よりだいぶゆっくりになっている感じです。餌は食べたり食べなかったりです。治療法はあるのでしょうか。餌は1日1回冷凍アカムシ(クリーン赤虫ミニキューブ1つで全部の魚分)のみですが、ときどき別水槽で育てているレッドラムズホーンを水槽に投入しておやつにしています。

飼育期間:約2年
病気の症状:顎の右下に赤い吹き出物がボッコリ出ている
pH:6.8くらい
アンモニア、硝酸、亜硝酸の値:テトラテストで異常なし
水槽の大きさ:30×30センチキューブ 約25リットル
水温、水換えの頻度と量:水温28度 週1で8リットル程水換え
使っている濾過器の種類:ラクラクパワーフィルター L
混泳魚の有無:バジスバジス4匹、ラミーノーズ3匹、
 ヤマトヌマエビ6匹、コリドラスハブロースス2匹

A:
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アベニーパファーの顎下に出来る赤い腫瘍のような症状は以前から確認されており、どの個体も同じ位置に出来るようです。
寄生虫によるものか細菌によるものか原因は不明で、残念ながら治療方法は確立しておらず、急死はしないのでそのまま飼育を続けるしかありません。

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稀に悪化すると水ぶくれのように膨らみ、そうなると徐々に体力を奪われ死んでしまいます。

治療しなくても治ったという報告もありますので、水槽を出来るだけ綺麗に維持して経過を見守ってあげて下さい。

〔 705文字 〕 編集

Q&A0111:アベニーパファーの拒食

No. 111 , アベニーパファー,拒食 , by 管理者 Icon of sprite
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Q:
1ヶ月程前からアベニーパファーを飼育しています。15cm×15cmのかなり小さめの水槽で2匹飼っていたのですが1匹はすでに拒食で亡くなってしまいました。
残った1匹は気性が荒く餌は何でも沢山食べていたのですが、2,3日前から食べようとはするのですが口に餌を入れると口の中を激しくごぼごぼしながら吐き出すようになりました。
それからだんだん食べなくなり背中がぺたんこになってしまいました。今は元気がなく底でじっとしていることが多く、泳ぐ時もぼーっとしている状態です。
顎に何か詰まっているのでしょうか。口にカビが生えているようには見えないです。体が痩せてしまったからなのか、顔が重く砂利の上に顎を乗せて休ませているような状態です。
病気かどうかもわからないので薬などを使うべきなのか、どう助けてあげればいいのかわからず困っています。

A:
恐らく小型水槽での飼育による水質の変化で、いろいろな不調が生じたのだと思われます。

まずは、30㎝キューブ水槽くらいの水槽に移し替えてあげて、2~3日に1回、水質検査薬で水質を検査、主にアンモニア濃度やpH等に異常がないかを調べます。もし異常があれば少量ずつ換水してください。ただ30㎝水槽は最低ラインの水槽の大きさですので、60㎝水槽と比べると魚の病気や落ちやすさはぐんと上がってしまいます。

小型の水槽は水量が少なく(2-3ℓしか入りません)環境の変化が激しいのでかなり上級者向けの水槽になります。なぜかと言いますと小型水槽は環境の変化が起こりやすく、急に水質や水温が変わったりするためです。めまぐるしい環境の変化は、魚にとってストレスや病気の原因になります。

例えば15cm水槽と60㎝水槽に墨汁を数滴垂らして、色が黒く染まりやすいのはどちらかと言えば、当然水量の少ない小型水槽のほうです。この墨汁がもしも毒だったならば、濃度が高くなる小型水槽の魚のほうが、よりダメージを受けやすいということになります。
魚を飼育していると、糞や食べ残した餌などは魚にとって有害な毒になってしまうため、小型水槽ではその影響を受けやすいのです。
また、水温も水量の少ない小型水槽の場合、水が温まりやすく冷めやすいので部屋のクーラーを消したり付けたりするだけで水温が変化しがちです。
その変化に人間は対応できますが、魚は対応できずにストレスとなり病気に発展します。

15㎝水槽と比べて30㎝キューブ水槽以上の水槽で飼育すれば、死んだり病気になったりする事はぐんと減ります。
今のままの15㎝水槽での飼育を続けると、今回の病気が治ってもまた病気になってしまいますので、まずは水槽を大きくして、ろ過をきちんと立ち上げてあげる事が大切です。

餌はアベニーパファーの食いが良い、活きイトメ(イトミミズ)かタマミジンコを与えます。タマミジンコはヤフーオークション等で安く売られています。
食欲が戻りアベニーのお腹が膨れてきたら、普通の餌に戻します。

〔 1262文字 〕 編集

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Q:
半年前からアベニーパファー3匹を単種飼育していて1匹が体調不良になりました。
GEXのラクテリア水槽にて冬はヒーター、夏は冷却ファンの28℃サーモスタット管理で、餌は1日に2回(朝/夜)冷凍赤虫をメインに給餌しています。
3匹のうち一番小さな個体で少し前までは餌の時間にアベニー同士で体当たりし合って餌の取り合いをしていましたが、ここ2か月ほどは体格も同等になり、餌も満足に食べていて喧嘩はありませんでした。
1週間ぐらい前から1匹が水面近くを漂うような動きが多く見られ違和感を感じました。顔面が半透明に腫れているような感じで膨張して、背ビレ付近の体表に見慣れない白いクレーターのような痕が増えており、写真ではわかりづらいですが、その白い痕ぐらいから尾びれにかけて身体が少し歪んでしまっています。
違和感を感じて2日間ほど顔面が膨張して食べづらそうにしてましたが餌は食べていましたが、症状が続いていたので20cmキューブ(6L)水槽(28℃管理)に隔離。その後転覆病の症状でお腹を上にしてひっくり返ったりコマのようにくるくると回転する症状もでてきてしまったため、塩水浴0.5%と絶食を始めて4日目になります。規定量の塩を加えた水替えを1回行っている状況です。
隔離して3日過ぎてから冷凍赤虫をチラつかせても食欲はなく絶食は続けています。投げ込みフィルターの水流で流されてしまわないようサテライトの中に入れてます。
体表も所々少しづつ荒れてきて凸凹が目立つようになってきてしまったのですが、これは細菌性な症状で薬欲が必要でしょうか?アベニーは鱗がないので薬の規定量よりも少量で行うという情報も調べて出てきました。現在グリーンFゴールド顆粒がストックあります。
このような場合はどのような対処をすればよいでしょうか?お分かりでしたら教えて頂けると幸いです。
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A:
ご提示いただいたお写真と症状説明から、恐らくエロモナス菌による浮腫みではないかと推測します。
塩水浴も病状によっては効果的なのですが、フグの種によっては逆にストレスとなり却ってエロモナス病にしてしまう場合がありますので注意が必要です。
現状からは塩水浴があまり効いていないようですので、薬浴に切り替えたほうが良いかと思います。

エロモナス菌に効く薬は、観パラDグリーンFゴールド顆粒です。
フグの鱗に関しては、ないという訳ではなく、ハリセンボンの様に鱗が短い針状に変化しています。
種によっては薬量を調節したほうが良い場合もありますが、アベニーパファーでしたら規定量で元気があるうちに完治させてしまうという選択もあります。

ただ、実際に観察したわけではありませんのであくまでお写真を見た印象になりますが、かなり弱っている様子でほぼ末期状態のように見受けられます。
あえて治療はせずに落ち着いた環境で余生を静かに送らせてあげるというのも一つの選択ですが、前述の通り、いちかばちか薬湯で回復を試みるのもひとつの手段です。
苦渋のご決断かと思いますが、飼い主様のご判断にお任せ致します。

〔 1309文字 〕 編集

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Q:
飼育しているフグが病気になってしまいました。他のフグに気後れしていたので、混泳によるストレスが原因かと思います。
同じ水槽の内側に隔離ケースをくっつけて隔離しながら様子を見ていましたが、病気の症状が出てしまいました。
初期症状がエロモナスのようだったので、エルバージュエースを使用しましたが11日以降の症状が見たことない症状だったので、適切な治療ができているか自信がなくアドバイスをいただきたいです。よろしくお願いいたします。
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■飼育期間:2021年9月24日〜(約1年間)
■病気の症状(外傷がある場合は出来るだけ鮮明な患部の写真)
〇資料
https://drive.google.com/drive/folders/1...

〇経過
2022年10月10日
・背びれから尾ひれに向かって、血管が1本浮き出ている
・尾ひれ上部一部分が若干白濁している

〜エルバージュエースで薬浴を開始。水温は下げておらず、26.5度前後〜

2022年10月11日
・尾ひれの白濁部分の広がりはないが、白濁がひどくなるとともに血がにじんだような感じになる。

■pH、6.4
■アンモニア、不明
■硝酸、10㎎/l
■亜硝酸、0㎎/l

■水槽の大きさ
45㎝規格水槽

■水温、水換えの頻度と量
水温26℃
水槽の3分の1を週1回換水
水質検査の結果が悪くなければ、2週間に1回3分の1換水

■使っている濾過器の種類
外掛けフィルター テトラAT-50

■混泳魚の有無(種類と数)
アベニーパファー15匹
コリドラスハブロースス3匹

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【補足情報】
治療を開始する際に、他にも同じ水槽にいた病気のフグが見つかったので昨日まで5l水槽に3匹セパレートで区切って薬浴していました。
(他の子は初期尾ぐされでヒレが少し白く、初期エロモナスっぽい感じで赤い点が1つ出ていました。)
水温は26.5前後で、換水は薬浴2日目にゴミを取りながら1/3程度1回行い、以後も毎日ゴミは取りながら換水は2日に1回行う予定でした。

今回ご相談した子だけ症状が悪化した気がしたので昨日1l入る小型の水槽に移動させまして同様に水温を26.5前後でキープしています。
換水の頻度はまだ決めていません。

尾ぐされ病であればヒレの先から白くなると経験から思っていたのですがいきなり根本から白濁しはじめました。
よろしくお願いします。

A:
症状と画像を拝見するに、仰るように運動性エロモナス症の可能性が高いと思います。
エロモナス症でしたら治療方法は現在行われている方法で問題なさそうですが、参考までにうちで行っているエロモナス治療を紹介致します。

まず容器は頻繁に移動させるために、バケツ、コンテナボックスなどの割れにくく壊れにくい容器を用います。
容量は10㍑のものを2つ用意します。
10㍑と限定したのは、10㍑が水温や水質変化の起きにくい最低ラインの容量であるためです。
治療中に水質や水温が変化することは病魚にとって一番辛いことで、病気が悪化したり場合によっては治療で落としてしまう場合もあります。

使用する水は、水槽の水ではなく水道水に水合わせして治療を始めます。水道水に水合わせする理由は、次の日から水合わせの必要が無くなりいきなり新しい水に投入出来るようにするためです。
容器を2つ用意したのは、毎日容器を交換して洗浄するためです。

換水する際は、2つ目の新しい(交換先)容器に水道水を入れ薬を適量投入し、水温合わせが完了したら水合わせなしで病魚を移動します。
治療後の容器はお湯などでしっかり洗浄し、次の日の交換先容器としてまた使用します。
出来るだけエロモナス菌が少ない環境で治療するためです。

これを完治するまで毎日繰り返します。
水道水は水質の変化が少ないので水温合わせのみを慎重に行えば、病魚の水質・水温変化のストレスを最低限に抑えることができます。

あとは治療中に飛び出す心配があるので蓋をしっかりすること、照明はなくしてシートなどを被せて薄暗い環境で治療したほうが病魚が落ち着くので良いでしょう。

〔 1748文字 〕 編集

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Q:
アベニーパファーを飼育予定です。
他の熱帯魚は飼っております。

フグを飼育するのは初めてです。
混泳させるつもりはありませんが、同種で数匹同じ水槽で飼育するつもりです。

1:フィルター等のオススメがあれば教えていただきたいです、調べた所水流に弱い等の記事をみました。

2:東南アジアが原産地との事ですが、カマラヌスに寄生されている確率はどの程度でしょうか。

その他、注意点等あれば教えていただきたいです。

A:
フィルターは魚の数や水槽の大きさ、水換えの頻度などで変わってきますので一概にこれが良いとは言えません。飼育スタイルに合ったものを選ぶと良いと思います。
ちなみにうちではアベニー水槽に投げ込み式フィルター、スポンジフィルターを使っています。

水流に関してはフィルターに水流をコントロールする機能が付いているかと思います。水流が強すぎると思った場合は弱めると良いと思います。ただ弱くすると、ろ過能力は低下します。
また水流は流木や水草、シェルターなどの設置で緩和させる事も可能です。

カマラヌスは野生から入ってくるケースはほとんどなく、どちらかというと繁殖業者や飼育を放棄した飼い主からの引き取りなどで入ってくるケースのほうが多いのではないかと思います。
それが飼育器具の使い回しで店の魚に感染しているのではないかと私は推測しています。
カマラヌスが寄生している確率については、ショップの方でもわからないと思いますしお答えすることができません。

〔 665文字 〕 編集

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Q:
I was speaking to my regular aquarium staff and the girl mentioned that it is likely you have some experience or knowledge of a condition that some of my pea puffers have developed – some from a young age. The symptom noticed is a red lump on the puffers neck (or throat area) and it starts small and grows quite large. I have tried various medications unsuccessfully. I can’t tell if the issue is a parasite or some kind of bacterial infection.
One of my tanks has about 40 pea puffers in it, 1 adult fish has the issue and at least 3 of the juveniles have it. One of the previous adults had the issue and she passed away recently at only 1 year old. I have noticed that just about all of them seem to be female. (I don’t know if that is relevant).
Can you recommend any specific medications for this issue that i can try?

私はアクアショップのスタッフと話し、私のメスのアベニーパファー(若い頃から発症した病気)について、あなたは何らかの経験や知識を持っている可能性があると聞きました。
症状としてはフグの頭部(または喉の部分) にできる赤いしこりで、最初は小さく、その後かなり大きくなります。
私はさまざまな薬を試しましたが 問題が寄生虫によるものなのか、それともある種の細菌感染によるものなのかはわかりません。

私の水槽の1本に約40匹のアベニーパファーがいますが、成魚 1 匹にこの問題があり、幼魚のうち少なくとも 3 匹に症状があります。
以前の成魚の一人もこの問題を抱えており、そのメスは最近わずか 1 歳で亡くなりました。 ほぼ全匹がメスであることに気づきました。 (それが関係あるかどうかはわかりません)。
この問題に対して試してみることのできる具体的な薬をお勧めできますか?
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Q:
C. travancoricus has been identified with red tumors under the jaw. It can occur in males as well as females.
The cause has not been identified, but it has recently been discovered that a component in betel nut powder may alleviate the symptoms.
Change the water once a week and add 1g of betel nut powder per 10 liters each time.
Betel nut powder is also used as a deworming medicine for humans.

C.travancoricusの顎の下辺りに出来る赤い腫瘍は確認されています。メスだけではなくオスにも発症する事はあります。
原因は特定されていませんが、ビンロウヤシの粉の成分がその症状を緩和する可能性があるのではないかと最近解かってきました。
1週間に1度水換えをして、その都度、ビンロウヤシの粉を10㍑あたり1g投与します。
ビンロウヤシの粉は人用の虫下しの薬としても利用されています。


追記:
Q:
Thank you kindly for your response. I have been trying to find Betel Nut powder but it appears to be illegal
in Australia. Since my email to you in May , i have around 30 or so pea puffers with the same problem now.
Some have already died from it. Have you known of any successful testing of Betel nut 'leaf' as an alternative
for me to try?
As you can see by the number of my affected fish , this is becoming quite a major issue for my Pea Puffers.
I appreciate any further assistance /suggestions you have.

ご回答ありがとうございます。ビンロウヤシの粉末を見つけようとしているのですが、オーストラリアでは違法なようです。現在30匹ほどのアベニーパファーが同じ問題を抱えています。
何匹かはすでに死んでしまいました。代用品としてビンロウヤシの "葉 "のテストに成功したものをご存知ですか?また試したことがありますか?
罹患魚の数でお分かりのように、これは私のアベニーパファーにとってかなり大きな問題になりつつあります。よろしくお願いします。

A:
In Japan, on the other hand, it is difficult to obtain leaves.
The leaves are probably not very effective and cannot be used as a treatment.

Finding new treatments takes time and money. We are currently experimenting with new reagents.

一方、日本では葉の入手が難しい。
葉はおそらくあまり効果がなく、治療には使えない。

新しい治療法を見つけるには時間とお金がかかる。私たちは現在、新しい試薬を試しているところです。

回答に満足されましたら任意ですがコーヒー代くらいの募金をお願いしております。
DeepL翻訳などを使う経費として使わせて頂きたいと思います。

If you are satisfied with the answers, we ask for a voluntary donation of about the cost of a cup of coffee.
We would like to use the money to cover the cost of using DeepL translations, etc.

〔 3176文字 〕 編集

Q&A0148:アベニーパファーの腫瘍

No. 148 , アベニーパファー,病気 , by 管理者 Icon of sprite
20210730111019-sprite.jpg
Q:
我が家のアベニーパファーで目の際が白くかさぶたみたいになっている子がいます。
2ヶ月程前からあったのですが、最初は小さく噛まれたのな?位でしたが、段々範囲が大きくなってきてこのままでは目まで侵食してしまうのではと心配です。
食欲は旺盛でとても元気に泳いでいます。
綿棒などでとってあげた方がいいのか、もしくは薬浴等をした方がいいのか迷っています。
水温は26℃を保っており、エアレーションも常にしております。
35匹ほどのアベニーパファーと混泳させておりますが、この様な症状の子はこの子だけです。
なにかできることはありますでしょうか?
個人的な相談で大変恐縮です。
画像も送信しますので、なにか分かれば幸いです。
宜しくお願い致します。
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A:
見たところ腫瘍のようです。悪性か良性かはわかりませんが、放置すると腫瘍はどんどん大きくなり生体にも良くないと思います。
よって切除したほうが良いと思います。
切除にはプラモデル用のモデラーズナイフなどを使うと切除しやすいと思います。
白い部分を切除して穿(ほじく)り出す感じです。出来る限り白い部分を残さないほうが良いと思います。
切除しても血液はほとんど出ないと思いますので、ご安心ください。

切除後は、ヨウ素などで傷跡を殺菌、腫瘍の再発を抑えるために水槽にビワの種の粉末を入れます。
水槽にうっすら色が着くぐらいビワの種の粉末を入れます。水換えの度に行います。
ただ私もまだ検証しておらず、不確定な治療方法ですので無理にお勧めはしません。
ビワの種に含まれるアミグダリンという成分を使った治療方法になります。
ビワの種の粉末がない場合は杏の種でも代用できます。杏の種は、杏仁豆腐の原材料にもなっています。

◆切開しない場合の腫瘍の治療法
乾燥した琵琶の葉を、腫瘍が出来たフグの水槽に水量10㍑あたり1枚ほど常時入れておきます。(なければ琵琶の葉茶で代用可能)
あとはフグにアミグダリンを服用させなければいけないのですが、北杏の種子の乾燥スライスを5枚ほど少量の水に数時間浸し白く白濁させます。その白濁した水の中にイトミミズを一晩入れておきイトミミズにアミグダリンを吸収させます。
アミグダリンを吸収させたイトミミズを腫瘍のできたフグに与える事で間接的に摂取させる事が可能です。
北杏と南杏を販売していますが、アミグダリンをより多く含む北杏をおすすめします。

北杏の種子の乾燥スライス
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〔 1047文字 〕 編集

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